岸辺の唄シリーズ待望の新刊!:今市子「白羽の矢を追って」
首を長くして待った甲斐がありました。今市子さんの水にちなんだ異世界ファンタジー漫画〈岸辺の唄〉シリーズの最新刊が発売されました。「白羽の矢を追って」のタイトル…
首を長くして待った甲斐がありました。今市子さんの水にちなんだ異世界ファンタジー漫画〈岸辺の唄〉シリーズの最新刊が発売されました。「白羽の矢を追って」のタイトル…
来月の劇場公開を楽しみにしている映画があります。2000年製作のイギリス映画「リトル・ダンサー」(原題:Billy Elliot)。ノベライズも読み直し、また…
きょう紹介するのはアイルランド映画「ONCE ダブリンの街角で」(原題:Once)です。ストリートミュージシャンと移民のほのかな恋を、全編にあふれかえる音楽で…
きょう紹介するのは穂積さんの漫画「うせもの宿」です。訪れる客は現世に後悔や未練を残してきた死者たちで、失くしたものを見つけて宿を出ていく……。この世とあの世の…
夏の全国高校野球はまさに佳境。各都道府県代表の球児が熱戦を繰り広げています。きょう紹介するのは、いまから93年前、夏の甲子園を舞台にした実話に基づく台湾映画「…
きょう紹介するのは穂積さんの漫画「式の前日」です。姉と弟、兄と妹、一風変わった父親と娘……。”ふたりきり”の情景を鮮やかに描く短編群に、心地よい涙を流せること…
きょう紹介するのは浅田次郎氏の新刊「完本 神坐(いま)す山の物語」(双葉社刊)です。太古から神を祀ってきた霊山・御嶽山で美しい伯母に聞かされた夜語りは、どれも…
きょう紹介するのはちくま文庫から発売された山尾悠子氏の「初夏ものがたり」です。と言っても、1980年出版本の半世紀近くぶりのリバイバル復刊。「今は亡き人が大切…
きょうも直木賞受賞作家、一穂ミチさんの短編を紹介します。「スモールワールズ」所収の「愛を適量」。生きる目的を失い、妻子とも別れた50代の高校教師のもとへ、15…
きょう紹介するのは一穂ミチさんの短編「特別縁故者」です。「ああ、あの直木賞の…」。そうです。3度目の正直で直木賞を受賞した一穂さんの「ツミデミック」所収で、他…
きょう紹介するのは村山由佳さんの青春小説「すべての雲は銀の…」です。恋人に裏切られて傷心の大学生が逃避した先の信州の地で、カントリーライフと人々との交流で心の…
3連休を利用して家族で映画を観に行きました。「ブルー きみは大丈夫」(原題:IF)。一見すると子供向けですから、周囲は小さなお子さんを連れた家族連れが目立ちま…
きょう紹介するのは今市子さんの連作漫画シリーズ「岸辺の唄」です。水にまつわる異世界ファンタジーで、記念すべき第1作が発表されたのは今から12年前のこと。これま…
きょうは湯本香樹実さんの小説「ポプラの秋」(新潮文庫)を紹介します。新潮社のサイトにこうあります。「あの世」への手紙、運んでやろうか。おばあさんの提案に、私は…
きょうはロバート・F・ヤングのSF短編「ジョナサンと宇宙クジラ」を紹介します。同名の短編集(ハヤカワ文庫SF)の背表紙にあるとおり、「愛に渇き、倦怠に沈むあな…
きょう紹介するのはイギリス映画「シャンプー台のむこうに」(原題:Blow Dry、2001年製作)です。美容師が腕と技を競うヘアドレッサー選手権を舞台に、壊れ…
きょうも樋口有介氏の探偵ミステリー〈柚木草平〉シリーズの魅力について書きます。このシリーズ、ほぼ必ず登場する3人の女性がいます。別居中の妻、小4の愛娘、そして…
きょうは柴田よしきさんの〈花咲慎一郎〉シリーズの第2作「フォー・ユア・プレジャー」を紹介します。春日組若頭の山内練にまんまと乗せられて「走れメロス」のような展…
きょうは柴田よしきさんの〈花咲慎一郎〉シリーズを紹介します。主人公は元暴力団担当(マル暴)刑事で、夜の女性たちの子どもを預かる保育園の園長、そして金策のため探…
きょう紹介するのはミステリー作家有栖川有栖氏の「天神坂」ーー坂の途中にある幽霊も食事ができる割烹を舞台にした小編です。恨みを抱いて成仏できない女の霊を店に案内…