楽天から株主優待のeSIMと設定案内が届きました。100株保有で「音声+データ30GB/月プランを1年間無料で使える」という優待で、妻名義も含めて2つもeSIMが届き、さっそく未使用の端末を用意して設定してみました。スタートガイドはわかりやすく、設定はとても簡単でした。来年以降もぜひ継続してほしい優待です(2024.4.27)
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受け取りに本人確認必要
楽天の優待については、以前に記事にしました。
楽天グループ(証券コード:4755)は株主優待の内容を変更し、昨年12月末時点で100株以上保有している株主に対して、「音声+データ30GB/月プランを1年間無料で使える」という優待となりました(その代わりに配当は無配に)
この優待内容が評価されたのか、赤字が続く楽天モバイルの状況が若干改善されたことが評価されたのか、一時は500円を割り込んでいた楽天グループの株価は持ち直し、今は737.8円(4月26日終値)です。100株で優待をもらえるので、7万円余りの費用で、この優待がもらえることになります。
もっとも、楽天グループの優待内容はよく変更されるので、「音声+データ30GB/月プランを1年間無料で使える」という優待内容が今後も継続されるかどうかは不明です。
そんな楽天の優待ですが、驚いたことに受け取りに本人確認が必要でした。某宅配会社の不在通知が郵便受けに入っていたので電話したところ、

「受け取りに本人確認が必要です。運転免許証かマイナンバーカードをご用意ください」
と言われたのです。
クレカなどの受け取りでも、そこまで厳格な受け取りは経験がなかったので、ちょっと驚きましたが、それでも私と妻が確実に在宅中のタイミングで再配達の設定を申し込み、昨日、無事に受け取りました。宅配業者さんいわく、

「株主とわかってるんだから、そこまで厳格な本人確認が必要なんですかねえ」
とこぼしていましたから、もしかしたら楽天の優待絡みで混乱を招いているのかもしれません。
わかりやすいスタートガイド
ともあれ、届いた封書を開けてみると、同封されていたのは案内の鑑文と、2つのQRコードが印刷された一枚紙。片方は下部に電話番号が書かれた「優待専用eSIM」で、もう片方は「スタートガイド」と書かれていました。

スタートガイドはPDFを格納しているURLにジャンプするので、わたしは画面が大きいタブレットで映してみました。下部画面のように、とてもわかりやすいスタートガイドで、これに従って行えば迷わず設定できるでしょう。

わたしが用意したスマホは、ひとつはわたしがアップルミュージック専用にしている楽天HAND、もうひとつは娘が使っていた楽天HAND。娘いわく「小さくておもちゃみたいだし、画面が割れたから端末を変えた」という代物ですが、使用に問題はありません。

株主優待専用のアプリを用意
スタートガイドに従って2つのスマホとも使えるようになりましたが、驚いたのは優待専用eSIMのためのアプリを用意していたことです。
下部画像のように、通常のRakuten Linkアプリは利用できないと書いてあり、「Rakuten Link Office」アプリをインストールするように促されます。


わざわざ、この優待のためにアプリを用意したの? もしそうだとすれば、来年以降も優待が継続されるかも……
この予想があたるか外れるかわかりませんが、それほどしっかり準備された優待専用eSIMだというのが第一印象でした。
使用感はまったく問題なし
使ってみての感想は、さすがにまだ設定初日なので、たいしたことは言えませんが、まず電話機能は無事に使えましたし、我が家では5Gのアンテナも立っていました。テザリングも問題なく使えましたので、娘の割れた楽天HANDはタブレット(アイパッド)専用のテザリングにしました。これで外出時はタブレットが気楽に使えるようになりました。
わたし自身はもともと楽天モバイル・ユーザーですので、楽天モバイルへの不満は別にありませんが、使ったことがない人は通信品質などを気にするのでしょう。
そういう方が「楽天モバイルを無料で使えるなら、楽天グループ株を100株買えばいいんだな…」と思う可能性は確かにありそうです。
ただ、ふだん使いの楽天モバイルのほかに、2つも楽天モバイルが必要かと聞かれたら、やはり不要だと思うので、すでに楽天モバイル・ユーザーにとっては、お得感があまり感じられない優待です。わたしはやりませんが、友人知人に安く譲り受けるような人も出てきそうです。
いずれにしても、株主専用eSIMは使い勝手もよければ、設定も簡単です。専用アプリを用意しているあたりからも、継続が期待できそうな優待内容と思いました(はずれたらお許しを)
(いしばしわたる)

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