9日の東京株式市場は大幅な上昇をみせて日経平均株価が一時3000円以上値上がり、終値でも前週末比2110円26銭(3.89%)高の5万6363円94銭で、史上最高値を軽々と更新しました。こういう時は「貯株」は実力を発揮します(2026.2.9)
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「前日比」の数字に注目
下記画像は楽天証券の「iGrow」アプリでわたしの特定口座とNISA口座をスクショしたものです。


特定口座の合計額は6806万円あまりですが、注目してほしいのが「前日比」です。たった1日で259万円も含み益が膨らんでいます。
金融資産がこの規模であれば、含み益は1日に100万円規模で前後します。株価が下がった時は100万円以上下がるので「含み益の上下動は一喜一憂しない」が基本です。
「預金」では30年で価値が半減
銀行にお金を預けているだけなら、額面上は下がることはなくても、物価高が続けばお金の価値は下がります。インフレ下の預金のリスクについて、以前の記事でグラフを載せています。
インフレ率が2%で推移すると、
お金の価値は30年後にはおよそ半分に減ってしまいます。
インフレによって公的年金は実質的に減額されます。大和アセットマネジメント「人生100年時代読本」
これからのリスクは「預金のまま」:インフレ時代の資産管理法
そう考えれば、含み益の上昇が期待できる国内株のかたちにしておけば、資産を増やす可能性が高まります。貯金ならぬ「貯株」という発想です。

「貯株」については下記の記事をごらんください
貯金ならぬ「貯株」のすすめ:高配当株投資の入門書
銘柄選びとタイミングの悩み

そうは言っても株価が下がるリスクもあるよね? 上がる確率を高める銘柄選びが難しいんじゃないの?

もう十分に高値圏なんじゃないの? いま買えば高値掴みしちゃうのでは?
という声が聞こえてきそうです(というより、知人に最近そう言われました)
結局はこの2つの声が最大の悩みなんだとわたしも思います。
1月も果敢に「貯株」追求
それでも、今年に入ってからも、わたしは「貯株」を追求しています。今年1月に買い付けた主な銘柄の値上がり率を見てみましょう。


1月中に購入していなければ、「損益」欄の含み益ーー丸紅(8002)なら8万6500円、ほくほくFG(8377)なら48万1500円ーーはなかったわけです。
わたしだって「高値掴みになるかも…」と思いつつも、商社には成長を期待して、地方銀行には「金利ある世界」の復活、大手証券会社には政府の「貯蓄から投資へ」の方針のもとでの業績の伸びを期待して、購入する銘柄を選んでいるのです。
ちなみに、
- 丸紅
- ほくほくFG
- しずおかFG
- 北洋銀行
- 八十二長野銀行
の5銘柄はこの日「年高」ーー年初来最高値でした。銘柄選びが間違ってなかった…と言えるのではないでしょうか(銘柄選びの理由は下記記事をごらんください)
「100戦100勝」はあり得ない
もっとも、すべての保有銘柄の株価が上がる…なんてことは絶対にあり得ません。きょう下落した銘柄も当然ありますし、評価損が膨らんだ銘柄もあります。


架空取引があったKDDI(9433)の前日比9.22%マイナスのような強烈な下げ幅の銘柄が出る時だってあるものです。ちなみに、わたしの保有銘柄で評価損のトップは大型株のオリエンタルランド(4661)の500株で、2月9日終値で6万5750円の評価損です。
卵は一つのカゴに盛るな
それでも、多くの銘柄に分散してあれば、全部が全部下落したり、評価損になったり…というケースは避けられます。「卵は一つのカゴに盛るな」の格言をきちんと励行することが基本中の基本です。
株式相場の世界では、先人が、その経験を基にして、さまざまな格言を残している。卵は一つのカゴに盛るなも、そのうちの一つである。
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え(=銘柄分散投資)。
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ta/tamago.html
100戦100勝の人なんて絶対にいません。トータルで大きく凹んでないなら十分それでよし…という心持ちでいればいいのだとわたしは思います。
最初の一歩を踏み出そう
むしろ、高値掴みを恐れるあまり、成長が期待できる銘柄の「貯株」の機会を逸するのはあまりにもったいない……。きょうのような株高の日にいちばん思うのはそのことです。
最初にお見せしたスクショ画像をもう一度みてみましょう。今度は「評価損益」の部分をごらんください。

2797万円あまりの含み益ということは、わたしが投資に回した元本は4000万円ほどです。
国内株の買い付けは2022年ごろから本格化させたので、わずか3~4年で2倍近くに増やせたということです。時間をかければ、それほど難しいことではありません。
その”証拠”にNISA口座はまだ2年1か月が過ぎたところですが、スクショ画像のとおり、元手が715万円あまりに対して、現在の評価額は1000万円を超え、含み益が350万円超。1.5倍に資産を増やせています。

何事も最初の一歩からです。ぜひ「貯株」の最初の一歩を踏み出してほしいと思います。
(いしばしわたる)
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