楽天ペイへの機能集約がはじまったようです。楽天ペイのアプリ内で、楽天Edyに楽天キャッシュからチャージできるというもの。楽天カードのタッチ決済もできて、使い勝手は確かによくなりました。先行するPayPayに”追いつき追いこせ”の精神で頑張ってほしいです(2024.7.6)
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楽天モバイルならスマホの料金が超お得!宣言どおり機能集約に着手
楽天グループは今年4月18日のプレスリリースで、
「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」「楽天Edy」をひとつのアプリへ
していくと発表しています。
「楽天ペイ」アプリは、楽天グループのフィンテックサービスの“入口”としての役割を強化していきます。その第一弾として「楽天ポイントカード」アプリとの統合、次に「楽天Edy」アプリとの統合を行います。将来的には「楽天カードアプリ」の主要機能やその他の楽天フィンテックサービスのアプリの機能の搭載を計画していきます。
「楽天ペイ」「楽天ポイントカード」「楽天Edy」をひとつのアプリへ
そして、7月2日のプレスリリースで、
「楽天ペイ」アプリで2つの電子マネーの相互交換が可能に
しました。
2022年10月より「楽天キャッシュ」を「楽天Edy」にチャージする機能の提供を開始、2023年7月には「楽天Edy」アプリで「楽天Edy」から「楽天キャッシュ」へのチャージ機能を実装し、2つの電子マネーの相互交換を実現しました。このたび「楽天ペイ」アプリでの相互交換が可能になったことで、2025年以降に予定されている「楽天Edy」アプリの「楽天ペイ」アプリへの統合に向けた新たな一歩を踏み出すことになります。
「楽天ペイ」アプリで2つの電子マネーの相互交換が可能に
まだ統合の途上という位置づけのようですが、わたし自身は23年7月に楽天Edyから楽天キャッシュにチャージ可能になったので、とても使い勝手がよくなったと感じていました。
でも、楽天ペイのアプリで楽天Edyと楽天キャッシュの相互チャージが可能になれば、これは複数のアプリを起動させずに済みます。 さらに便利になると言えそうです。
最初は金額に上限あり
プレスリリースをみて、さっそく試してみました。
最初はチャージできる金額に1日500円の上限があって、それもギフトの形で送られるそうです。
でも、8日目以降は即時チャージできると書いてあるので、それができるなら確かに便利です。
といっても、楽天Edyを使う場面はめっきり減りました。たいがいは楽天ペイで支払いができるからで、わたしが使うお店で言えば、楽天ペイは使えないけれど楽天Edyなら使えるところは無印良品ぐらいしか知りません。
クレカのタッチ決済機能も
楽天Edyへのチャージ機能以上に、わたしがありがたいと思っているのが、クレジットカードのタッチ決済機能が楽天ペイのアプリにあることです。
クレカのタッチ決済は、いままでグーグル・ウォレットを使っていましたが、なぜか三井住友カード(NL)でしか紐づけられず、わたしの楽天カード(VISA)はタッチ決済機能があるのに、グーグル・ウォレット上ではクイックペイとの紐づけしかできませんでした。
今回スマホを買い替えたのを機に三井住友カード(NL)とOliveは解約しようと考えているので、クレカのタッチ決済は楽天カードで利用したかったのです。
でも、新しいスマホでも、グーグル・ウォレットで楽天カードを紐づけられたのはクイックペイでした。
そのため、楽天ペイで紐づけられたのはとてもうれしかったのです。設定も下記の図のとおりで、とても簡単でした(その代わり、グーグル・ウォレットを起動させるたびに、グーグル・ペイをデフォルトに設定するよう誘導する画面が立ち上がってイラッとします)
さらなるサービス競争に期待
この種の〇〇PAYでトップの座にいるのはPayPayで、楽天ペイは二番手に甘んじています。
でも、ネット証券でもSBI証券と楽天証券が激しく競った結果、売買手数料の無料化やクレカ決済時のポイント還元といったサービス合戦が活況になり、結果としてユーザーは多大な恩恵を受けています。
楽天ペイも、PayPayの背中が見えるまではサービス強化の姿勢を打ち出すに違いありません。
がんばれ、がんばれ、もっとがんばれーー。ひとりのユーザーとして、楽天ペイの使い勝手がよくなることに引き続き期待をしています。
(いしばしわたる)
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