ネット証券の”2トップ”である楽天証券もSBI証券も、投資信託は100円から購入でき、しかも、ポイントを使って購入できます。原資がポイントなら「ノーリスク」ですし、長期に買い増していけば複利効果で「ハイリターン」が期待できます(2023.7.23)
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期間限定ポイントと通常ポイント
前回の記事(証券口座なら「楽天」「SBI」の2択)で、証券会社選びはふだん使っているポイント経済圏で判断するとよいと書きました。
SBI証券ではVポイントを貯めていますが、貯まり方は楽天ポイントに遠く及びません。そのため、きょうは楽天ポイントで投資信託を購入するやり方を紹介します。
本論に入る前に、わたしの「ポイント実績」の画像をごらんください。赤字がポイントの付与、青字がポイントによる支払いです。
ポイント付与の中に緑色で「期間限定」と書いてあるものがありますね。このように楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
楽天ペイは、支払う時に期間限定ポイントから消費してくれるのに対して、証券口座で投資信託を購入するのは通常ポイントしか使えません。
通常ポイント貯まると投信購入
そこで私の場合、通常ポイントが100ポイント以上になるたびに、積立中の投資信託を「スポット購入」するようにしています。
「期間限定ポイントは楽天ペイで使い、通常ポイントは楽天証券で投資信託を購入する」というのが、マイルールなのです。

月換算11200ポイントも貯まる
通常ポイントは、楽天市場での買い物(ふるさと納税を含む)のほか、「楽天ヘルスケア」というアプリで1日5000歩以上歩くとくじが引けてポイントが貯まりますし、「楽天Super Point Screen」というアプリで広告を閲覧してもポイントが貯まります。ちょこちょこと稼いで100ポイントに達したら投資信託にするわけです。



楽天ヘルスケアは下記記事をごらんください
毎日のウォーキングでポイントを貯めよう
楽天Super Point Screenは下記記事をごらんください
楽天Super Point Screenが一番オイシイ時
ちなみに、今年前半(2023年1~6月)で投資信託をスポット購入した総額は6万7458円でした。1か月に換算すると、1万1200円余りです。
以前の記事(ラテマネーを運用すればいくらになるか)で、1日400円(月額1万2000円)を40年運用したら利回り3%で元本がほぼ2倍になると書きました。
ポイント投資でも、40年続ければ元本が2倍。しかも、その「元本」が買い物やくじ、広告閲覧で得たポイントなのですから、これはまさに「ノーリスク・ハイリターン」です。
スマホで簡単に操作できる
操作は簡単です。スマホのホーム画面に楽天証券のホーム画面を作っておいて、IDとパスワードを入れてアクセス。特定口座で積み立て中の投資信託を選び、「スポット購入」をタップすると買付金額を指定する画面になります。ポイントと同じ数字を打ち込み、「ポイント利用」のボタンをタップ、ポイントを「全て使う」を選択するだけです。

これなら手数料もかかりませんし、スマホで操作できるので、もっとも簡便かつ安価なポイント投資の方法でしょう。
あなたがもし楽天経済圏の住人なら、通常ポイントも多く貯まるはずです。ぜひ試してみてください。
(いしばしわたる)