山伏・忍者・陰陽師の末裔が織りなす青春小説「RDG レッドデータガール」
きょうは荻原規子氏の和製ファンタジー×青春小説の「RDG レッドデータガール」の魅力について書きます。忍者の里・戸隠を舞台にした冒険、八王子城の亡霊が招き入れ…
きょうは荻原規子氏の和製ファンタジー×青春小説の「RDG レッドデータガール」の魅力について書きます。忍者の里・戸隠を舞台にした冒険、八王子城の亡霊が招き入れ…
きょう紹介するのは伴名練氏の「百年文通」です。ジャック・フィニィの名作のプロットを”拝借”しつつ、現代の少女と大正時代の少女が百年の歳月の隔たりに果敢に挑戦す…
きょう紹介するのは「夏目友人帳」で有名な緑川ゆき氏の短編漫画「蛍火の杜へ」です。山神の森に迷い込んだ少女が出逢ったのは、人でも妖怪でもない少年だったーー。人と…
熊本在住のSF作家梶尾真治氏の感涙SFファンタジー「黄泉がえり」には、その秀逸なプロットから優れたアナザーストーリーや続編があります。特に熊本地震(2016年…
お盆が近づくとまた読みたく(観たく)なる…そんな小説&映画を紹介します。梶尾真治氏の「黄泉がえり」。原作の小説に何度も涙で頬を濡らし、竹内結子さんと草薙剛さん…
きょう紹介するのはジャック・フィニィの長編小説「マリオンの壁」です。サイレント映画時代の女優の卵が現代の若夫婦の奥さんの方に憑依して過去の夢を果たそうとする……
毎月楽しみにしている故・氷室冴子さんの復刊本「銀の海 金の大地」。全11巻のうち第6巻まで発売され、いよいよ折り返し点を越えました。古代日本を舞台とする壮大な…
きょう紹介するのは宮部みゆき氏の「蒲生邸事件」です。昭和11年2月26日ーー二・二六事件さなかの帝都・東京にタイムリープした青年は、元陸軍大将の自決に遭遇する…
ストーリーの先を知らないで読む幸せーー。そんな気持ちで毎月読み進めようとしているのが氷室冴子さんの復刊本「銀の海 金の大地」(集英社オレンジ文庫、通称「銀金」…
きょう紹介するのはイギリスの児童文学作家ニール・ゲイマンの「コララインとボタンの魔女」です。アニメ映画は子供向けのしつらえですが、親の視点でも存分に楽しめる(…
きょうはリチャード・マシスンの小説「ある日どこかで」(創元推理文庫)を紹介します。同じ邦題タイトルの恋愛ファンタジー映画の原作。あらすじは映画も原作も一緒です…
きょう紹介するのは1980年製作のアメリカ映画「ある日どこかで」(原題:Somewhere in Time)です。20世紀初めの女優の写真を見て、女優に恋い焦…
本の帯はとても大事だなと思います。読みたいと興味をそそってくれるのは吉、ネタバレまがいは凶ーー。本屋さんの店頭でみた帯に惹かれて読んだ恩田陸さんの「愚かな薔薇…
かつて家に全巻あったのに、妻が図書館に寄贈してしまい、読むことが叶わなかった幻のファンタジー小説ーー。故・氷室冴子さんの「銀の海 金の大地」がついに復刊されま…
きょう紹介するのは上橋菜穂子さんの〈守り人〉シリーズで、第7作目にあたる「蒼路の旅人」です。最終巻「天と地の守り人」(全3巻)につながる重要な作品で、ファンが…
全10巻から成る〈守り人〉シリーズ。第1~3作まで主役は女用心棒バルサでしたが、チャグムを主役の座に据えた最初の作品がシリーズ第4作「虚空の旅人」。国家の持つ…
きょうは上橋菜穂子さんの〈守り人〉シリーズの第2作目「闇の守り人」の紹介です。文庫版の帯に「大人の読者人気No.1作品! 信義とは何か。人間が守るべき本分とは…
きょうは上橋菜穂子さんのファンタジー小説「精霊の守り人」を紹介します。短編・外伝を除いても全10巻にも及ぶ〈守り人〉シリーズの第1巻です。読み始めたら止まらな…
きょう紹介するのは桜庭一樹さんの小説「伏 贋作・里見八犬伝」(文春文庫)です。副題でわかるとおり、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」をベースにした二次創作ものですが…
好評上映中の「八犬伝」(監督・曽利文彦)を観てきました。もちろん私も観たいと思った映画ですが、1973~75年にNHKが放送した連続人形劇「新八犬伝」の記憶が…