楽天証券のアプリ「iGrow」より、配当金の入金通知が届きました。高配当株や株主優待株の長期保有を主軸とする投資家にとって、年間配当金額の把握は資産管理の要となります。本記事では、筆者が実際に活用している方法やSBI証券の新アプリ「SBI証券Plus」との比較を画像付きで解説します。(2026.3.28)
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iGrowによる配当通知機能と年間配当推計の利便性
iGrowアプリから届いた配当金通知を受けて、Growアプリを開くと、800株保有するINPEX(1605)の配当金3万1874円と、この時点では1000株保有分のウィルズ(4482)の配当金5180円などが銀行に振り込まれました(画像1)
画像1=iGrowの配当金通知。スマホの通知をONにしていれば、スマホにも通知してくれます
毎回思うのですが、この「他、計〇件」というまとめ方は何とかなりませんかねえ……。
これでは結局はメールで確認するしかありません(画像2)
画像2=メールには全銘柄書いてあります
ただ、文句は言いつつも、iGrowが優れていると思うのは、保有銘柄から年間の配当金額を推計してくれるところです。
わたしの楽天証券の保有銘柄で、年間の税引き後の配当金額は208万円余りということです(画像3)
画像3=iGrowは保有銘柄から年間配当予想額を表示してくれます
iGrowは、毎月受け取る配当金額の推計も出してくれます。6月と12月が圧倒的に多いのですが、3月もそれなりです(画像4)
画像4=iGrowは毎月の配当予想額が棒グラフで表示されます
SBI証券Plusとの比較で見えた配当予測機能の課題
実は、この機能は、SBI証券が鳴り物入りで始めた新アプリ「SBI証券Plus」にはありません。
SBI証券Plusを起動させると、iGrowと同じ配当金額を示すタグがありますが、表示されるのは実績値ーー実際に配当金を支払った分だけが表示されます(画像5)
画像5=SBI証券Plusの配当金表示はiGrowと似ているが、表示されているのは実際に払った実績値のみ。せっかく苦手なUIで頑張っているのに惜しい!
表示期間をチューニングできるので、2026年1月1日からきょう(3月28日)までと、1月1日から12月31日までと、どちらも表示してみましたが、金額は同じでした。
この点はiGrowのほうが優れていると言わざるを得ません。
複数口座を合算管理する「配当管理」アプリの併用
楽天証券とSBI証券を合算した年間配当金額を知りたければ、それは別のアプリーーわたしの場合は「配当管理」というアプリで確かめるしかないのが実情です(画像6)
画像6=「配当管理」アプリは年間配当予想額も月ごとの受け取り予想額もひとつの画面で表示されます。
データは楽天証券とSBI証券から取り寄せたCSVファイルをインポートできるので使い勝手は上々です(楽天証券とSBI証券で同じ銘柄を保有する場合、あとでインポートしたCSVファイルに上書きされるので、その点は手動で直す必要があります)
とはいえ、やはり保有銘柄を預けている証券口座と紐づくiGrowやSBI証券Plusとは、信用度がどうしても劣ります。株価の反映などはタイムラグがありますし、その意味では完璧とは言えません。

IGrowには、配当金の通知機能は便利だけど「他〇件」と丸めるのは改善してほしいし、SBI証券Plisには、iGrowのような年間配当予想額の表示機能が欲しい!
こうやって言い続けないと改善されないと思うので記事にする次第です。改善されるまでの間は「配当管理」アプリを併用し続けようと思います。
(いしばしわたる)
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