『こうしてぼくはスパイになった』レビュー|少年少女が挑む暗号解読ミステリー
少年少女向けのヤングアダルト小説の秀作『こうしてぼくはスパイになった』を紹介します。第二次世界大戦末期、連合軍のノルマンディ上陸作戦〈Dデイ〉前夜のロンドン。…
10代の葛藤と成長を描くYA文学。瑞々しい感性で綴られた、大人も読むべき「あの頃」と「今」を繋ぐ物語。
少年少女向けのヤングアダルト小説の秀作『こうしてぼくはスパイになった』を紹介します。第二次世界大戦末期、連合軍のノルマンディ上陸作戦〈Dデイ〉前夜のロンドン。…
両親の離婚によって心に鬱屈を抱える少年タム。彼が迷い込んだのは、ナチス・ドイツによる空襲が続く戦時下のイギリスでした。そこで出会った不思議な少女メイとの交流を…
内藤了氏の最新作『吸魂の剣』は、昨夏から始まった新シリーズ『火之神の奉り』の待望の続編です。人柱の運命を背負う「憑童」の女子高生・神代江姫が、本作では妖刀に取…
1989年発表の『悪霊がいっぱい!?』から30有余年。小野不由美氏の原点であり、今なお「高純度のホラーミステリー」として色褪せない金字塔ーーそれが「ゴーストハ…
人に転じることのできる八咫烏(やたがらす)たちが住まう異世界・山内(やまうち)。そこは美しくも残酷な、愛と裏切りの舞台ーー。阿部智里氏の異世界ファンタジー〈八…
「名前は知っているけれど、どこから読めばいい?」「大人でも楽しめる?」そんな疑問をお持ちの方へ。NHKでのドラマ化やアニメ化でも話題となった上橋菜穂子氏の〈守…
日本のファンタジー史に燦然と輝く荻原規子氏の〈勾玉〉3部作。『空色勾玉』から完結編『薄紅天女』まで、古代から平安へと続く壮大な光と闇の物語であると同時に、極上…
荻原規子氏の『RDG レッドデータガール』は、山伏や忍者の末裔たちが現代を舞台に織りなす学園青春ファンタジーです。内藤了氏の新刊に触発されて本作を再読したこと…
内藤了氏の小説『火之神の奉り』(千夜文庫)のあらすじや見どころをレビューします。本作は、特別な器としての宿命を持つ女子高生の主人公が、神舞を通じて怨霊の災厄に…
今回ご紹介するのは、伴名練氏のSF小説『百年文通』です。本作は、ジャック・フィニィの名作『愛の手紙』のプロットをオマージュし、現代と大正時代という百年の歳月を…
30年前に大ヒットした親子向け映画『学校の怪談』シリーズがBlu-ray化されたそうです。「わあ、懐かしい!」と思う一方、学校を舞台にした怪談話は今も綿々と続…
きょうは角川文庫の中高生向けアンソロジー『君に綴る物語』シリーズから、ミステリ篇の『ブラックボックス、誰が解く?』を紹介します。ミステリ小説への最適な入門編と…
角川文庫から10代向け書き下ろしアンソロジーが出版されました。ミステリーとホラーの『君に綴る物語』シリーズ。児童書を卒業した青少年に向けた作品でありながら、大…
きょうは川口雅幸氏の『虹色ほたる~永遠の夏休み~』を紹介します。1970年代にダムの湖底に沈んだ村にタイムスリップした少年と少女のひと夏を描くファンタジーです…
井上雅彦氏が編者を務める『こわい話の時間です』は、子ども向けと侮れない本格的な恐怖を描いたホラーアンソロジーです。我孫子武丸氏をはじめとする実力派作家陣が、日…
ニール・ゲイマンの『コララインとボタンの魔女』は、ダークファンタジーの傑作として世界中で愛されている児童文学です。退屈な日常から、一見理想的な「もう一人の両親…
キャロル・フレミングによる『ぼくが死んだ日』は、10代の少年少女の幽霊たちが自らの最期を語りかける、一風変わった構成のホラー短編集です。不慮の事故や病気で命を…
チャグムの「青い思い」が選んだ道とはーー。上橋菜穂子氏の〈守り人〉シリーズで第7作目にあたる『蒼路の旅人』は、全3巻から成る最終巻『天と地の守り人』へと向かう…
上橋菜穂子氏の傑作ファンタジー〈守り人〉シリーズの転換点とも言える作品が『虚空の旅人』です。バルサのもとを離れ、新ヨゴ皇国の皇太子として歩み始めたチャグムを主…
上橋菜穂子氏の傑作ファンタジー〈守り人〉シリーズ第2作の『闇の守り人』。主人公バルサが、自身の呪われた過去と決着をつけるために故郷・カンバル王国へ帰還する、シ…