先に書いた「クレカ積立」は、資金の引き落とし先を証券口座からクレジットカードに変えるだけでよく、しかも1回設定すればよいだけです。楽天リワードのようにワンクリックする必要もないので、もっとも簡便なポイ活です。きょう紹介するのも、クレカ積立並みに簡単です。自分の銀行口座から別の口座に自分の預金を移し替えるだけーーという、元本がまったく痛まない、それでいて預金利息の300倍近いポイントをGETできる究極のポイ活です(2023.10.17)
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これは、わたしが口座を開設している銀行以外にも似たようなポイントプログラムがあるかもしれないので、これから書くのはあくまで「私はこうしています」という情報です。ほかの銀行のことは知らないので、あらかじめご容赦ください。
以下は、わたしが預金口座を持っている「楽天銀行」、「住信SBIネット銀行」、「三井住友銀行(Olive支店)」のポイント付与プログラムです。
楽天銀行「ハッピープログラム」
預金残高が100万円以上なら「VIP」なので、
- 他行への振込:3ポイント
- 他行からの振込:3ポイント
- 給与等の受け取り:3ポイント
- 楽天カード口座振替:9ポイント
- その他口座振替(自動引落):3ポイント
といったあたりは毎月、恒常的にポイントが付与されます。
住信SBI「スマートプログラム」
スマプロポイントは、500ポイント以上から1ポイント1円相当で現金に交換でき、JALのマイルにも交換可能です。 ここで恒常的に使うのが、
- 定額自動入金:30ポイント
- 口座振替:5ポイント
です。
三井住友銀行(Olive支店)
三井住友銀行(Olive支店)はVポイントが付与されますが、ここで注目してほしいのは「給与・年金受取特典(200ポイント)」の下に小さな字で書いてある部分です。
「給料振込」という明細がない場合は、2ヵ月連続で1度に3万円以上の被振込がある場合、2ヵ月目に対象とします。
つまり、給与以外でも月3万円以上の定期的振込で200ポイントが付与される、ということです。
さて、ここまで理解できましたでしょうか。
資金還流の方法
それでは、私が3つの銀行口座で実際にやっている定額自動振込の設定をお教えします。
楽天銀行から住信SBIネット銀行に毎月10万円を自動振込する
⇒ 楽天ポイント:その他口座振替(自動引落)で3ポイント付与
⇒ スマプロポイント:定額自動入金で30ポイント付与
住信SBIネット銀行から三井住友銀行(Olive支店)に毎月10万円を自動振込する
(このうち5万円は、SBI証券のクレカ積立で使用)
⇒ スマプロポイント:口座振替で5ポイント付与
⇒ Vポイント:3万円以上の被振込で200ポイント付与
三井住友銀行(Olive支店)から楽天銀行に毎月5万円を自動振込する
⇒ 楽天ポイント:他行口座からの振込で3ポイント付与
SBI証券のクレカ積立用の5万円を除けば、実質的に還流させている金額は5万円です。それを3つの銀行口座を自動振込でぐるぐる回しているだけで、毎月ポイントが自動的に貯まっていきます。
Oliveで200ポイント
このうち三井住友銀行(Olive支店)は、給与振込でなくても、ちゃんと200ポイント付与されるか心配でしたが、下記画像のように大丈夫でした(SBI証券のクレカ積立も、きちんと250ポイント付与されています)
いかがですか。これは、自分のお金(預金)を自分の銀行口座で資金還流させているだけです。手続きも一度すればよいだけ。手数料もかかりません。
預金利息の300倍
普通預金の利息は0.001%ですから、100万円を預けていても10円(税引きで9円)にしかなりません。それが自分のお金を自分の銀行口座を使って還流させるだけで、毎月241ポイント、年間2892ポイントーー預金利息の約300倍のポイントになるのですから、やらない手はないでしょう。
ポイントの多寡で言えば、積立投資信託のクレカ積立のほうが上回っているのは確かです。
でも、楽天証券なら楽天銀行、SBI証券なら、以前は住信SBIネット銀行、今なら三井住友銀行(Olive支店)に口座を開設して、それぞれを紐づける(連携させる)のは必須の作業です。
そして、私のように楽天証券とSBI証券のどちらにも口座を開設しているなら、これらの銀行も同時に開設することになります。
それなら、あとは資金還流の設定をすればよいだけです。私が「究極のポイ活」と表現すること、わかっていただけたでしょうか。
(いしばしわたる)
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