山岸凉子「夜叉御前」 |「黒い物」とは?「鬼」とは?真の恐怖の正体
ふとした瞬間に視界の端をよぎる「黒い物」と「鬼」ーーその正体は何なのか?山岸凉子氏の短編「夜叉御前」は、日常の亀裂から這い出してくる異形の恐怖を、圧倒的な筆致…
ふとした瞬間に視界の端をよぎる「黒い物」と「鬼」ーーその正体は何なのか?山岸凉子氏の短編「夜叉御前」は、日常の亀裂から這い出してくる異形の恐怖を、圧倒的な筆致…
きょう紹介するのは宮部みゆき氏の「蒲生邸事件」です。昭和11年2月26日ーー二・二六事件さなかの帝都・東京にタイムリープした青年は、元陸軍大将の自決に遭遇する…
きょうは夢枕獏氏が鬼に関する文章を集めた「鬼譚(きたん)」を紹介します。鬼にまつわる小説や漫画、古典、評論が揃うだけでなく、夢枕獏氏の代表作「陰陽師」シリーズ…
ストーリーの先を知らないで読む幸せーー。そんな気持ちで毎月読み進めようとしているのが氷室冴子さんの復刊本「銀の海 金の大地」(集英社オレンジ文庫、通称「銀金」…
きょう紹介するのはイギリスの児童文学作家ニール・ゲイマンの「コララインとボタンの魔女」です。アニメ映画は子供向けのしつらえですが、親の視点でも存分に楽しめる(…
きょうは宮脇明子さんの少女ホラー漫画を紹介します。恨みをもった幽霊が怖いか、それとも心の闇をもつ人間のほうが怖いかーー。宮脇さんの作品はどれも後者に重きがある…
きょうはリチャード・マシスンの小説『ある日どこかで』(創元推理文庫)を紹介します。同じ邦題タイトルの恋愛ファンタジー映画の原作。あらすじは映画も原作も一緒です…
きょうは「ガラスの仮面」で有名な美内すずえさんの少女ホラー漫画「白い影法師」を紹介します。50年前の1975年に書かれた漫画ですが、トラウマ級の”最恐”シーン…
きょう紹介するのは夢枕獏氏の小説「陰陽師 生成り姫」(文春文庫)です。人はなぜ鬼になるのかーー。哀切あふれる物語に涙をとめるのが難しくなる小説です(2025.…
少女ホラー漫画の「レジェンド」ならこの人を忘れてはいけない!という漫画家は大勢います。そのひとりがささやななえこさん。角川ホラー文庫の「生霊(いきすだま)」は…
伊坂幸太郎氏の「死神の精度」(文春文庫)が装いを新たに発刊されました。2005年の単行本発売から20年の節目の新装版だそうです。伊坂本の良きエッセンスが詰まっ…
少女ホラー漫画というジャンルがあります。その中でレジェンド的作品と言えば、わたしが真っ先に思い浮かべるのが、昨年亡くなられた楳図かずお氏の「赤んぼ少女」です。…
本の帯はとても大事だなと思います。読みたいと興味をそそってくれるのは吉、ネタバレまがいは凶ーー。本屋さんの店頭でみた帯に惹かれて読んだ恩田陸さんの「愚かな薔薇…
山岸凉子氏のホラー漫画短編集『わたしの人形は良い人形』が文春文庫から発売されました。宣伝文句が「少女漫画界のレジェンド、山岸凉子の“最恐”ホラー、令和に降臨」…
きょう紹介するのは原田ひ香さんの「財布は踊る」(新潮文庫)です。以前紹介した「三千円の使いかた」と同じテイストの小説と思ってネット注文したらまったく正反対。お…
きょう紹介するのは富島健夫氏の「自選青春小説」(全10巻、集英社文庫)です。すでに絶版・品切れで古本屋さんで入手するしかありません。でも、小説そのもの以上に巻…
かつて家に全巻あったのに、妻が図書館に寄贈してしまい、読むことが叶わなかった幻のファンタジー小説ーー。故・氷室冴子さんの「銀の海 金の大地」がついに復刊されま…
きょう紹介するのは宮部みゆきさんが創り出した可愛い妖物「あんじゅう」。宮部さんの連作短編集シリーズ「三島屋変調百物語」の一篇に出てくる妖物です。隠居生活に入っ…
きょう紹介するのは伴野朗氏の「五十万年の死角」(講談社文庫)です。昭和16年の日米開戦時に行方がわからなくなった北京原人はどこに行ったのか、誰が隠したのかーー…
きょう紹介するのは、江戸の遊郭・吉原を舞台にした伝奇小説の傑作「吉原御免状」(新潮文庫)です。隆慶一郎氏のデビュー作であり、「吉原とは何か」を深く考察した作品…