お金を考え、人生を豊かに:原田ひ香「三千円の使いかた」
きょうは原田ひ香さんの「三千円の使いかた」(中公文庫)を紹介します。おもしろかった本の紹介ならホビーの記事でしょうし、内容からすればマネーの記事がふさわしいか…
きょうは原田ひ香さんの「三千円の使いかた」(中公文庫)を紹介します。おもしろかった本の紹介ならホビーの記事でしょうし、内容からすればマネーの記事がふさわしいか…
きょうはブライアン・セルズニックの「ユゴーの不思議な発明」(原題:The Invention of Hugo Cabret)を紹介します。映画にもなったので、…
きょうは恩田陸さんの「常野物語」シリーズを紹介します。ゼナ・ヘンダースンを取り上げた時に「次は常野物語を」と思い定め、シリーズ3冊を再読したため、すこし間が空…
前回記事(お願い・お願い・わたし:川上健一「翼はいつまでも」)に引き続いて、もういちど川上健一氏の「翼はいつまでも」を取り上げます。きょうは本の表紙にもなって…
以前の記事でビートルズの名曲を素材にした伊坂幸太郎氏の「ゴールデンスランバー」を取り上げました(ゴールデンスランバーは「帰るべき故郷」のお話)。きょうご紹介す…
きょうご紹介するのは、ゼナ・ヘンダースンの「なんでも箱」(原題: The Anything Box)です。作者が学校教師だっただけに、子どもを見つめる眼差しの…
「ディック的悪夢」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? アメリカのSF作家フィリップ・K・ディック(1928-1982)が自身の小説で繰り返し描写した「現…
きょうご紹介するのはアメリカのSF作家ジョン・ヴァーリィの「PRESS ENTER■」です。雑誌に発表されたのが1984年ですから、かれこれ40年近く前の小説…
きょうご紹介するのは、トム・ゴドウィン「冷たい方程式」(原題:The Cold Equations)です。あまりに有名なSF短編で多くの方が紹介文を残している…
「物語にはいつも”結末”があるとは限らない。追われるように息をつめて読み進むと、いよいよクライマックス、というところでフッと終ってしまう。謎は謎のまま残り、読…
きょうは大好きな小説で、映画、そして音楽である「ゴールデンスランバー」について書きます。「ゴールデンスランバー」は、2008年に新潮社から刊行された伊坂幸太郎…
きょうご紹介するのはウォルター・テヴィスの「ふるさと遠く」(原題:Far From Home)です。文章を書いていて思うのは、実体のないものを表現するのって、…
前回記事(おとといは兎をみたわ。きのうは鹿、今日はあなた)のロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」に続いて、きょうも好きな短編小説の紹介です。今回はとても有名なフ…
本国のアメリカでは、生前もぜんぜん有名じゃなかったし、死後はすっかり忘れ去られてしまったのに、なぜか日本では、ひそかなファンが今もずっといるという不思議なSF…
かつて「読書の快楽」という文庫本のシリーズがありました。いろいろな評者がお勧めの小説を短文で紹介するガイドブック本で、これを頼りに本を探索したものでした。きょ…