音楽による出逢い、せつない片思い…高妍「緑の歌 – 収集群風 -」
はっぴいえんど、村上春樹、細野晴臣…。音楽による出逢い、せつない片思い、大人になることの苦しみと別れ。イラストのようなきれいな絵と散文詩のような文章で綴られる…
はっぴいえんど、村上春樹、細野晴臣…。音楽による出逢い、せつない片思い、大人になることの苦しみと別れ。イラストのようなきれいな絵と散文詩のような文章で綴られる…
きょう紹介するのは菊地秀行氏の怪談時代小説集「幽剣抄」です。幽霊や怪異は出てきますが、下級武士の悲哀を織り交ぜた作品が多いのが特徴です(2025.3.11)&…
手塚治虫には優れた短編読み切り漫画が数多くあります。きょうは短編集「タイガーブックス」所収の3つの短編ーー「雨ふり小僧」「いないいないばあ」「るんは風の中」を…
きょうは手塚治虫の名作「安達が原」を紹介します。謡曲にもなっている安達が原の鬼塚伝説をモチーフに、哀切極まりないSFに昇華させた作品です。手塚漫画の優れた短編…
きょう紹介するのは宮部みゆき氏の「蒲生邸事件」です。昭和11年2月26日ーー二・二六事件さなかの帝都・東京にタイムリープした青年は、元陸軍大将の自決に遭遇する…
きょうはリチャード・マシスンの小説「ある日どこかで」(創元推理文庫)を紹介します。同じ邦題タイトルの恋愛ファンタジー映画の原作。あらすじは映画も原作も一緒です…
きょう紹介するのは1980年製作のアメリカ映画「ある日どこかで」(原題:Somewhere in Time)です。20世紀初めの女優の写真を見て、女優に恋い焦…
きょう紹介するのは夢枕獏氏の小説「陰陽師 生成り姫」(文春文庫)です。人はなぜ鬼になるのかーー。哀切あふれる物語に涙をとめるのが難しくなる小説です(2025.…
少女ホラー漫画というジャンルがあります。その中でレジェンド的作品と言えば、わたしが真っ先に思い浮かべるのが、昨年亡くなられた楳図かずお氏の「赤んぼ少女」です。…
きょう紹介するのは宮部みゆきさんが創り出した可愛い妖物「あんじゅう」。宮部さんの連作短編集シリーズ「三島屋変調百物語」の一篇に出てくる妖物です。隠居生活に入っ…
きょう紹介するのは韓国ドラマ不朽の名作「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」です。あまりに有名な韓ドラですから、今さら何を…とも思いますが、ノベライズ版も交え…
今週から仕事始めという人が多いでしょう。月曜日は気鬱で、金曜日が嬉しくて…。そんなサラリーマンの日常がまた始まりました。「たかが仕事」と思いつつ「されど仕事」…
きょう紹介するのはホラーの帝王スティーヴン・キングの小説「刑務所のリタ・ヘイワース」です。映画「ショーシャンクの空に」の原作で、映画好きなら読んだことがあるか…
クリスマスが近づくと読み直したくなる小説があります。分厚い上下2冊の本なので、年によって漫画版で済ませることもありますが、それでもクリスマスはこの物語世界に浸…
クリスマスが近づくと観たくなる映画があります。今敏監督の「東京ゴッドファーザーズ」ーー3人のホームレスが拾った赤ん坊を親のもとへ送り届けるストーリーで、雪降る…
きょう紹介するのは岩井俊二氏の「Love Letter」です。岩井氏が監督を務め、先日亡くなられた中山美穂さんが一人二役を演じた映画は、韓国はじめ各国でも熱い…
きょう紹介するのは谷津矢車氏の新刊「憧れ写楽」(文芸春秋)です。突然現れ、わずか10か月で姿を消した謎の浮世絵師、東洲斎写楽は何者かーー。当時の版元が関係者を…
きょう紹介するのは、よしながふみさんの漫画「大奥」です。そんな有名な漫画をなぜ今さら…と言われるでしょうが、来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~…
来年のNHK大河ドラマは「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」ーー江戸中期の出版人・蔦屋重三郎と彼を取り巻く文化人たちを描く歴史ドラマです。その予習も兼ねて谷津矢車氏…
きょうは上橋菜穂子さんの〈守り人〉シリーズの第2作目「闇の守り人」の紹介です。文庫版の帯に「大人の読者人気No.1作品! 信義とは何か。人間が守るべき本分とは…