「楽天」「SBI」クレカ積立の最適解はどのカードだろう

「楽天」「SBI」クレカ積立の最適解はどのカードだろう

楽天証券ニュースから「クレカ積立の最適解はどれ?!」というタイトルのメールが届きました。計算してみると楽天ゴールドカードが「最適解」となりました。SBI証券でのクレカ積立に関して三井住友カードからもメールが届いたところなので、楽天証券とSBI証券でのクレカ積立について、わたしが考える「最適解」を書いてみたいと思います(2024.4.10) 

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楽天証券ニュースのメール

まず、楽天証券ニュースのメールを紹介します。 

こんな目立つ画像付きで、

いつも楽天証券のクレカ積立をご利用いただき、誠にありがとうございます。
クレカ積立の最適解が知りたい!という方必見!
本メールでは、カードの種類別でのポイント還元率や獲得ポイント数についてご紹介いたします。

と記して、次の画像になります。 

そして、ゴールドカードやプレミアムカードへの切り替えは「最短90秒」と誘導する内容になっています。 

メールそのものは「最適解」はこのカードと明示しているわけではないので、月額10万円の積立投資信託でクレカ決済を選んだら…という同じ条件で計算してみました。 

  • 楽天カード:6000ポイント-年会費ゼロ=6000円相当 
  • 楽天ゴールドカード:9000ポイント-年会費2200円=6800円相当 
  • 楽天プレミアムカード:12000ポイント-年会費11000円=1000円相当 

となって、楽天ゴールドカードがいちばんお得という計算になります。 

月額5万円で計算した時は年会費無料の楽天カードがいちばんお得だったのですが、クレカ積立の上限が10万円に引き上げられたことで、逆転現象が生じたかたちです。 

もちろん、これは月額10万円を積み立てる場合の話で、積立額が月額7万円なら、年会費無料の楽天カードの方がお得になります。

  • 楽天カード:4200ポイント-年会費ゼロ=4200円相当
  • 楽天ゴールドカード:6300ポイント-年会費2200円=4100円相当

もし、楽天経済圏の住人で「積立投資信託をこれから始めよう」と検討していて、月額10万円の枠いっぱいで積立投資信託を行おうと考えている人なら、楽天カードから楽天ゴールドカードにアップグレードするのがよさそうです。 

楽天改悪ファティーグ

そう書きながら、自分ではする予定はありません。 なぜ?と聞かれたら「疲れたから…」としか言いようがありません。 

何かに疲れた時に「〇〇ファティーグ」という言い方をします(fatigue=疲労、疲れ)が、それをあてはめれば「楽天改悪ファティーグ」となるでしょうか。 

昨年12月の楽天プレミアムカードのSPUスーパーポイントアッププログラム)改悪で同カードを解約した際、 わたしはこう書きました。 

わたしの楽天カードの利用歴は2018年からですが、(1)楽天カード⇒(2)楽天ゴールドカード⇒(3)楽天カード⇒(4)楽天プレミアムカード⇒(5)楽天カード……と変遷を繰り返してきました。
2020年に(2)楽天ゴールドカードから(3)楽天カードにダウングレードしたのも、SPU改悪がきっかけです(2020年3月までは、楽天ゴールドカードを利用するとSPUが+2倍でした)
(略)
また、楽天証券は2022年秋にクレカ積立の改悪をした”前科”があります。

さよなら、楽天プレミアムカード

昨年12月の楽天プレミアムカード解約で、グーグル、マイクロソフト、アップル、アマゾン、ネットフリックス…とあらゆる引き落とし先を楽天カードに切り替えるのに一苦労しました。それなのにわずか数か月でまた別のクレカ番号に入れ替えるなんて、とにかく面倒くさいです。 

そもそも楽天のことだからまた改悪するかもしれないし…とも考え、楽天証券ニュースで「最適解」は楽天ゴールドカードになっていることを知ってもなお、わたし自身は何もしないでおこうと思います。 

自分が切り替えるつもりがないのに、ほかの人に「これがおすすめ」と勧めるのは気が引けるので「計算するとこうでした…」という情報にとどまることをお許しください。 

わたしが考える最適解

さて、もう一方のSBI証券のほうは、三井住友カードから下記文面のメールが届きました。 

三井住友カードつみたて投資をご利用いただき、誠にありがとうございます。
特典のVポイントを付与いたしました。
今後とも三井住友カードつみたて投資をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

特典内容
Vポイント 250 ポイント

いたってシンプル。グレードの高いクレカへの誘導もありません。 

「SBI証券×三井住友カード」連合は、クレカ積立の条件を変更して「改悪」と指摘される記事が目立ちます。 

「SBI証券×三井住友カード」連合の改悪内容は上記の記事を読んでいただくとして、わたしの結論は、 

「ポイント目当てで年会費のかかるクレカを持つのは慎重にしたほうが無難」

という一言に尽きます。 

年会費無料の楽天カードも、年会費無料の「三井住友カード( NL )Olive フレキシブルペイ」も、年間6000ポイントが付与されます(楽天証券の場合、楽天キャッシュ決済でさらに3000ポイント) 

もうこれだけで年間1万5000円相当のポイントが付与されます。それで十分と思いませんか。 

(いしばしわたる) 

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