新生Vポイントは心配な要素がちらほら

新生Vポイントは心配な要素がちらほら

4月22日からTポイントとVポイントが統合して新生Vポイントがスタートします。Vポイントをサブの経済圏として利用している身にとって、期待する気持ちは強いのですが、いろいろ手続きがありそうで、ちょっと心配です。ユーザーフレンドリーのポイントになってくれるかどうか……。(2024.4.14) 

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SBI証券の重要なお知らせ

というのも、久々に三井住友銀行(Olive)のアプリを開いたら、Vポイントが894ポイント貯まっていたので、「楽天ポイントみたいに、投資信託のスポット購入でもしようかな」と思い、SBI証券にアクセスしたところ、未確認の「重要なお知らせ」があり、それが 

【重要】TポイントとVポイントの統合に伴うお手続きのお願いとご注意について 

というもの。「え、なになに?」と思って読んでみると、以下、こんな文面が書いてありました。 

SBI証券ポイントサービスにてご利用いただいているTポイントとVポイントが2024年4月22日(月)に「青と黄色のVポイント」へとリニューアルされることに伴い、4月16日10時より統合前のVポイントを利用したポイント投資ができなくなります。 

え~、せっかくポイント使って投資信託のスポット購入しようと思ったのに…… 

ポイント連携のやり直し

しかも、続いてこんな文章が……。

Vポイントでのポイント投資を行っていたお客さまにおかれましては、4月28日(予定)以降に、「青と黄色のVポイント」にメインポイントを切り替えていただくと、「青と黄色のVポイント」を利用したポイント投資を行っていただけます。 

SBI証券以外で貯めた青と黄色のVポイントをご利用になりたい場合は、Vポイントカード登録が必要です。

えっと……ということは、4月28日以降に新生Vポイントで登録し直さないといけない、ということ? 

う~ん、なんとも面倒な……。そう思って、リンクの貼ってあるページをいろいろみてみると、不可思議なことが書いてあります。 

ひとつが、上述のSBI証券におけるポイント連携のやり直しです。下記の図がわかりやすいです。 

複数のアプリが乱立

もうひとつが、アプリが何とも複雑になることです。下記の2つの画像をみればわかるとおり、4月22日以降、「Vポイントアプリ」と「VポイントPayアプリ」ができるそうです。 

Vポイントが面倒なのは、ただでさえアプリが複数ある点です。現状、3つのアプリがあります。 

このうちの1つが「VポイントPayアプリ」に変わる、ということだとして、ほかに「Vポイントアプリ」というのもあるわけ? 都合4つのアプリになるってこと? 

楽天を見習ってほしい

個人的には、新生Vポイントにも、あらゆる楽天ポイントの利用履歴がわかる「楽天ポイントクラブ」のようなポイント管理アプリを作ってほしいと思います。

楽天ポイントでは、3月以降に計7回、合計額で7436円分の投資信託をスポット購入していました。 

  • 3月1日 101ポイント 
  • 3月7日 183ポイント 
  • 3月13日 3771ポイント 
  • 3月21日 124ポイント 
  • 3月25日 763ポイント 
  • 4月3日 154ポイント 
  • 4月13日 2340ポイント 

ひとつひとつ画像を貼りませんが、下記画像のように一目瞭然です。何が理由でポイントが付与され、何が理由でポイントを利用したのか、それがひとつのアプリでわかるのはとても便利です。 

以前に記事で書いたとおり、楽天証券で使えるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは楽天ペイを使って街中で使います。 つまり、付与されるポイントはもっと多いということです。

昨年暮れのSPUスーパーポイントアッププログラム)改悪を機に、まとめ買いはしないようにするなど”ライトユーザー”に宗旨替えしてもなお、これだけポイントが貯まる楽天ポイントは、やはり「ポイ活の絶対王者」であるように思います。他の経済圏にも見習ってほしいです。 

今年からライトユーザーに宗旨替え
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国内株も購入できるように

新生Vポイントは、SBI証券で国内株の購入などにも使えるようになります。 

わたしは言われたとおり、4月28日以降に新生Vポイントでポイント連携の設定をやり直し、国内株や投資信託の購入に充当しようと思います。 

でも、手間であることは間違いないし、アプリはさらに複雑になりそうだし、ポイント付与の履歴のきめ細かさもないし、なんかモヤモヤしてしまうのはわたしだけでしょうか。 

(いしばしわたる) 

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