塩田武士『踊りつかれて』感想|SNSの匿名性を鋭く告発するミステリー
塩田武士氏の『踊りつかれて』(文藝春秋)は、現代社会の歪みを鋭く切り取った社会派ミステリーです。物語は、SNSの誹謗中傷で命を絶った芸人と、週刊誌報道により表…
謎解きの興奮と、人間の深淵を描くミステリー。本格推理からイヤミス、警察小説まで、どんでん返しの快感をお届けします。
塩田武士氏の『踊りつかれて』(文藝春秋)は、現代社会の歪みを鋭く切り取った社会派ミステリーです。物語は、SNSの誹謗中傷で命を絶った芸人と、週刊誌報道により表…
1989年発表の『悪霊がいっぱい!?』から30有余年。小野不由美氏の原点であり、今なお「高純度のホラーミステリー」として色褪せない金字塔ーーそれが「ゴーストハ…
人に転じることのできる八咫烏(やたがらす)たちが住まう異世界・山内(やまうち)。そこは美しくも残酷な、愛と裏切りの舞台ーー。阿部智里氏の異世界ファンタジー〈八…
異世界ファンタジー小説の金字塔、小野不由美氏の「十二国記」シリーズをどこから読むべきか迷っている方へ!シリーズ原点となる『魔性の子』、王と麒麟の絆の物語『東の…
きょうは佐藤正午氏の隠れた名作ミステリー『身の上話』(光文社文庫)を紹介します。一見、素朴なタイトルですが、その中身は驚愕の展開が連続する至高のエンターテイン…
おかしいのは育児ノイローゼ気味の自分なのか、それともわが家に間借りしてきた女性のせいなのかーー。赤ん坊の夜泣きに悩む若い主婦を襲う不安を描いた出色のサスペンス…
同じ文章なのに真相を知るとまったく違った意味が浮かびあがってくるーー。そんな仕掛けを施したミステリー短編を紹介します。昭和を代表する推理作家、松本清張の「装飾…
全世界で大ヒットを記録し、日本でも話題を呼んでいるフリーダ・マクファデンの心理サスペンス『ハウスメイド』。ある邸宅で住み込みのメイドとして働き始めた女性が、完…
『ダ・ヴィンチ・コード』で有名なベストセラー作家、ダン・ブラウンの最新作『シークレット・オブ・シークレッツ』(上下巻、KADOKAWA刊)を読みました。8年ぶ…
佐藤正午氏の連作短編集『事の次第』は、独立した物語に見えて、実は精緻に編み上げられた一冊の大きな物語です。読み進めるうちに、異なるエピソードの点と線が繋がり、…
ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」ーー形容する時に必ず「問題作」「難解」「挫折」といった文字が並ぶ小説の完全版(上下巻、東京創元社刊)が12月に発売されるそう…
きょう紹介するのは大島清昭氏の『影踏亭の怪談』(創元推理文庫)です。「ホラーとミステリーの融合」という難題に果敢に取り組んだ小説で、こういうミステリーがあるの…
2年ぶりの横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉受賞作である綿原芹氏の『うたかたの娘』(KADOKAWA刊)を読みました。ジャンルは当然ホラーミステリーですが、…
X(旧Twitter)でも話題にのぼることが多い杉井光氏の『羊殺しの巫女たち』(KADOKAWA刊)を読みました。著者が意識したというスティーヴン・キング『I…
今年話題のミステリー小説の1冊ーー新人作家の松下龍之介氏「一次元の挿し木」(宝島社文庫)を読みました。これが最初に書いた小説とはとても信じられない完成度で、イ…
先日紹介した上條一輝氏「深淵のテレパス」ーー〈あしや超常現象調査〉シリーズの第2弾となる「ポルターガイストの囚人」(東京創元社刊)を読みました。おなじみの顔ぶ…
きょう紹介するのは上條一輝氏のホラー・ミステリー小説「深淵のテレパス」(東京創元社刊)です。「ばしゃり」という水の音が徐々に近づいてくる怪異。その謎を解く主人…
きょうは角川文庫の中高生向けアンソロジー「君に綴る物語」シリーズから、ミステリ篇の「ブラックボックス、誰が解く?」を紹介します。ミステリ小説への最適な入門編と…
きょう紹介するのは澤村伊智氏のホラー・ミステリー小説「ずうのめ人形」(角川ホラー文庫)です。比嘉姉妹シリーズの第2作目ですが、私的にはホラー度、ミステリー度ど…
話題の韓国ドラマ「ナインパズル」(全11話)を観ました。次々と起こる殺人事件。関係性が見えない被害者たちなのに、主人公のもとにパズルのピースが送られてくる。被…