日経平均株価が激しく上下動する、荒い値動きの1週間が終わりました。14日は前日比1241円安、15、16両日は持ち直したものの17日は再び下落して前日比695円安の4万7582円で終えました。下落した14日と17日、わたしは地方銀行株を買い付けました(2025.10.18)
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株主優待が魅力の地銀株
わたしは以前から地銀株を多く保有しています。株主優待が地元特産品のカタログギフトである銘柄が多く、とても魅力的な優待だと思っているからです。
加えて、(1)「金利ある世界」が復活して銀行業には追い風、(2)地元では圧倒的なシェアを有するーーという理由から、株価が下落するリスクが比較的小さいだろう、と思っています。
14日に購入したのは十六フィナンシャルグループ(100株)と百十四銀行(100株)、17日に購入したのは京都フィナンシャルグループ(500株)の計3銘柄です。
十六フィナンシャルグループ(7380)
企業情報:岐阜県の十六銀行が中核。資金量は県内首位。県内貸出シェア約3割
配当利回り:3.34%
株主優待:3月末=ミネラルウォーター「高賀の森水」500ml×24本(100株以上)、9月末=地元名産品(3000円相当)から1点選択(500株以上)
権利確定:3月末、9月末百十四銀行(8386)
企業情報:香川県を地盤に岡山県や大阪府など瀬戸内地域に展開。資金量は四国で2位。大企業取引多い
配当利回り:3.56%
株主優待:1年以上継続保有が条件、地元特産品から選択(100株以上=2500円相当、500株以上=5000円相当)
権利確定:3月末京都フィナンシャルグループ(5844)
企業情報:地銀上位の京都銀行が中核。近畿一円や愛知、東京にも展開。地元企業中心に株式含み益潤沢
配当利回り:2.33%
株主優待:オンラインショップ「ことよりモール」取扱い商品贈呈等(1年以上継続保有=4000円相当、3年以上継続保有=6000円相当)
権利確定:3月末ヤフーファイナンスより約定価格は5219円 約定価格は4781.5円 約定価格は2997円
「経営的に大丈夫?」
地銀株については、知人から

地方銀行って、経営的に大丈夫なの? むかし経営破綻した銀行もあったし、公的資金注入でなんとか…みたいな銀行もあるでしょ?
と聞かれたことがあります。確かに1998年の北海道拓殖銀行の破綻みたいな事態になれば大変です。
そういう懸念がよぎる場合は、売上高や時価総額で上位にランキングされる地銀に絞ってみたらどうでしょう(わたしはそうしています)
売上高順、時価総額順
バフェットコードに売上高ランキングがある(地方銀行業界 売上高ランキング)ので、わたしが保有する地銀株をチェックしてみましょう(単位は百万円、売上高、時価総額のみ抽出。サイト上に未掲載の地銀は保有銘柄のみ補いました)
画像1は売上高順、画像2は時価総額順です。


黄色いマーカーをつけたのがわたしの保有銘柄(妻名義を含む)ですので、上位ばかりに集中しています。売上高の中央値は784億円余で、中央値を下回っているのは東邦銀行(8346)のみ。時価総額の中央値は1034億円余りで、保有銘柄はすべて中央値を上回っています。
「地銀って大丈夫?」と思われる方は、わたしのように、売上高や時価総額をもとに上位行で物色してみてはいかがでしょうか。
なお、地銀株の魅力である株主優待については、過去何度も記事にしており、今年に入ってからも複数回まとめていますので、下記記事をごらんください。
(いしばしわたる)
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