買い場がますます遠くなる…「衆院解散」報道で株価急騰予想

買い場がますます遠くなる…「衆院解散」報道で株価急騰予想

ああ、買い場がますます遠くなる…そう思った人はわたしだけではないでしょう。「衆院解散」報道で今週13日からの東京株式市場は急騰が予想されます。「選挙は買い」のアノマリー(経験則)に照らすと、2月後半まで新規の物色がしにくい地合いが続きそうです(2025.1.11) 

〈PR〉

お仕事の種類は246種類!在宅ワークならクラウドワークス

日経平均先物価格が急騰

衆院解散・総選挙の記事をいち早く報じたのは読売新聞でした。9日夜11時に記事が配信されると、日経平均先物価格は敏感に反応しました。 

高市首相が衆院解散の検討に入ったことを受け、連休明け13日の東京株式市場では大幅な株高となる展開が見込まれる。解散総選挙で与党が議席を伸ばし、高市氏が掲げる経済政策が加速するとの見方からだ。高市政権の経済政策への期待を背景にした「高市トレード」が再び見られるか注目される。

高市氏が衆院解散の検討に入ったと読売新聞が9日夜に報じると、大阪取引所の日経平均先物(3月物)は一時、5万3860円に急騰。同日の東京株式市場での日経平均株価(225種)の終値を1900円超上回った。先物は10日朝、5万3590円で取引を終えており、連休明けの取引では日経平均の大幅な値上がりが予想される。

読売新聞オンライン – 日経平均先物が急騰、高市政権の経済政策への期待で「高市トレード」再現なるか…連休明けは大幅な株高の展開も

9日夜の報道と日経平均先物が急騰する動きをみて、最初に思ったのは

ああ、買い場がますます遠くなる… 

ということでした。 

マネー雑誌の予測と真逆に

2026年のNISA成長投資枠で240万円の枠いっぱいに新規の国内株購入を検討している人にとって、年始早々の株高は「欲しい銘柄が買えない」という悩ましい状況です。 

わたしは、1月・2月は安値に触れるというマネー雑誌の予測記事をみて、 

少なくともNISA枠の買付は1月13日以降にしよう… 

と判断していました。 

「ダイヤモンド・ザイ」の経済動向&株価予測(12/19~1/20)をみると、松井証券の窪田朋一郎氏は、1月5日の大発会から下降線をたどり、米国消費者物価指数が発表される1月13日あたりの予測株価を4万5000円としています。 

年初はAIへの懸念拡大に伴い、米国株は下落と予測。AI関連銘柄の影響を受けやすい日経平均は4万5000円程度まで連れ安となる可能性も。  

としています。別の特集でも、プロたちの予測で安値予測は1月と2月となっています。 

大事なのは銘柄選びと買うタイミング…2026年NISAの方針を練る

ですから、年始からの株高は悩ましい動きではありましたが、13日まで待とう…とブレーキをかけて過ごしました。 

わたしは、新NISA成長投資枠の240万円分の現金を用意して、購入候補をリスト化して値動きチェックを続けています。ところが、購入候補はどれも上昇していて、「これでは高値掴みしてしまう…」と大いに悩み中です。

NISA成長投資枠で欲しい銘柄が買えません…日経平均史上最高値を更新

それだけに「衆院解散」報道というサプライズによる急騰は、まったく想定外の出来事です。 

「選挙は買い」のアノマリー

しかも、実際に衆院解散・総選挙となれば、しばらく株高の状況が続く公算が大きくなります。 

高市首相が今月23日召集される通常国会冒頭で衆院解散すれば、総選挙の日程は最速で「1月27日公示-2月8日投開票」となります。 

いまの高市内閣の支持率の高さからすれば、自民党が議席を増やすのは間違いなく、総選挙後の特別国会で行われる首班指名選挙で高市首相が再任され、第2次高市内閣が発足するのは確実と言えます。 

仮に総選挙の投開票が2月8日なら、特別国会の召集は2月中旬、首班指名選挙を経て内閣発足が2月下旬になると想定すれば、新内閣へのご祝儀相場もあるでしょうし、「選挙は買い」のアノマリー(経験則)に照らしても、マネー雑誌が安値と予想した2月も株高の状態である可能性があります。 

国際情勢は不穏(とくにイラン情勢)ですから下落要因も当然ありますが、総選挙というファクターは株高に触れるとみておくのがよさそうです。 

となると、NISA成長投資枠はどうしたらよいか…という問題に直面するわけです。 

待てば買い場の日和あり?

わたしは、購入検討リストに入れた銘柄が、わたしが考える水準を下回らなければ購入しない、という方針を維持するつもりです。そして、仮に購入する場合も100株ずつにとどめ、いきなり500株、1000株買うのは控えようと思っています。 

2月まで総選挙ファクターによる株高が続いて、3月は権利確定月で株価が下がりにくい傾向にあるでしょうから、権利落ち後の4月まで買付できない可能性もありますが、それでもよいと割り切ろうと考えています。「待てば買い場の日和あり」とも言うしね…などと自分で自分を慰めています。 

特定口座も”匍匐前進”で

特定口座のほうは損益通算ができるため、そこまで神経質にならないでもよいでしょうが、それでも高値掴みしないように、100株単位の試し買いーー”匍匐前進”スタイルを貫くつもりです。 

もっとも、株高傾向は含み益が膨れ上がるので本来は歓迎すべき事柄です。

金融資産が増える様子を眺めながら、買付は抑制的にいきたいーー。そんなふうに考えているところです。 

(いしばしわたる) 

〈PR〉

登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら