ようやく秋めいてきました。秋の果物の代表格、柿がスーパーの店頭にも並ぶようになり、我が家の食卓にも登場回数が増えています。最近知った柿の調理法を紹介します（2025.10.7）
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奈良旅行で見たTV番組
果物で何が一番好きかと聞かれたら、間違いなく柿と答えます。先日は妻とふたりで奈良に旅行に出かけて、生姜の奈良漬けと一緒におみやげに選んだのも、地元の名品「柿けーき」でした。
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www.shirozakeya.com
そんな奈良旅行の最中にテレビでみたので番組名がわからず恐縮ですが、柿は加熱すると栄養素がアップするそうです。そして番組では鶏もも肉と柿のソテーを紹介していました。
おいしそう！さっそく家でやってみたい！
ということで、鶏もも肉と柿を最寄りのスーパーで買ってきました。
正直に言うと、我が家はふだん鶏もも肉は買わず、鶏むね肉を常用していて（しかも皮はむいて使う）、最初は鶏むね肉と柿のソテーを作ってみたのですが、妻いわく、
うーん、鶏むね肉はパサパサしてるから、柿とのソテーはテレビでやってた鳥もも肉のほうがいいよ…
という厳しいご指摘の末に鶏もも肉で、しかも皮つきで調理してみました。
作りかたはいたって簡単
用意した材料は下記写真のとおりです。
鶏皮にハーブソルトをふりかけて皮側をフライパンに置いて、蓋をして強火で焼きます。サラダ油はしく必要はありません。鶏もも肉の油でジューシーに焼けます（写真1）。 少し冷ましたらフライパンで一口大にカットして（写真2）、ふたたびフライパンに戻して、だし醤油をすこし垂らした料理酒を加えて蒸し焼きに。そして最後にカットした柿を加えて（写真3）軽くソテーして出来上がりです（写真4）
とってもカンタンですよね！
GABA3倍 シトルリン2倍
テレビで仕入れた「柿は加熱すると栄養素が増す」という情報は、「柿の専門 公式ブログ」にも書いてありました（「柿の専門」は先述の「柿けーき」を販売しているところです）
柿のタンニンは抗酸化作用や抗ウィルスなど、アンチエイジングや感染予防に期待できます。
また、ビタミンCやβ-カロテンが豊富に含まれ、美肌効果や免疫力を高めるのに役立ちます。
そんな栄養たっぷりな柿ですが、さらに栄養価をアップさせる方法があるのです。
それは
「柿を加熱する事です」柿を加熱することによって「GABA」や「シトルリン」というアミノ酸が増えることがわかっています。
GABAはストレスを軽減したり血圧を下げることで特保認定されている成分で、シトルリンは血管を拡張させ、血管をしなやかにしたり血流改善に役立つ成分です。柿を加熱することで、GABAは約3倍、シトルリンは約2倍になるそうです。
そして、加熱処理をしても、うまみ成分とされるアスパラギン酸やグルタミン酸、さらに糖分の含有量は減少しませんでした。（慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究より）柿を加熱することは、おいしさそのままで栄養素がアップする素敵な食べ方なんです。
【柿の博物館】 第19回 柿を加熱すると栄養価アップ
秋の食材がタップリ！
そんな柿のソテーが登場した我が家の食卓をごらんください。
サツマイモをポッカレモンをふんだんに使って蜂蜜も加えて甘酸っぱく煮詰めたサツマイモのレモン煮も秋らしい一品ですよね♪
ポテチサラダもTV仕込み
写真奥のサラダボールは「ポテチサラダ」です。
こちらは番組名もわかっていますが、NHKの「探検ファクトリー」で岐阜のカット野菜工場を特集。その際に紹介された簡単レシピの一品をアレンジしたものです。
これも妻と一緒にテレビでみて、
お酒のおつまみになりそう！ 今度作ってよ！
と要望されたのでさっそく作ってみました（我が家の食事担当はわたしなので…）
材料は刻みキャベツとポテトチップス、ツナ缶（写真5）で、番組では醤油を少したらして…と言っていましたが、最近はまっている醤油糀と糀甘酒、それに「食べるラー油」を小さじ１杯ずつ加えて軽くあえて出来上がりです（写真6）
鶏もも肉と柿のソテーも、ポテチサラダも手軽に作れるので、我が家の定番料理になりそうです。
（さかきかずひこ）
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