資産運用の定番「会社四季報プロ厳選の500銘柄」

資産運用の定番「会社四季報プロ厳選の500銘柄」

情報の取得方法は、最近はユーチューブやSNSという方がとても多くなっています。わたしはどうもアナログ派で「雑誌をじっくり読む」スタイルです。とはいえ、何冊も購入していてはお金がもったいないので、大半の雑誌は「楽天マガジン」(月額418円、税込)で済ませます。そんな中、この一冊だけは必ず紙の雑誌を買っています。「会社四季報プロ厳選の500銘柄」です(2023.9.24)

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四季報に合わせ年4回発刊

「プロ厳選の500銘柄」は東洋経済新報社が年4回、会社四季報の発売に併せて発刊します。現在、店頭に並んでいるのは2023年秋号です。 

「会社四季報プロ厳選の500銘柄」2023年秋号

会社四季報の記者が注目する「本命銘柄50」「期待銘柄200」「注目銘柄250」の合計500銘柄について、どこが注目点なのかわかりやすく書いてあるのが特徴です。特に本命の「50」銘柄は1ページ1銘柄、期待の「200」銘柄も1ページ2銘柄でチャート図も使って詳述してあります。 

銘柄の入れ替えに活用

なぜ3か月に1度の頻度で、この雑誌をわざわざ紙の雑誌で購入するかと言えば、自身のポートフォリオの入れ替えの参考にするためです。 

わたしの資産運用スタイルは、投資信託はひたすらインデックス型投資信託を積み立てるだけで、国内株はできるだけ多くの銘柄を保有し、配当利回りの高い銘柄を長期保有して配当所得を積み上げるーーというものです。「長期・積立・分散」の3原則のうち、長期と分散は国内銘柄にもあてはめている、というわけです。

くわしくはこちらをご覧ください
成長投資枠では高配当株を買おう

ところが、株価が上昇すれば配当利回りは低くなりますし、業績不振で減配する企業もあるため、定期的に銘柄の入れ替えを行う必要があります。利回りの低い銘柄は売却して、その売却で得た資金を原資に高配当の銘柄を購入するのです。 

この高配当の銘柄探しに「プロ厳選の500銘柄」を使っているのです。また、自分がすでに保有している銘柄についても、記載されていれば目を通すようにしています。人間ドックに定期的にかかるように、自身のポートフォリオの定期メンテナンスというわけです。 

付箋やラインマーカー多用

ですから、目に留まった銘柄があれば付箋を貼ったり、気になる記述はラインマーカーを引いたりします。そのためには紙の雑誌でないと困るのです。あとで見返す場合も電子書籍より紙の雑誌のほうが便利です。 

したがって、わたしの場合は読み方もかなり独特です。「本命銘柄50」はぜんぶ読むようにしていますが、「期待銘柄200」と「注目銘柄250」は最初に配当利回りの数字をチェックします。利回りが2・5%以上だと赤字になっているので、黒字の銘柄はスルーして、利回りが赤字の銘柄だけ精読するスタイルです(自分が保有する銘柄はきちんと読みます。定期メンテが目的ですから)

巻頭特集も必ずチェック

巻頭の特集ページも必ず目を通します。特集の1番目が「高配当/株主還元」で、利回り5%以上は10銘柄、4~5%以上は52銘柄、3・5~4%は40銘柄がリストアップされています。 

この特集で重要キーワードとなっているのが「累進配当」です。 

高配当株への投資で気をつけたいのが将来の減配リスク。その点で最近注目が高まっているのが、利益の増減にかかわらず減配しない「累進配当」の銘柄だ。 

特集では「累進高配当」のリストで43銘柄載っています。 

これらのリストに、自分が保有する銘柄はピンクのラインマーカーで塗れば、マークのついていない銘柄が新規購入対象となります。ちなみに、私が保有している銘柄の数は、 

  • 利回り5%以上(10銘柄):6銘柄 
  • 利回り4~5%以上(52銘柄):24銘柄
  • 利回り3・5~4%(40銘柄):19銘柄 
  • 累進高配当(43銘柄):22銘柄

でした。このリストは本文中のページも書いてあるので、インデックス的に使うこともできます。

楽天マガジンは便利

なお、冒頭書いた「楽天マガジン」は、いろいろな雑誌を読めるのがたいへん魅力です。紙の雑誌が売れなければ出版社も困るので、すべてのページをデジタル版で読めるようにはしていませんが、それでもかなりの情報量です。 

お気に入りの雑誌はブックマークできる

上の写真はわたしがお気に入りにいれている雑誌です。ビジネス誌もあれば健康系、IT系もあります。さらに言えば、男性にとって書店で買いにくい女性向けの雑誌も、楽天マガジンなら容易に読むことができます。 

「楽天マガジン」のよいところは、いわゆるムック本も読めるところです。 

楽天マガジンはムック本も読める

新NISAを紹介するムック本も乱立気味ですが、書店で立ち読みしても違いがよくわかりません。「楽天マガジン」で読めば、必要な情報はほぼほぼ収集できるでしょう。 

情報収集のひとつの手立てとして使ってみてはいかがでしょうか。 

(いしばしわたる) 

追記】楽天マガジンの魅力は別記事(楽天マガジンで「ポイ活で得する!楽天生活」を読む)を書きました。併せてお読みください(2023/10/21)

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