「S株」「かぶミニ」1か月の成績は良好です

「S株」「かぶミニ」1か月の成績は良好です

半導体関連銘柄を単元未満株で買い始めてから、ちょうど1か月が経ちました。日経平均株価が4万円の大台に乗る株高の時代、コツコツと買い増していく方法は「4万円時代にあった投資方法かも」と書きましたが、少なくとも現状は良好な成績です(2024,3,25)

〈PR〉

初回31日間0円!6000誌以上の雑誌が読み放題!
【楽天マガジン】初回31日間0円!雑誌読み放題

長期ブーム到来と期待して

単元未満株の活用は2月26日から始めました。きょうでちょうど1か月です。 

スタート当初、わたしはこんなことを書いています。 

「週刊ダイヤモンド」3月2日号は新NISA特集ですが、わたしが注目したのは「半導体に長期ブーム到来か」という記事です。 

SCREENホールディングスの株価が3カ月で2倍以上になるなど、足元の株価には過熱感が漂う。もともと半導体は景気敏感セクターであり、業績も株価も上下に大きく揺れやすい。

そうそう、その通りです! 半導体関連株に誰しもが抱く懸念です。

しかし、記事はこう続けます。

専門家が今後の半導体市況をけん引すると注目しているのが「生成AI」である。
ChatGPTを含め、データを学習してさまざまなコンテンツを作成する生成AIには、大量の半導体が不可欠だからだ。
(略)
データセンターはもちろん、パソコンやスマートフォンにもAI半導体が導入される流れは不可逆的で「今回は5~6年続く長期ブームになる可能性がある」(楽天証券経済研究所の今中能夫チーフアナリスト)のだ。

ほうほう、それなら半導体関連株を持っていたいと思います。

ただ、半導体関連株は値がさ株が多いのがネックです。その点も記事は触れています。

個人投資家を悩ませるのは、半導体関連株は最低購入価格が高い銘柄が多いことだ。
(略)
投資資金が多くない場合は、資産の大部分を投じる集中投資になり、リスク分散という意味で不安が残る。

そのうえで、記事は3つの方法を紹介しており、その1つ目が単元未満株の購入なのです(2つ目が米国株の購入、3つ目がETFですが、ここでは割愛します)

一つ目はインターネット証券などで取り扱いがある、1株から売買できる単元未満株取引の活用だ。手数料が割高になるケースもあるが、大手ネット証券の場合、NISAの成長投資枠でも取引でき、キャッシュバックなどで実質的に手数料が無料になるケースもある。

単元未満株で買っていこう、と思った自分の判断は間違ってなかったみたい…

ダイヤモンドの記事を読んで、ようやく確信が持てた感じです。おとといから始めたばかりとはいえ、「チマチマとこんな買い方でいいのかなあ」と思わなくもなかったので…。 

半導体関連株 やっぱり単元未満株の活用で

おっかなびっくりのスタート

まあ、このようにおっかなびっくりで、わたし名義はSBI証券の「S株」で、妻名義は楽天証券の「かぶミニ」で始めた単元未満株の購入でした。 

買い方もまさにおっかなびっくりです。単元未満株だと成行注文となるため、割高な購入となることを嫌って、当初は必ず前日比マイナス2%以上下がった銘柄を1株ずつ機械的に購入。途中、下落幅が大きくなった時はマイナス5%以上に絞って購入しました。 

その結果、この1か月で以下のような成績となっています(時価総額、評価損益は3月25日終値) 

評価損益もプラスですし、まあまあの出足と思っています。 

ただ、日経平均株価が先週3万9000円割れした前後は評価損益がマイナスになっています。マイナス幅は3000円前後でしたが、それでもマイナスはマイナスです。 

いまのプラスも現在の株高によるもので、1か月程度では各銘柄の成長性を占うものとは言えないでしょう。 

個別銘柄の評価損益

個別銘柄の評価損益も見てみましょう。評価益の大きい順に4銘柄です(単元未満株1がわたし名義、2が妻名義)

次は評価損の大きい順に4銘柄です。 

いかがですか。個人的な感想は「大きく増えてもいないし、へこんでもいない」というものです。 

何より「下がったら買う」を機械的に繰り返しているだけにしては、想像以上にへこみは軽く済んでいるな…と思います。また、銘柄数が増えることで分散も効いている印象です。 

この1か月で「セブン・サムライ」の半導体関連銘柄も(3~6銘柄とわずかばかりですが)すべて揃いました。 

「週刊ダイヤモンド」の文章を改めて引用します。

専門家が今後の半導体市況をけん引すると注目しているのが「生成AI」である。
ChatGPTを含め、データを学習してさまざまなコンテンツを作成する生成AIには、大量の半導体が不可欠だからだ。
(略)
データセンターはもちろん、パソコンやスマートフォンにもAI半導体が導入される流れは不可逆的で「今回は5~6年続く長期ブームになる可能性がある」(楽天証券経済研究所の今中能夫チーフアナリスト)のだ。

長期ブームを意識しながら、引き続きコツコツと「下げたら買う」を繰り返したいと思います。 

(いしばしわたる) 

〈PR〉

楽天モバイル ご利用中なら、ご契約中楽天市場でのポイントが、+1倍!