半導体関連銘柄の単元未満株をSBI証券の「S株」で購入する話の続きです。きょう(2月26日)午後3時すぎに公開した記事で「前場で注文しても15:00まで買えなかった」と書きましたが、きょう中に後場の終値で買えました。本来は前回記事の更新で済ませてもよいのですが、銘柄の紹介もしたいので別記事にします(2024.2.26)
追加注文の銘柄は終値で約定
きょうは午前9時台に「日東紡績」(3110=証券コード、以下略)と「東洋合成工業」(4970)の注文を行い、さらに他の銘柄も前日比2%以上の下げ幅だった4銘柄を、前場が閉まる前の11時前後に注文しました。
「日東紡績」と「東洋合成工業」はお昼ごろに約定しましたが、追加した4銘柄は注文中の画面のまま後場が終了。その時点でいったん記事を公開しました。
ところが、公開した直後、すなわち15時を回ってから続々と約定の通知が届いてきました。
注文・約定4つのタイミング
「なるほど、そういうことか」と思って調べたら、SBI証券のホームページにちゃんと書いてありました。
注文時間 0:00~07:00
- 約定タイミング 当日前場始値(9:00約定)
注文時間 07:00~10:30
- 約定タイミング 当日後場始値(12:30約定)
注文時間 10:30~13:30
- 約定タイミング 当日後場引け(終値)(15:00約定)
注文時間 13:30~24:00
- 約定タイミング 翌営業日(翌9:00約定)
ワンコインであの有名企業の株が取引手数料無料で購入できる?! SBI証券の「S株」
調べないで注文した自分のミスでした。でも、追加で注文した銘柄の多くが、後場はさらに下げたので、結果的に終値で約定したのはよかったです。
こうやってタイミングを踏まえて考えると、
![](https://i0.wp.com/hintnomori.com/wp-content/uploads/2024/01/165944r.png?w=800&ssl=1)
前場が始まって株価が大きく下げていたら10:30までに注文する
それ以外の銘柄で下げたものがあれば13:30までに注文する
という方法がよさそうだなと思いました(結果的にそうだったのは、本当にけがの功名ですが)
追加注文した4銘柄
さて、追加で注文してきょうの終値で約定した4銘柄を紹介しましょう(企業概要はヤフー・ファイナンスより)
SCREENホールディングス(7735)
- 半導体製造装置の大手、うちウエハ洗浄装置では世界断トツ
レーザーテック(6920)
- 先端半導体向けマスク欠陥検査装置が柱。EUV光源品は独占。マスクブランクス検査装置も
KOKUSAI ELECTRIC(6525)
- 半導体装置における成膜装置に特化する大手
ディスコ(6146)
- 半導体、電子部品向け切断・研削・研磨装置で世界首位
このうち「SCREENホールディングス」と「ディスコ」は、ゴールドマン・サックス証券が選定した「セブン・サムライ」銘柄です。
きょう一日でS株の仕組みはようやく理解しました。見積価格に驚くことはないことや、注文のタイミングのことなど、実際に注文してみないとリアルにはわかりません。
やはり「習うより慣れろ」ですね。
「週刊ダイヤモンド」の半導体特集に出て来た半導体関連銘柄は、あす以降も「株価が前日比で大きく下げればS株で買う」方式を続けようと思います。
(いしばしわたる)