Amazonプライム会員でないことに不便を感じない理由

Amazonプライム会員でないことに不便を感じない理由

知人と先日話していたら、わたしがAmazonプライムの会員でないことを驚かれました。「え、それじゃ配送料がかかるでしょ」と聞かれ、「え、そうなの? いつも送料無料だけど?」と返したら「そんなバカな!」という反応。あれ、自分が間違っていた?と思って調べてみたら、ずいぶんと奥深い話でした(2024.5.1) 

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「動画配信」談義がきっかけ

最初に、知人との会話を再現しましょう。複数の動画配信サイトで会員になっていてやめられない…という嘆きがきっかけでした。 

知人:動画配信サイトは何を使ってる? わたしはNetflixAmazonプライムビデオ、あとDisney+。多過ぎだとはわかってるんだけど、どれも切れない…

わたし:ぼくはNetflixU-NEXTABEMAプレミアムも使えるけど、ぜんぜん利用してない。でも、U-NEXTとABEMAプレミアムはどちらも株主優待だから、会費を払っているのはNetflixだけだよ。

知人:Amazonプライムビデオは?

わたし:Amazonプライムは会員じゃないもん。

知人:え、それじゃ配送料がかかるでしょ。

わたし:え、そうなの? いつも送料無料だけど?

知人:そんなバカな!

というやりとりになったのです。

きのうも新刊本を一冊注文したのですが、やっぱり送料無料でした。 

ほーら、やっぱり送料無料じゃないか

と勝ち誇った気分でいたのですが、考えてみれば、わたしは、Amazonをかなり偏った使いかたしかしていません。 

2019年の値上げで解約

スマホケーブルで格安の文字に引っ掛かって何度か粗悪品を掴まされたことに加えて、2019年にAmazonプライム会員の値上げがあったため、それを機にAmazonプライムを解約しました。 

以後、買い物は楽天市場に寄せてしまい、Amazonでの買い物はほぼ本だけになっているのです。 

なお、中古本は送料がかかりますが、それはプライム会員でも一緒ですし、kindleの電子書籍は送料は関係ありません。わたしが送料無料と思っていたのは新刊本の買い物に関してです。

楽天市場なら、ビックカメラやYAMADAの楽天市場店で買うから粗悪品を掴まされる心配もないし、楽天ポイントもたくさん貯まるからね~ 

という感じで、Amazonプライム会員を抜けてかれこれ5年経ちますが、なんの不便も感じていません(会計しようとすると出てくる、下記のしつこい勧誘には辟易していますが)

 

本は例外で送料無料だった

ただ、ちょっと不安になったので調べてみたら、知人の方が正しくて、わたしが間違っていたことがわかりました。 

他力本願ですが、クラシル比較に載っていた「Amazonで配送料無料なのに400円かかるのはなぜ?無料にする方法まとめ」から引用します。 

以前のAmazonは配送料が無料でした。しかし、2016年頃から特定の条件を満たさないと配送料がかかるようになり、その料金は350円から400円と引き上げられ、現在では最低でも410円かかります。
(略)
プライム会員は、配送オプションに関係なく、Amazon.co.jp(以下、Amazon)が発送する商品の配送料は無料です。一方、非プライム会員は、購入金額の合計が2,000円未満(手数料およびAmazonギフト券を除いた商品小計)だと送料が410円~発生します。
ただし、非プライム会員であっても、Amazonが発送する「本」と「ギフト券」は、購入金額が2,000円未満でも通常配送料が無料です。

「Amazonで配送料無料なのに400円かかるのはなぜ?無料にする方法まとめ」より

なんと、本は例外的に配送料無料だっただけでした。わたしの誤りでした。

2023年にも再値上げ

それにしても、Amazonプライムの会員価格って、ずいぶんと高くなったんですね。 

わたしが解約した2019年は、年会費が3900円から4900円に値上げされたのですが、2023年8月にさらに1000円値上げされて5900円になっています。 

(23年)8月24日から、アマゾンの会員制プログラム「Amazonプライム」の会費が値上げされることが話題になっています。サービス内容に比べてまだ割安との声が多い一方で、「安すぎる」ことの影響は引き続き注目されそうです。 

日本でAmazonプライムが始まったのは2007年。当初の会費は年3900円(税込、以下同じ)でしたが、2019年4月に4900円に値上げされました。 

そして今回、4年ぶりの価格改定として5900円に値上げされます。それでも米国の会費に比べると、物流コストなどの違いもあり、3分の1以下にとどまっています

「Amazonプライム値上げ でもまだ安すぎる?」より

最後の一文ーー本国のアメリカの年会費は日本の3倍ということは、1万5000円前後ということです。 

日本には楽天市場があるため、そこまで年会費を値上げしたら解約ラッシュを惹き起こすから年会費を上げたくても上げられない…ということなのでしょう。 

楽天市場があることのありがたさを改めて感じます。 

ともかく、「Amazonは送料無料」というのは、わたしの誤解でした。Amazonでは本しか買わない自分のケースが特殊なだけだと理解しました。知人には謝罪もかねて調べたことの情報共有をしたいと思います。 

株主優待で「動画配信」視聴

ところで、ついでに書いておきますと、U-NEXTABEMAプライムを無料で視聴する手段として、株主優待を活用する方法があります。株価情報は下記のとおりです。 

U-NEXT HOLDINGS(証券コード:9418)
株価 4425円(4月30日終値)
配当利回り(予想) 0.74%
株主優待 1000株以上で「U-NEXT」利用料1年分+毎月1800円分のポイント
権利確定月 8月末、2月末

サイバーエージェント(証券コード:4751)
株価 989.7円(4月30日終値)
配当利回り(予想) 1.53%
株主優待 500株以上で「ABEMA」プレミアム利用料無料クーポン(12か月分)
権利確定月 9月末

ABEMAPレミアム

わたしはU-NEXT HOLDINGSの株価が2300円弱の時に1000株購入したので、今のように爆上がりしていると確かに逡巡するかもしれません。 

その場合は、100株でも「U-NEXT」利用料90日分+1000円分のポイントという優待内容なので、U-NEXTを半年間(90日分×2回)は無料で視聴できます。 

ABEMAプレミアムのほうは、サイバーエージェントの今の株価なら、500株でも50万円弱で購入できます。

好みのコンテンツによりますが、ABEMAプレミアムと楽天市場の利用でAmazonプライム会員から抜けることは可能です。

とにかく「サブスクは必要最小限なものに」が鉄則。利用できるものは何でも利用しましょう。

(いしばしわたる) 

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