シーリア・フレムリン『夜明け前の時』|育児中の主婦を襲う心理サスペンス
おかしいのは育児ノイローゼ気味の自分なのか、それともわが家に間借りしてきた女性のせいなのかーー。赤ん坊の夜泣きに悩む若い主婦を襲う不安を描いた出色のサスペンス…
惜しくも絶版・品切れとなった、後世に残すべき名作たち。もう一度手に取りたい、再評価されるべき物語への想い。
おかしいのは育児ノイローゼ気味の自分なのか、それともわが家に間借りしてきた女性のせいなのかーー。赤ん坊の夜泣きに悩む若い主婦を襲う不安を描いた出色のサスペンス…
名画ーー例えばゴッホの星月夜や糸杉、ヒマワリ、自画像ーーをみていると、現実世界は画家の目にどう映っているのだろう…と思うことがあります。その謎を追究して招いた…
きょう紹介するのはジャック・フィニィの長編小説「マリオンの壁」です。サイレント映画時代の女優の卵が現代の若夫婦の奥さんの方に憑依して過去の夢を果たそうとする……
きょうはホラー小説のアンソロジーから、不条理な怖さが際立つ短編ーー菊地秀行氏の「茂助に関わる談合」他3篇を紹介します。怪異の正体について理屈をつけるのでなく、…
きょうは宮脇明子さんの少女ホラー漫画を紹介します。恨みをもった幽霊が怖いか、それとも心の闇をもつ人間のほうが怖いかーー。宮脇さんの作品はどれも後者に重きがある…
きょうはリチャード・マシスンの小説『ある日どこかで』(創元推理文庫)を紹介します。同じ邦題タイトルの恋愛ファンタジー映画の原作。あらすじは映画も原作も一緒です…
少女ホラー漫画の「レジェンド」ならこの人を忘れてはいけない!という漫画家は大勢います。そのひとりがささやななえこさん。角川ホラー文庫の「生霊(いきすだま)」は…
きょう紹介するのは富島健夫氏の「自選青春小説」(全10巻、集英社文庫)です。すでに絶版・品切れで古本屋さんで入手するしかありません。でも、小説そのもの以上に巻…
きょう紹介するのはイギリスのSF作家スティーヴン・グールドの「ジャンパー ー跳ぶ少年ー」(原題:Jumper)です。テレポテーション(瞬間移動)の能力に目覚め…
怒涛の結末を迎えたオペラ座。しかし、物語にはまだ「祈り」が必要でした。スーザン・ケイの『ファントム』が用意した最後の一章は、エリックとクリスティーヌの哀しい愛…
オペラ座に現れる前、〈怪人=エリック〉はいかにして建築と魔術、そして暗殺の技術を身につけたのかーー。スーザン・ケイの『ファントム』の白眉とも言えるのが、原作が…
パリ・オペラ座の地下に潜む怪人にとって、クリスティーヌのキスはどのような意味を持つものだったのかーー。ミュージカルの最高傑作『オペラ座の怪人』で多くのファンが…
きょう紹介するのはモートン・ルー「ザ・ウェーブ」(新樹社刊)です。ナチスドイツを取り上げた歴史の教師が思い立って始めた”実験”が高校全体を巻き込み、生徒たちが…
きょう紹介するのは異星人侵略もの、人類滅亡ものの古典SFの名作、ジョン・ウィンダムの「海竜めざめる」です。内容ももちろんおもしろいのですが、それ以上に狂喜乱舞…
キース・ピータースンの〈ジョン・ウェルズ記者〉シリーズ、最終作の「裁きの街」(原題:Rough Justice)を紹介します。ハードボイルド・ミステリーなのに…
パロディはオリジナルがよく知られていないと面白さがうまく伝わりません。そんな逡巡から紹介をためらっていたのですが、真面目な純文学作家が「こんなパロディ小説も書…
キース・ピータースンの〈ジョン・ウェルズ記者〉シリーズも、いよいよ3作目「夏の稲妻」(原題:The Rain)です。本筋は前作に勝るとも劣らぬスリリングな展開…
ニューヨークの敏腕記者が主人公のハードボイルド・ミステリー、キース・ピータースンの〈ジョン・ウェルズ記者〉シリーズーー。きょうは2作目「幻の終わり」(原題:T…
きょう紹介するのはキース・ピータースンの「暗闇の終わり」(原題:The Trapdoor)です。邦訳が30年以上も前のハードボイルド・ミステリーで、主人公は新…
ホラー映画の中でも一時代を画した「エクソシスト」が、公開からちょうど50年ということで、この12月に「エクソシスト 信じる者」が封切上映されるそうです。「そう…