12月22日は「冬至」ーー1年でいちばん昼が短くなる日です。これから徐々に陽のあたる時間が長くなると思うと嬉しくなります。まさに「一陽来復」ーーこれからの1年をよい1年にしたいと思います(2025.12.21)
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薬膳のベストセラー本
冬至は天文学の要素があるため、年によって12月21日の年もあります(例えば2024年)が、2025年は12月22日です。
この冬至の日を「一年の起点」とする本を読み始めました。薬剤師で国際中医師の川手鮎子さんのベストセラー「心も体ももっと、ととのう 薬膳の食卓365日」(自由国民社刊)です。
\第12回 料理レシピ本大賞[料理部門]入賞!/
\TBSテレビ系列「THE TIME,」で特集され、大反響!(10/27放送)/「食べて養生」がいちばん!
大好評ベストセラー『心も体もととのう 漢方の暮らし365日』食事編。◆漢方薬局を45年経営、薬剤師の資格ももつ中医学のエキスパートが教える
「医食同源」の基本と、毎日の食事のヒントが満載!
一日1ページ読むだけで、無理せず健康に生きていく知恵が身につく。
オールカラーの美しいイラストを全編に満載し、読んで眺めて癒される一冊です。
わたしは水凪トリさんの「しあわせは食べて寝て待て」(秋田書店)を読んで薬膳に興味を持ち、スーパーでも季節の野菜を意識して買うようになっています(特にこの時期はカボチャが美味!)
とはいえ、きちんと薬膳の本を読んだことはなかったな…と思い、最近書店で買い求めたのが「薬膳の食卓365日」でした。
その最初のページが「冬至」だったのです。
一陽来復…運が開ける日
カレンダーは1月1日が一年の始まりとされ、また役所などで新年度のはじまりは4月1日とされています。私は陰陽の移り変わりという観点から、冬至を一年の起点とさせていただきました。
(略)
冬至は太陽の力が一番弱くなった日で、それ以降は再び太陽の力が強くなっていく日ととらえ、一陽来復といって、その日から陽が始まる日といわれています。
つまり、冬至は素晴らしい運が開ける日なのです。
そんな冬至に食べるものとして「薬膳の食卓365日」が挙げているのが、カボチャ、小豆がゆ、コンニャクです。
カボチャは漢字で書くと「南瓜」で北(陰)から南(陽)へ向かうという意味などがあるとされ、小豆の赤色は邪気を払うという意味から、コンニャクは「胃の箒」とか「腸の砂おろし」と呼ばれて体内に貯まった砂を出すという意味から、それぞれ冬至に食べる風習があるそうです。

へ~ カボチャや小豆は知っていたけど、コンニャクは知らなかった…
ひとつの話題で2ページ。エッセーのような文章で、先走って読むのではなく、その日が来たら読む…という読み方がよさそうです。
「医食同源」の考えかた
ちなみに冬至の「一年の移り変わり / 冬至に食べるもの」(12月21~22日)のあとは「賢い男は料理がうまい / 自分の体は自分でプロデュース」(12月23~24日)、「毎日の食事が薬膳料理 / おかゆは最高の薬膳」(12月25~26日)…と続きます。
「医食同源」という言葉もあるように、本来食べ物と薬の垣根はありません。例えば葛根湯という漢方薬の中には葛根、桂皮、大棗、ショウキョウという生薬が含まれていますが、葛根はクズの根、桂皮はシナモン、大棗はナツメグ、ショウキョウは生姜のことなのです。どれも身近な食材ですね。
このように薬膳とは特別な料理ではなく、それぞれの人の体質や不調に合わせ、スーパーなどで売られている食材や食品を上手に活用して、それをおいしく調理して食べることで体質の改善や病気の予防・改善にも繋がる料理のことだと考えています。
「毎日の食事が薬膳料理 / おかゆは最高の薬膳」より
Amazonにはページの抜粋が載っています。

オールカラーでイラストも愛らしいですね♪
エッセーを楽しみながら、薬膳の知識を徐々に身につけ、その季節に応じた食材や食べ方を知るーー。そんなお勧めの一冊です。
(しみずのぼる)
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