やっぱり新NISAにらんで株式分割ラッシュ

やっぱり新NISAにらんで株式分割ラッシュ

またきょうも株式分割の連絡メールが来ました。保有銘柄で9つ目です。たまたま楽天マガジンで読んだ「エコノミスト」最新号にも、「株式分割ラッシュ」の見出しをつけた記事が載っていました。掲載してある表を見ても、確かにラッシュといえそうです(2023.11.29) 

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三井住友トラストも2分割

わたしに届いた9つ目の株式分割の案内は三井住友トラストHDです。

銘柄名   :三井住友トラストHD 
コード   :8309 
権利付最終日:2023/12/27 
権利落日  :2023/12/28 
分割比率  :1株 → 2株 
売却可能日 :2023/12/28 

これで、保有銘柄で分割するのは、証券コード順に

  • エクシオグループ(1951) 1株 → 2株
  • JAC Recruitment(2124) 1株 → 4株
  • 大同特殊鋼(5471) 1株 → 5株
  • マブチモーター(6592) 1株 → 2株
  • ヤマハ発動機(7272) 1株 → 3株
  • 三菱商事(8058) 1株 → 3株
  • 三井住友トラストHD(8309) 1株 → 2株
  • みずほリース(8425) 1株 → 5株
  • 東京センチュリー(8439) 1株 → 4株

の9銘柄です。こんなにいっぺんに株式分割が続くのは、わたしもはじめての経験です(と言っても、投資経験はまだ5年程度ですが)

エコノミストの記事

やはり新NISAをにらんだ動きだと得心したのは、「エコノミスト」の最新号(23年12月12日号)に載っていた記事を読んだからです。

筆者は木村佳子氏(株式評論家)で、「株式分割ラッシュ NTT25分割に続き、三菱商事3分割、大同特殊鋼、マブチモーターも手ごろに」という見出しです。

新NISAで株式投資をする人を狙い、上場企業が続々と「株式分割」を発表している。配当や株主優待が充実した銘柄を選びたい。

こんな前文で、木村氏が注目銘柄の筆頭に挙げているのが三菱商事です。

三菱商事は高配当株として元々人気が高い。(略)分割後に23万円程度で100株買った人への期末配当は3500円となり、24年中間期も同水準なら計7000円。配当利回りは3%程度になる。

このように配当利回りの見通しを書いた上で、木村氏はこう続けます。

分割直後は安くなるチャンス

一般的に株式分割後は株式の売却が増え、取引は緩慢になりやすい。新NISAを利用して株式を初めて買おうとする人にとっては、かえって安くなるチャンスといえるだろう。その後、需給バランスが整い、株価はゆっくり上昇するのではないか。

記事には下記の画像が載っています。

「株式分割ラッシュ NTT25分割に続き、三菱商事3分割、大同特殊鋼、マブチモーターも手ごろに」(エコノミスト23年12月12日号)より

記事のとおりなら「株式分割後は…かえって安くなるチャンス」ということのようです。

三菱商事も、三井住友トラストHDも、今年1年で評価益が大きく膨れたのはうれしいのですが、買い増しができずに困っていたので、分割後のタイミングは狙い目ということですね。

「株式分割」アナウンス株は、わたしもいまから値動きを注視しておこうと思います。

(いしばしわたる)

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