読書をしながら、あるいは散歩をしながら、音楽を聴くのが至福の時です。BGMに最近しているのが韓国ドラマのOSTです。ドラマそのものは観ていないのに、OSTで流れるせつないメロディで「いつかドラマも観てみたいな…」と思っています(2023.12.6)
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わたしが購入した2枚組CD「WE LOVE 韓ドラ OST HITS COLLCTION」は全部で36曲も入っています。
お目当ては、以前に記事で紹介した「マイ・ディア・ミスター」で流れるSondiaの「Grown Ups(大人)」でした。曲だけならサブスク(わたしの場合はアップル・ミュージック)で十分なのですが、CDは「全曲歌詞/フリガナ/日本語対訳付」とあります。うーん、これは欲しい!と思って購入してしまいました。
すると、もともとせつないバラードが好きなため、収録曲はかなり自分の琴線に触れ、観ていないドラマばかりなのに、記事で紹介したくなってしまったというわけです。
CDのライナーノーツの巻頭にもこうあります。
このアルバムを通して再度ドラマを視聴するのも良し、逆にOSTをきっかけにその曲が使われたドラマを観てみるのも良し!
自分はこの後者のほうですが、背中を押された気持ちで紹介したいと思います。
36曲中、選んだのは10曲で、もとのドラマが重ならないようにして、2回に分けて紹介します(以前の記事で触れた「トッケビ」「マイ・ディア・ミスター」の収録曲は以前の記事の更新で対応します)
なお、ドラマのあらすじは「韓国テレビドラマコレクション2023」(キネマ旬報社)から、曲や歌手の説明と日本語対訳は「WE LOVE 韓ドラ」から紹介します。
以前の記事はこちらをごらんください
夜に聞くと心地良い韓流ドラマ曲
ボーイフレンド
1曲目は、ドラマ「ボーイフレンド」(2018年)から「The Day We Met(映画のようだった日)」です。
人気政治家の娘で財閥家に嫁いだチャ・スヒョンは夫の浮気が原因で離婚し、慰謝料代わりに得たトンファホテル代表の地位で事業に成功。常に世間の注目の的となる存在だ。そんなある日、仕事で訪れたキューバでスリに遭ったスヒョンは、一人旅を楽しむ青年キム・ジニョクに助けられる。明るく自由な心を持つジニョクのおかげで、誰の目も気にせず伸び伸びとした時間を過ごすスヒョン。そんな彼女にジニョクももう一度会いたいと願う。帰国後、ジニョクは憧れだったトンファホテルへの採用が決まり、2人は代表と新入社員として再会。立場上、線を引くスヒョンだが、想像以上に孤独な地位にある彼女はジニョクは放っておけず……。
透明感溢れる歌声を聴かせてくれるCHEEZEの「The Day We Met(映画のようだった日)」は、2人の愛を貫くシーンには欠かせない。CHEEZEは2014年から活動している女性シンガー。
応答せよ1994
2曲目は、ドラマ「応答せよ1994」(2013年)から「Seoul Here(ソウル、ここは)」です。
2013年、新居に越したナジョンは結婚式のビデオテープを発掘。彼女の傍らに映る新郎は……。時は遡って1994年。下宿を営むナジョンの家には幼なじみで兄のような医学生スレギを筆頭に、個性豊かな下宿生が暮らしていた。さらに、同じ大学の野球部えーず、チルボンも入り浸るようになり……。懐かしい”あの頃”を描く大ヒットシリーズ第2弾。ヒロインを演じたAraをはじめ、チョンウ、ユ・ヨンソクらは一躍、時の人に。
「Seoul Here(ソウル、ここは)」を歌うのはロイ・キム。「SUPER STAR K4」出身のシンガー・ソング・ライターで、日本でも単独公演を行うなど、彼の歌声を愛する人は多い。
彼女の私生活
3局目は、ドラマ「彼女の私生活」(2019年)から、「Think of You」です。
同僚から仕事中毒と呼ばれる美術館キュレーターのドクミ。仕事終わりや休日になると黒い服に身を包み、人気アイドルグループのメンバー、シアンが出演する番組やイベントの会場へ。ドクミは撮影した写真などを載せるファンサイトの管理人(マスター)なのだ。ある日、シアンが好きな画家の作品をプレゼントすべく上海でのオークションに参加したドクミだが、天才アートディレクターのライアンに競り負けてしまう。失意の中帰国すると、美術館長が裏金問題で突然の辞職。新館長として赴任したのが、なんとライアンだった。そんなとき、美術館でシアンの絵を展示することになり、ドクミはウキウキしながらシアンの家での打ち合わせに同席する。しかし、マンションを訪れたドクミの写真が流出し、シアンとの仲を疑うファンの間で炎上してしまう。シアンを守るため、ドクミはライアンと交際しているふりをするのだが……。
「Think of You」は、ドラマのOSTに引っ張りだこのWanna One出身ハ・ソンウンが、透明感ある歌声を聴かせてくれる。
医心伝心~脈あり!恋あり?~
4曲目は、ドラマ「医心伝心~脈あり!恋あり?~」(2017年)から「Always」です。
昼は恵民署で働き、夜は高官の治療で荒稼ぎしている鍼の名医イム。ある日、王の鍼治療に失敗し、追われる身となり川に転落。同時に2017年にタイムスリップする。現代の医師ヨンギョンは妙な男と思いつつかかわることになり……。どちらかに行きっぱなしではなく、2人で何度か朝鮮時代と現代を行き来することになる展開が新鮮。伝統医学と現代医学の違いもポイントに。キム・ナンギルとキム・アジュン、2人の切ない恋にも注目。
「Always」は、SISTAR出身のヒョリン。歌の実力はアイドル時代から知られているが、この曲では感性溢れる歌声を聴かせてくれる。
大丈夫、愛だ
5曲目は、ドラマ「大丈夫、愛だ」(2014年)から「Best Luck」です。
精神科医のヘスが暮らすシェアハウスに人気作家のジェヨルが引っ越してくる。最初はジェヨルに反感を抱くヘスだったが、ジェヨルはヘスへ積極的にアピールし、ヘスも心を開いていく。だが、ジェヨルは深刻なトラウマを抱えていた。「その冬、風が吹く」のチョ・インソンと脚本家が再びタッグを組み、心に傷を抱える人々の再生と成長を温かな視点で描き出す。EXOのD.O.がジェヨルを慕う高校生役でドラマデビューを果たした。
「Best Luck」はEXOのCHENが歌うミディアム・テンポのポップ・ナンバーです。
わたし個人はドラマをひとつも観ていないので書き加えることがなく、何とも申し訳なく思います。
「韓ドラ」マスターの妻によると、イチオシは「大丈夫、愛だ」だそうですので、ユーチューブの予告編をつけておきます。
(しみずのぼる)
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