味の素がストップ安に…半導体銘柄として買い増しました

味の素がストップ安に…半導体銘柄として買い増しました

調味料でおなじみの味の素(2802)の株価がきのう(11月7日)前日比16%強の下落となり、ストップ安でした。しかし味の素は半導体関連銘柄としても有望のため、ここは買い場とばかり買い増ししました。この判断が功を奏するかどうか…(2025.11.8) 

〈PR〉

資格不要で稼ぐなら「クラウドワークス」

日経「最大級の下げ」と報道

味の素の株価急落は、今朝の日本経済新聞でも「日経平均株価607円安 味の素が最大級の下げ、大型成長株に割高警戒」の見出しで記事になっています。 

7日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比607円(1.19%)安の5万0276円だった。前日の米株式市場で米雇用情勢の悪化を背景に主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場では主力ハイテクを中心に売りが優勢となった。業績拡大期待など日本株の支援材料は多いが、有望視されていた味の素など大型成長株の一角が崩れるなど不安材料もちらつき始めた。 

日本経済新聞 – 日経平均株価607円安 味の素が最大級の下げ、大型成長株に割高警戒

日経記事によると「終値ベースでの過去の下落率と比較するとQUICKでさかのぼれる1974年6月以降で最大」だそうです。確かに急落ぶりが伺えるチャート図です。 

ヤフーファイナンスより

予想下回った決算が理由

急落の理由について、日経記事は前日6日の決算発表を挙げています。 

6日に発表した2025年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益(前年同期比2%増の512億円)が市場予想(QUICKコンセンサス、10月24日、3社、628億円)を下回り、嫌気した売りが膨らんだ。 

確かに通期予想に対する進捗率は売上高45.7%、事業利益48.2%ではありますが、それでも通期の業績予想は増収増益で、下方修正したわけでもありません。下方修正した銘柄ならともかく、この下げ幅は異常です。日経記事は、 

味の素は半導体向け電子材料や高機能食品の成長性、事業構造改革への評価がここ数年高まっていた。PBR(株価純資産倍率)が5倍を超える「大型グロース」との位置づけだっただけに失速は投資家心理に影を落としかねない。 

と書いています。成長への過度の期待から、もともと割高過ぎたのではないか…という分析です。 

デファクトスタンダード

味の素は、妻名義で9月に4200円台で200株購入したばかりとあって、一気に含み損が10万円を超えました。

しかし、購入の動機は、まさに将来の成長に対する期待から「だいぶ割高な水準だけど、それでも持っていたい」と思ったためです。 

実はあまり知られていませんが、味の素は半導体関連銘柄です。最近も「えっ、味の素も?じつは半導体ビジネスに欠かせない「意外な半導体銘柄6選」」 (現代ビジネス)という記事がありました。 

子会社である「味の素ファインテクノ」が製造している「味の素ビルドアップフィルムABF: Ajinomoto Build-up Film)」は1999年に製造開始され、パソコンのCPUの絶縁材に使われています。かつてCPUの広告でよく使われたフレーズをもじれば、今やほとんどすべてのパソコンには「味の素(の製品が)入ってる」です。この素材は味の素の事業の核であるアミノ酸開発の副産物として世に出ました。現在はパソコンだけではなくAI需要が増えているサーバーのCPUにも採用されています。需要増を見込み2030年までに250億円超を投じて生産能力を5割引き上げることを公表しています。
この事業分野の売上高が味の素の売上高に占める割合はまだ数%ですが、利益率が非常に高く、将来の味の素の稼ぎ頭になる可能性を秘めています。

現代ビジネス – えっ、味の素も?じつは半導体ビジネスに欠かせない「意外な半導体銘柄6選」

記事中に出てくる「ABF」は、半導体の高密度プリント配線板で使用する絶縁材料としてデファクトスタンダード(つまり、この製品がなければ半導体を作れない)、世界シェアほぼ100%です(味の素の開発ストーリーは下記からごらんください) 

ミクロのフィルムで絶縁をコントロール「層間絶縁材料 ABFフィルム」
www.ajinomoto.co.jp

味の素はもはや「ほんだし」「味の素」といった家庭調味料の会社ではないんですね。 

迷いながら300株買い増し

そう考えると、ストップ安となった味の素の株価は買い増しのチャンスです。きのうは結局300株買い増して合計500株にしました。 

11月7日に300株買い増して500株に

週明け以降、味の素の株価がさらに下がったりしたら…と思わなくもなかったのですが、 

1000株なら株主優待もグレードアップするんだし、さらに100株ずつ買い増していけばいい… 

と思い切りました。 

味の素(2802)
企業情報:調味料最大手で海外も展開、コーヒーや冷凍餃子も強い。医療用・食品用アミノ酸や電子材料も
配当利回り:1.32%
株主優待:自社グループ商品詰め合わせセット(継続保有半年以上)
100株以上⇒500円相当
200株以上⇒2000円相当
1000株以上⇒4000円相当
2000株以上⇒5000円相当、(3年以上継続保有で)8000円相当
権利確定:3月末

ヤフーファイナンスより 

半導体関連銘柄は確かにどれも割高で「AIバブル」との評も聞かれます。 

我が家の保有する銘柄で半導体銘柄はほぼ皆無です。素材メーカーに関連銘柄があるかもしれませんが、意識して買い求めたのは味の素だけです。 

わたしには珍しく”期待先行”で買い増しした銘柄ではありますが、週明け以降の味の素の株価を注視したいと思います。 

(いしばしわたる) 

〈PR〉

登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら