株主優待にもDXの波が確実に押し寄せているように思います。QUOカードからデジタルギフト、カタログギフトからポイントサイト……。この流れは不可逆的だと思い、そのプラットフォームを用意する銘柄を購入しました(2026.2.10)
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未使用のQUOカード5万円分
銘柄の紹介をする前に、断腸の思いで行ったことに触れます。それはQUOカードを買取ショップに持ち込んだことです。
高額QUOカード優待の流行から続々と額面1万円のQUOカードが手元に集まり、気づいたら5万円分の未使用のQUOカードがありました。

わたしはコンビニの買い物はほとんどしないため、QUOカードの使い先は本屋さんと決めています(過去に記事にもしました)
ただ、新刊本は楽天ブックスで買った方がポイントがつきますし、中古本ならAmazonマーケットプレイス、電子書籍はAmazon(kindle)と楽天ブックス(楽天Kobo)を使うため、リアル店舗の本屋さんで本を買うのは年間せいぜい2~3万円です(確定申告の時期なので確認したら3万円弱でした)

使用中の1万円のQUOカードがまだ手元に残っているのに、あと5枚なんて、とても使えないよ…
コンビニでAmazonギフトカードのようなプリペイドカードが買えたらよかったのですが、これは現金のみ対応で、QUOカードで買うこともかないません。結局、買取ショップに持ち込むしか方法が思いつかず、1枚あたり9100円(!)で4枚買い取ってもらいました。

900円×4で3600円分を無駄にしてしまった…デジタルギフトだったらどれだけよかったか…
タイムリーな日経の記事
そういうくやしい思いをしたばかりでしたので、日本経済新聞が1月29日に配信した記事「株主優待にもDXの波 電子優待券やポイントで便利に」は熟読玩味してしまいました(ちなみにオリジナルは日経マネーの記事です)
ここ1年ほどで急速に広がっているのが「デジタルギフト」。ポイント交換サイトやフィンテック事業を手掛けるデジタルプラスの株主優待電子化サービスだ。導入企業は100社に迫る。菊池誠晃社長は「5割程度は東証グロース上場企業で、時価総額数百億円規模やプライム上場企業など大手の導入も相次ぐ。28年に500社を目指す」と話す。
日本経済新聞 – 株主優待にもDXの波 電子優待券やポイントで便利に
さっそくヤフーファイナンスでデジタルプラス(証券コード:3691)の株価情報をチェックすると、適時開示情報の欄に続々とデジタルギフトを採用した企業の名前が出ています。
「IDOM」「FPパートナー」「スペースシャワーSUKIYAKIホールディングス」「ランシステム」「ジュンテンドー」と、今年に入ってからだけでも5社の名前が出てきます(2月10日にさらに「リンクバル」が追加されました)
AIAIグループの優待6万円分

そういえばデジタルギフトは使ったことがあるな…
と思って過去の優待関係のファイルを引っ張り出したら、ありました!
AIAIグループ(6557)の株主優待で、600株以上の株主に3万円分のデジタルギフトを進呈する、というもの。夫婦で600株ずつ保有していたので合計6万円分です(AIAIグループの株はすでに全売却済み)

写真のように1枚紙で株主それぞれにQRコードが発行され、それを読み込めば簡単に好きなデジタルギフトに交換できます。
交換方法はいたってカンタンで、ユーチューブ動画も用意されています。
わたしはAmazonギフトカードに交換しました(妻の了解を得て、妻の分も自分のAmazonに登録しました)

6万円分ですからAmazonでの買い物にまったく困りません(きょう現在、まだ3万7139円分残っていました)
企業の成長性に期待して買い付け
このようにデジタルギフトの使い勝手のよさは身をもって知っています。
だとすると、そのプラットフォームを用意する企業なら、そこは将来有望な企業(銘柄)として持っていてもいいかも…と思いました。
デジタルプラス(3691)
ヤフーファイナンスより
企業情報:キャッシュレスで金券を贈れるデジタルギフトサービスが柱。デジタルマーケは事業譲渡
配当:0円
株主優待:700株以上⇒デジタルギフト3万円分
権利確定:3月末
2027年3月末以降は「優待還元額を3000万円に固定し、対象株主の人数で分配」という、ちょっと変わった優待です。
問い合わせが殺到したのか、昨年12月の優待内容の発表直後に補足説明を行っていて、
7単元以上の株主数は527名になります。こちらの人数を元に算出すると株主様1人当たりの予定配布額は56,925円となります。
と書いてあります。

じゃあ、株主が2倍に増えたら2万8000円、3倍に増えたら1万8000円にホントにするつもりなの?
と突っ込みたくなる書きぶりですが、デジタルギフトを採用する企業は今後さらに増えていくでしょうから、優待よりも企業の成長性に着目して、わたしと妻名義で700株ずつ購入しました(平均単価は1527円)
さらに2銘柄で年間14万円分に
さらに、デジタルギフトの普及を後押しする意図(ウソです、純粋に優待目当て)から、デジタルプラスの適時開示情報に出てきた2銘柄も買い付けました。
フルハシEPO(9221)
ヤフーファイナンスより
企業情報:廃材リサイクル主力、建設廃棄物や木製パレットを扱う。東海地区が基盤。バイオマス発電に出資
配当利回り:2.01%
株主優待:200株以上⇒デジタルギフト5000円分
権利確定:3月末、9月末
わたしと妻名義で200株ずつ購入しました(平均単価は1473円)
IDOM(7599)
ヤフーファイナンスより
企業情報:中古車買い取り首位。「ガリバー」展開。小売り強化し、付帯サービス拡充。配当性向30%目安
配当利回り:2.53%
株主優待:デジタルギフト(27年2月末以降は継続保有1年以上が条件)
100株以上⇒2500円
500株以上⇒1万3500円
1000株以上⇒3万円
権利確定:2月末、8月末
買付余力があった妻名義で、9日に500株、株価が下落した10日にさらに500株で、合計1000株です(平均単価は1503円)
デジタルプラス、フルハシEPO、IDOMの3銘柄の優待で貰えるデジタルギフトは合計14万円分(3万円×2人分、5000円×2人分×年2回、3万円×年2回)になります。楽天ポイントに交換できればベストですが、Amazonギフトカードでも歓迎です。
次回はもうひとつ注目する優待DXのプラットフォームーープレミアム優待クラブについて書きます。
(いしばしわたる)
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