株式分割が活況のようです。今朝の日本経済新聞が一面で報じていましたし、10月1日に株式分割を予定する銘柄は70近くにのぼっているそうです。個人マネーを呼び込む機運になることが期待されます(2025.9.26)
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10月1日に67銘柄が予定
今朝の日本経済新聞は一面トップで「株式分割12年ぶり高水準 4〜9月124件、個人株主取り込み加速」と報じています。
上場株の株式分割が2025年4〜9月に124件と前年同期から2割増え、12年ぶりの高水準となった。企業にとって個人が株を少額で買えるようにする狙いがある。東京証券取引所は4月、企業に株式の最低投資額を10万円程度に下げるよう促した。個人マネーが株式投資に向かいやすくなり、株価を下支えする可能性がある。
日本経済新聞 – 株式分割12年ぶり高水準 4〜9月124件、個人株主取り込み加速
さらに下記記事によると、10月1日に株式分割を予定しているのは67銘柄にのぼるそうです。
日経平均が最高値を維持し続けるなか、株式市場の活性化も進んでいる。
MONEY INSIDER – 日本製鉄、ニトリ、ドンキ……10月1日に「株式分割」する”67銘柄”一覧表。そして、注目の9銘柄について解説する
10月1日を効力発生日として、67もの銘柄が「株式分割」を行う予定なのだ。そのなかには、USスチールの買収で話題となった日本製鉄や、規模拡大を加速させるドン・キホーテのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)なども含まれる。
日本の株式市場では「単元株制度」が採用されており、1単元=100株のまとめ買いが基本だ。そのため、購入のハードルが高くなる銘柄が多い。そのため、株価上昇に伴って、株式分割が相次いでいるのだろう。
もっとも、わたしが過去経験した株式分割をふりかえると、分割後に株価が上昇した銘柄もあれば、下げた銘柄もあるので、「株式分割→株価上昇」というわけでもなさそうです。
U-NEXTHDは分割後に上昇
例えば、分割後に株価が上昇した銘柄にU-NEXT HOLDINGS(証券コード:9418)があります。
U-NEXT HOLDINGSは24年12月に1:3の株式分割を実施。分割前の24年10月に記事にしています。
U-NEXTHDはきのう(10月10日)の決算発表に合わせて、「12月1日を効力発生日として1株を3株に分割する」と発表しました。
しかも、決算資料には(わざわざ赤字で目立つようにして)次のように書かれているのです。U-NEXT株主優待制度に関しては、基準となる株式数・提供内容などに変更なし
つまり、株価が5220円(10月10日終値)で計算すれば3分割後は1740円ですから、この株価水準なら174万円で1000株=U-NEXTが1年間無料、株を持ち続ける限り、永年無料で視聴できることになります。
株主優待で動画配信サービスが利用しやすくなります
10月10日時点の株価が5220円ですから、3分割で1740円です。現在(9月25日終値)の株価が2151円ですから、かなりの値上がりぶりです。
良品計画は分割後に下落
一方、分割後に下げた銘柄もあります。無印良品を展開する良品計画(証券コード:7453)です。
良品計画は今年8月に1:2の株式分割を実施。発表時に書いた記事に7月11日終値が載っています。
24年8月に買い直した時の株価が2617円。それが現在は6979円。含み益は43万6200円ですから、トリプルバガーに近い銘柄です。
株式分割後も100株で「無印良品」7%割引はとても魅力的です:良品計画
7月11日終値が6979円ということは、2分割で3489.5円となりますが、良品計画の現在の株価は3018円(9月25日終値)ですから、分割前より下落しています。
このあたりは難しいですね。25分割で話題となったNTT(証券コード:9432)も、分割後は株価が低迷していますし……。
5銘柄が分割を予定
ところで、わたしが保有する銘柄(妻名義を含む)も、5つの銘柄が10月1日に株式分割を予定しています。以下の5銘柄です。
- 日本製鉄(5401) 1:5の分割
- 丸一鋼管(5463) 1:3の分割
- TPR(6463) 1:2の分割
- 第四北越フィナンシャルグループ(7327) 1:3の分割
- 名古屋銀行(8522) 1:3の分割
どれも売却するつもりはない銘柄ですが、それでも、分割後に株価は上がることを期待するのが人情というもの。しばらくは上記銘柄の株価の動向は注視しようと思います。
(いしばしわたる)
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