幸せな気持ちになれる極上の短編集:伊坂幸太郎「パズルと天気」
きょうは伊坂幸太郎氏の新刊「パズルと天気」(PHP研究所刊)を紹介します。5つの短編が収められていますが、読後幸せな気持ちになれる佳篇が詰まっています(202…
きょうは伊坂幸太郎氏の新刊「パズルと天気」(PHP研究所刊)を紹介します。5つの短編が収められていますが、読後幸せな気持ちになれる佳篇が詰まっています(202…
ドラマ版「舟を編む」が今週からNHK総合(火曜午後10時)で始まりました。昨年NHKBSで放送、すでにDVDにもなっているドラマを地上波再放送というのは珍しい…
毎週楽しみに観ているドラマがあります。「しあわせは食べて寝て待て」。水凪トリさんの漫画が原作で、ゆったりとした漫画の世界観を味わい深くドラマに仕立てています(…
きょうは日本人に大人気のSF作家ロバート・F・ヤングのロマンティック時間SF「時が新しかったころ」を紹介します。主人公が11歳の少女に呼びかける時に頻出するp…
きょう紹介するのは須藤祐実さんの短編漫画集「ミッドナイトブルー」です。ほのかな恋心を描く短編が多く収められていて、とても綺麗な絵にも惹かれます(2025.5.…
大型連休もきょうで最終日。前日から見始めた韓国ドラマ「ヒーローではないけれど」にどっぷりハマってしまいました。隠れた名作と言ってもいいくらいの出来栄えで、とて…
ロマンティックSFの佳篇として2度アンソロジーに収められたSF短編小説を紹介します。ウィリアム・M・メリーの「チャリティのことづて」です。ひょんなことから20…
きょう紹介するのは古橋秀之さんの短編集「ある日、爆弾がおちてきて」です。甘酸っぱくて、ちょっとせつないーー。そんな”ボーイ・ミーツ・ガール”ものの短編ばかりで…
NHK朝の連続ドラマ小説「あんぱん」は観てますか。アンパンマンの作者やなせたかし氏の妻・小松暢(のぶ)を主人公にした朝ドラですが、先の展開が知りたくて梯久美子…
きょう紹介するのは田中圭一さんの取材漫画「ペンと箸」です。登場するのは漫画界のレジェンドたちのお子さんたち。「家庭でレジェンドはどんな親だったか」をエピソード…
手塚治虫には優れた短編読み切り漫画が数多くあります。きょうは短編集「タイガーブックス」所収の3つの短編ーー「雨ふり小僧」「いないいないばあ」「るんは風の中」を…
きょう紹介するのは宮部みゆき氏の「蒲生邸事件」です。昭和11年2月26日ーー二・二六事件さなかの帝都・東京にタイムリープした青年は、元陸軍大将の自決に遭遇する…
もうすぐバレンタインデーですね! きょう紹介するのは、恋の日に観るのにピッタリな恋愛映画、トム・ハンクスとメグ・ライアン主演の「めぐり逢えたら」(原題:Sle…
きょう紹介するのは原田ひ香さんの「財布は踊る」(新潮文庫)です。以前紹介した「三千円の使いかた」と同じテイストの小説と思ってネット注文したらまったく正反対。お…
きょう紹介するのは宮部みゆきさんが創り出した可愛い妖物「あんじゅう」。宮部さんの連作短編集シリーズ「三島屋変調百物語」の一篇に出てくる妖物です。隠居生活に入っ…
きょう紹介するのは児童向けゴーストストーリー、キャンデス・フレミング「ぼくが死んだ日」(創元推理文庫)です。忘れられた少年少女の幽霊が自分の最期を語る連作短編…
クリスマスが近づくと読み直したくなる小説があります。分厚い上下2冊の本なので、年によって漫画版で済ませることもありますが、それでもクリスマスはこの物語世界に浸…
クリスマスが近づくと観たくなる映画があります。今敏監督の「東京ゴッドファーザーズ」ーー3人のホームレスが拾った赤ん坊を親のもとへ送り届けるストーリーで、雪降る…
来年のNHK大河ドラマは「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ーー江戸中期の出版人・蔦屋重三郎と彼を取り巻く文化人たちを描く歴史ドラマです。その予習も兼ねて谷津矢車氏…
首を長くして待った甲斐がありました。今市子さんの水にちなんだ異世界ファンタジー漫画〈岸辺の唄〉シリーズの最新刊が発売されました。「白羽の矢を追って」のタイトル…