楽天証券の資産管理アプリ「iGrow」が使いやすいと何度か書いてきましたが、SBI証券も似たような機能のアプリ「SBI証券Plus」を26年初旬にリリースするそうです。両ネット証券を使っている身にとってありがたい限りです(2025.12.25)
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目次
SBI証券は「損出し」に活用
わたしは2018年に楽天証券に口座開設して以来、楽天証券をメーンの証券口座として使っています。
SBI証券はずっとサブ的な使いかたにとどまっていましたが、今年になって「損出し」が便利と気づいてから多用しています。
「損出し」は暮れの恒例行事ですが、以前の記事で指摘したとおり、
同じ日に買い戻すと「買い」が先にあったものとみなして、取得単価が平均化され、節税効果が失われてしまう
という注意点があります。
ところが、2つの証券会社に口座を開設していると、楽天証券で売却注文、SBI証券で買付注文ーーという使いかたが可能となります。
例えば、300株以上で長期保有優遇の株主優待の権利が発生する銘柄で、楽天証券で保有しているものの、株価は下落して10万円の含み損があったとします。
「株主優待はとても気に入っているけど、含み損はほかの含み益と相殺して納税額を抑えたい」というケースの場合、楽天証券で100株売却、SBI証券で100株購入を3日続ければ、楽天証券でたまった10万円の含み損は解消され、株主番号は変わらないので株主優待の長期保有優遇は失効しないで済む…ということが可能となるのです。
この方法に気づいてから、楽天証券で含み損だった銘柄はSBI証券で買い直す機会が増えたーーというわけです。
メーン口座は依然として楽天証券ですから、iGrowで金融資産のおおかたの状況は把握できます。しかし、含み損の解消でSBI証券を使うようになってからは、SBI証券の保有資産も把握しておく必要があります。
そんなふうに思っていたさなかの朗報ーーそれが新アプリ「SBI証券Plus」のリリースでした。
SBI証券Plusは特設サイトも用意
SBI証券は新アプリの特設サイトまで設けています。
「SBI証券Plus」は、
資産を“見る・気づく・考える”ための
新しい資産管理アプリです。スマホを開けば、
保有資産の状況や内訳がひと目でわかり、
資産推移や配当などもスムーズに把握できます。毎日の生活の中で、資産を自然に感じ、
次の投資へのヒントを得られるそれが「SBI証券Plus」の目指す体験です。
https://www.sbisec.co.jp/satellite/service/app/sbisec-plus
ミソは「保有資産の状況や内訳がひと目でわかり、資産推移や配当などもスムーズに把握できます」の部分です。

なるほど~ これは楽天証券のiGrowと同じようなアプリを作るつもりなんだろうな…
SBI証券の既存サービスでも、まったくわからないわけではないのですが、例えば年間の配当金額がいくらになるか、といったことはわかりません。

その点、楽天証券のiGrowは(後述するように)一目瞭然です。
常々「UI(ユーザーインターフェイス)は楽天証券に軍配が上がる、だから初心者は楽天書証券がおススメ」と言われてきただけに、SBI証券も本気で使い勝手がいいアプリを作るつもりでしょう。
ぜひiGrowを見習ってアプリ開発を進めてほしいと思います。
iGrowでこの1年を振り返る
さて、その楽天証券のiGrowですが、暮れも押し迫って、この1年を振り返るにはいいタイミングです。
1か月前の11月28日に書いた記事では、12月の配当金は予想額でした。
12月はあとどれくらい配当が入ってくるのだろう? そんな疑問に応えてくれるのが楽天証券のアプリ「iGrow」です。
iGrowは今年6月末のバージョンアップで、配当・分配金の年間受取額がわかるようになりました。さっそくアクセスすると、12月の配当金は54万1124円だそうです。
配当ラッシュが始まりました! 12月は6月に次いで多い月
年間配当金額は210万円
今朝アクセスしてみると、12月の配当金もすべて支払い済みで、2025年1年間の配当金額は、税引き後で210万円2906円でした(画像1)

銘柄ごとの円グラフを、毎月の配当金額がわかる棒グラフにすることも可能です(画像2)

配当金が入金するたびに通知する機能もあります(画像3)

金融資産の推移が一目瞭然
金融資産の推移は自身の振り返りにとても資する機能です。最初に2025年1年間の資産推移をみてみましょう(画像4)

8~10月がピークで、11月にガクンと下がったのは、一時払終身保険の払い込みで800万円ほど国内株を売却、現金化したためです。
一時払終身保険を申し込む
ちょっと脱線しますが、この春に義父がなくなり、その際に義父が非課税枠いっぱいで契約していた一時払終身保険がとても助かりました。
9月には料率が改定されたこともあり、わたしも妻を受取人に契約しようと思い立ったのでした(くわしくは日本生命保険のサイトをごらんください)
話をiGrowに戻します。12月もすこし目減りしているのは「損出し」によるものです。楽天証券で売却して、SBI証券で買い戻しているため、先に載せたSBI証券のグラフは12月から資産が急に増えています。
”お金がお金を産む”を実感
iGrowの資産推移は年ごとの推移もわかります(画像5)

楽天証券に口座を開設したのは2018年秋。最初は旧NISA口座で細々と買付を試していましたが、2020年から旧NISAと特定口座で積立投資信託を本格的にスタート。21年からは特定口座で国内株の買付を本格化させています。
22年以降の金融資産の増えかたは、株高の恩恵を最大限享受していることが大きいと思いますが、このあたりから”お金がお金を産む”現象になっているような気がします。
”お金がお金を産む”現象について、以前紹介した資産8億円の元消防士「かんち」さんの著書「ほったらかしで年間2000万円入ってくる超★高配当株投資入門」(ダイヤモンド社刊)に、こんなくだりが出てきます。
ステージ4
資産3000~5000万円
年120万円の配当金を再投資
資産3000万円まで増えると、「自分の投資手法はこれでいいんだ」と自信を持てるはずです。
しかも、高配当株をメインに保有していれば、配当金は年90~120万円程度になるはず。年120万円ということは、月10万円。これは大きいですよ。
”お金がお金を産む”という効果をかなり体感できるようになります。ステージ5
資産5000万~1億円
FIREするなら資産2億円を目指す
資産3000万円まで築けた人は、たぶん資産が5000万円、1億円へと増えるスピードは「思ったより早い」「1000万円まではあんなに時間がかかったのに」と感じるはずです。
私の体感では、資産3000万円を築くまでの倍ぐらいの速度で、資産1億円を達成しました。なので、資産3000万円まで増やせた人は、ほぼ間違いなく1億円に到達できると思って投資に励んで欲しいです。
かんちさんの著書のとおり、”お金がお金を産む”サイクルになれば資産が増えるスピードは「思ったより早い」と実感しますし、iGrowの棒グラフーー3000万円台だった2022年からウナギのぼりに金融資産が増えていることが、何よりの証明と言えるのでないでしょうか。

かんちさんの著書についてはこちらもごらんください
貯金ならぬ「貯株」のすすめ:高配当株投資の入門書
SBI証券Plusへの期待を記事にしようと思っていたのに、損出しの話や一時払終身保険、かんちさんの著書の話ととっちらかってしまいました。お許しください。
この1年を振り返って、資産をしっかり増やせた2025年だったなあ…と改めて思います。
(いしばしわたる)
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