「三兎」銘柄の地銀株で株主優待を楽しむ

「三兎」銘柄の地銀株で株主優待を楽しむ

群馬銀行(証券コード:8334)の株主優待が届きました。群馬県下の特産品から選べるほか、他県の特産品からもセレクトできる優待です。今期決算も増収増益で今期増配しただけでなく25年も増配予想。株価も上昇中で、典型的な「三兎」銘柄にニンマリです(2024.6.3) 

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増収増益に増配、株価も上昇

株主優待については、先日「「二兎」どころか「三兎」を追う…わたしの考える株主優待株」のタイトルで記事を書いたばかりです。ポイント部分を再掲します。 

高配当株投資は、会社が成長して売上高や営業利益が増える「増収増益」の企業が、業績の上昇に伴って増配する銘柄を選ぶ「二兎を追う」(株価も上がって、配当金も上がる)のが基本となります。

ということは、優待株の場合は、株価も上がって、増配もして(利回りがよくて)、優待も維持(あるいは充実)する「三兎を追う」銘柄がベストだということです。

「二兎」どころか「三兎」を追う…わたしの考える株主優待株

実は、昨年暮れから今年1月にかけて集中して購入した地方銀行株は、この「三兎」銘柄の典型です。 

きょう優待が届いた群馬銀行を例にしましょう。 

下記は、5月9日公表の決算短信です。経常収益が前期比13.5%増、経常利益も14.3%増の増収増益です。

配当金の推移も、今期(24年3月期)増配となっただけでなく、来期(25年3月期)も増配予想です。 

好決算を反映して、株価もきれいな右肩上がりです。 

上記は1年チャート図ですが、わたしは昨年12月に群馬銀行株を1000株購入したので、このチャートの真ん中あたりで購入したことになります。 

その時点でかなり株価が上がっていたけれど、そこからさらにここまで上がるとは… 

というのが正直な感想です。株主優待が魅力的だから、株価が少し下がって評価損になってもいいや…と思って買い付けたので、うれしい誤算でした。 

なお、この右肩上がりのチャートは、群馬銀行に限った話ではなく、わたしが保有する地銀株は、ひとつの例外もなく上昇しています。数えてみたら、保有する15の地銀株中、評価益順に並べると、群馬銀行は5番目でした。群馬銀行以上に値上がりした地銀株がほかに4銘柄もあるわけです。 

地元の特産品が並ぶ

わたしが保有する15の地銀株は、すべて地元特産品を株主優待にしています。 

わたしが保有する地銀株はこちらをごらんください
地銀株は株主優待も楽しみ:優待に地元特産品がズラリ 

1年以上保有を優待の条件にしているところも多いですが、群馬銀行の優待はきょう(6月3日)届きました。 1000株保有の場合は2500円相当ということですが、目移りするほどバラエティ豊富な特産品が並んでいます。 

ものすごく心惹かれたのが川場村のヨーグルト。「道の駅」で販売されているヨーグルトで、アップルパイと並んで人気商品。テレビでも何度も取り上げられています。 

でも、16本届いても「冷蔵で21日」と書いてあるから、3週間で飲み切らないといけないからなあ…。やっぱり梨にしようかなぁ…… 

他県の特産品からも選べる

さらに迷わせるのが、同封された「TSUBASAアライアンス共同企画」のチラシ。第四北越フィナンシャルグループから新潟県の「長岡産コシヒカリ」と「自家製さば西京風味噌漬5枚」、ちゅうぎんフィナンシャルグループから岡山県の「果実ごろごろアイス詰合せ」「小さな酪農家のまじめなアイス8個セット」など、他県の地銀が用意した特産品計12品を選んでもいい、という建付けです。 

TSUBASAアライアンス共同企画として他県の特産品も厳選しました。地域の特色をぜひお楽しみください! 

地銀ならではの連携ですね。妻と熟読玩味して選びたいと思います。 

(いしばしわたる) 

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