JR東日本（9020＝証券コード、以下略）と東急不動産ホールディングス（3289）の株主優待を使って、妻とふたりで那須高原に旅行をしてきました。ホテル近くのステンドグラス美術館を訪れ、歴史を感じさせるステンドグラスの美しさに心打たれました（2024.7.3）
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JR東日本と東急不動産の優待
最初に、JR東日本と東急不動産ホールディングスの株主優待について書いておきましょう。
JR東日本（9020）
企業概要：鉄道最大手。首都圏・東日本が地盤。不動産賃貸や駅ナカ物販事業が成長。「Suica」を育成
配当利回り（予想）：1.99%
株主優待：運賃・料金40%割引券ほか東急不動産ホールディングス（3289）
ヤフーファイナンスより
企業概要：東急系の総合不動産大手。ビル賃貸が利益柱。リゾート開発や再エネ、老健施設など業容多彩
配当利回り（予想）：2.89%
株主優待：宿泊優待券（対象施設：ホテルハーヴェスト）ほか
どちらも株数に応じて割引券・優待券の枚数が変わってきます。
JR東日本は昨年売却する以前、わたしと妻それぞれ300株ずつ保有していたので割引券が1枚ずつ。東急不動産HDは1000株ずつ保有しているので、ホテルハーヴェストの割引券は、夫婦合わせて年間16枚もらえます。
ホテルハーヴェストの利用は過去にも記事にしています
株主優待で秋の箱根を楽しむ
株主優待で紅葉の日光を楽しむ
高級リゾートを22%引きで宿泊
JR東日本の優待券が6月30日で失効するため、6月末に旅行を計画。妻の予定から近場で選ぶこととなって、ホテルハーヴェスト那須に宿泊することにしました。
東京-那須塩原間の新幹線指定席・乗車券は、ひとり5820円かかるところが3500円。ホテルハーヴェスト那須は、同じ部屋で調べるとひとり1万9364円の部屋が22%割引の1万5070円で宿泊できました。
御用邸に隣接する敷地に建てられたホテルハーヴェスト那須は、避暑の時期に利用するには最適です。高原の澄んだ空気を吸いながらコテージのエリアや別荘地を散策したり……。ホテルの中では温泉やプール・ジャグジーを満喫。夕飯と朝食のバイキングも豪勢で、ついつい食べ過ぎてしまいました。
ステンドグラス美術館に感動
でも、ホテルに勝るとも劣らず感動したのが、ホテルの徒歩圏内にある「那須ステンドグラス美術館」でした。
礼拝堂に飾られているステンドグラスは、古いもので1870年頃のもの。ついつい魅入ってしまいます。
さらにすごいのが、1880年代に制作されたパイプオルガンの生演奏と、これまた100年以上前に作られたオルゴールの演奏があるのです。
礼拝堂のステンドグラスをじっくりと眺めているうちに、すぐに生演奏の時間になり、わたしと妻はパイプオルガンの演奏は都合2度も聴くことができました。
おみやげショップが併設されていて、わたしはステンドグラスを模したLEDライト（4400円）を購入。自宅寝室の雰囲気が格別なものになりました。
ナスグラタンに舌鼓
また、ステンドグラス美術館から歩いてすぐのレストラン（Nasu Garden ITO）もたいへん美味しく、妻は那須にちなんだナスグラタン、わたしはチキンカツサンドを頼み、「おいしいね～」と舌鼓を打ちました。
那須の観光地は車を利用するのが基本だと思います。すでに車を廃車してしまった我が家の場合、新幹線の駅から送迎バスでホテルに直行するしかなく、足を伸ばせる選択肢が最初から限られてはいましたが、それでも大満足。妻も「来年もまた来ようね～」と話していました。
4割引券はJRE BANK利用で
なお、JR東日本の運賃・料金40%割引券は、えきねっとを使えば新幹線の予約が簡単にできることがわかりました。JRE BANKの口座開設により、夫婦それぞれ年間4枚ゲットできるようになります。いずれ年金受給口座に設定すれば、年間10枚に拡大します。
さらに欲張ってJR東日本の株を買い直せば…と考え、先々週は株価が2500円台と比較的安かったので、夫婦それぞれ400株ずつ買い直しました。これで年間2枚ずつゲットです。
株主優待を最大限利用して夫婦で旅行を楽しむーー。老後の楽しみが増えました。
（いしばしわたる）
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