株主優待で東京ディズニーランドを楽しむ

株主優待で東京ディズニーランドを楽しむ

株主優待の1デーパスポートを使って、妻とふたりで東京ディズニーランド(千葉県浦安市、以下TDL)に行ってきました。ようやく暑さも収まって穏やかな秋日和のうえに、ちょうどハロウィーン仕様のため、秋のTDLを満喫しました(2023.10.1)

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アルコールも飲める

ここ何年かは東京ディズニーシー(TDS)ばかり行っていたので、TDLは久しぶりの入園でした。おとなにとってうれしいのはTDLでもアルコールが解禁されたこと。「美女と野獣」に出てくるガストンのお店で、生ビールを堪能しました。 

しかも、いまはハロウィーン期間中。パレードも凝っていましたし、パーク内のいたるところがハロウィーン仕様になっていて、ふだんとはまた違う味わいがありました。

3年以上保有でパスポート

さて、これはマネーの記事ですから、TDL/TDSを運営するオリエンタルランドの株価情報から紹介しましょう(社名のあとの数字は証券コード、利回りは10月1日現在) 

オリエンタルランド(4661) 

配当利回り:0・18% 

株主優待:1デーパスポート1枚(500株以上) 

 3年以上継続保有1枚追加(100株以上) 

くわしくはオリエンタルランドのIRページで確認していただきたいのですが、今年4月に1株につき5株の割合で株式分割を行った際、株主用パスポートの配布基準が変更されました。 

これに合わせて長期保有株主向けの優待制度も変更され、「100株以上かつ3年以上継続して保有」する株主は「通常の株主優待制度の配布に加え年間1枚」が毎年12月に配布されるようになりました。 

この記述がすこし分かりにくいのですが、株主優待の1デーパスポートに同封された「配布イメージ」をみると、オリエンタルランドの株を100株保有すれば、3年待てば1デーパスポートが年1回郵送されてくるということです(下記「配布イメージ」のCさんのケースです) 

現在の株価は4909円(10月1日現在)ですから、49万900円で100株購入できます。夫婦で出かけたいなら、夫名義で100株、妻名義で100株購入すれば、3年後からは夫婦で年1回はTDLかTDSに無料で遊びに行ける、ということです。 

わたしは5分割前にわたし名義で100株、妻名義で100株購入しました。当時はコロナ禍の真っただ中で緊急事態宣言も出たばかりとあって、オリエンタルランドの株価が下がったタイミングでした。それでも1万5000円台でしたから、ふたり合わせて300万円。ひとつの銘柄にそんなにつぎ込んでよいか相当迷いましたが、夫婦でTDL/TDSに行きたい!という気持ちが勝り、清水から飛び降りる心境で購入しました。 

その後、コロナの混乱が収束するにつれて株価も回復、さらに上昇を続け、今年4月の株式分割により、わたし名義で500株、妻名義で500株保有する形となりました。 

いまは年1回のパスポートですが、26年以降は長期保有優待制度で年に2回パスポートが送られてくることになります。ほんとうによい銘柄を購入したなと思っています。 

パスポートは値上げ

1デーパスポートは、きょう10月1日から価格が改訂されます。大人料金は9月30日まで9400円~7900円でしたが、10月1日以降は1万900円~7900円になります。 

オリエンタルランドは、100株でも50万円前後の資金が必要になるので、万人におすすめできる銘柄ではありません。

でも、もし100万円以上の余剰資金が銀行口座にあって、わたしたち夫婦のように「TDL/TDSに年1回でかけるのも悪くないな」と思う人なら、夫婦で100株ずつ購入するのもよいのではないでしょうか(わかっていると思いますけど、間違っても夫名義で200株を買わないようにしてくださいね) 

なお、貸株サービスの記事で書いたとおり、オリエンタルランドは長期保有優待制度があるので、これも間違っても貸株はしないようにしましょう。 

(いしばしわたる) 

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