Tポイントと統合した新生Vポイント。アプリが複雑な点やポイントの付与がわかりにくい点は以前も記事にしましたが、ちょっと本当に高還元なのか疑われることがありました。ポイントの付与がバラバラなせいだと思いたいですが、それにしても…と思うので記事にします(2024.5.29)
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「見える化」されてる楽天ポイント
わたしは楽天経済圏の住人です。楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)で還元率が高くなる点も魅力ですが、もうひとつ、ポイントの付与が「見える化」している点が気に入っています。
下記の2つの画像はコメダ珈琲とニトリで楽天ペイを使った際の履歴画面です(楽天ポイントクラブというアプリ画面)


楽天ペイを使って買い物した翌日にポイントが反映しています。ポイント還元率が代金の1%とわかります。
ところが、Vポイントの場合、ポイントがいつ、どのタイミングで付与されるのかがわかりません。そのことは以前にも記事にしたところです。
旧Tポイントのヘルプ画面
今回改めてポイント付与のタイミングについてネット検索したところ、旧Tポイントのヘルプページでポイントの付与は10日以内とわかりました。

このヘルプ画面を調べていくと、ポイント履歴もわかることが出てきました。

ドトールで1ポイント?
「Vポイント利用履歴」をクリックしてログインすると、旧Tポイントサイトで履歴画面が出てきました。

これをみて「ん?」と思ったのです。
5月8日に「ドトールコーヒーショップ」(支店名は削りました)で利用したポイントが「1ポイント」となっているではありませんか。
のちほど書きますが、その日の代金は300円でしたので「1ポイント」しかつかないのは、ポイント還元率は0.5%が疑われます(200円で1ポイント、400円で2ポイント…なので300円は1ポイント)
同じ5月8日の欄に「三井住友銀行 ダイレクトログイン」というのが、VISAタッチ決済を利用したことによるポイント付与なのだとしても、その「5ポイント」を合わせても6ポイントです。
けれども、スマホのOliveアプリをみると、ドトールは対象店舗のひとつなので、VISAタッチ決済を使えば、わたしは9%の高還元率であるはずです。

VISAタッチ決済は使うたびに三井住友カードからメールが飛んでくるので、その日のメールを調べてみたら、ドトールでの買い物は300円(アイスコーヒー)です。 300円の9%なら、本来なら27ポイントでなければおかしいはずです。

【追記】調べてみたら、わたしが使う三井住友カード(NL)はやはり基本還元率が0.5%でした。マクドナルドで私がいつもVISAタッチ決済を使って注文していたホットコーヒー(Sサイズ、120円)は0ポイントだったことになります。VISAタッチ決済で代金を払った分にポイントが付与されるのか不明ですが、つかない可能性もあり得ます。だからと言ってマクドナルドで無理して200円以上の注文するのは本末転倒。安全を見て、これからマックコーヒーは楽天ペイで支払うことにします(2024.6.1)
すべての元凶は不明朗さにあり
わたしは三井住友カードやVポイントがズルをしているとは思いません。きっと本当に対象店舗の買い物は最大20%の還元率なのでしょうし、わたしの場合は9%なのだろうと思います。
でも、楽天経済圏のように明朗会計でないため、ほんとうかどうか、それがわからないのです。
そもそも、ポイント付与の履歴は旧Tポイントのサイトで、利用のほうは三井住友カードのメールで確認しないといけないなんて、おかしくないですか?
これでは統合とは名ばかりで、不明朗で複雑怪奇なポイント経済圏と思われてしまうだけでしょう。
無用な誤解を招かないよう、早めの改善が必要なように思います。
(いしばしわたる)
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