NISA成長投資枠を埋め終えました…基本に忠実な1年を心掛けます

NISA成長投資枠を埋め終えました…基本に忠実な1年を心掛けます

大発会の1月6日、日経平均株価は587.49円安の3万9307.05円で2025年の幕開けとなりました。わたしは残っていたNISA成長投資枠の残枠をすべて埋め終えました。昨年中に行った銘柄選びが奏功するかどうかーー。(2025.1.6) 

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三菱HCとNTTで埋める

わたしは昨年12月27日に集中して成長投資枠で狙った銘柄を購入。27日時点で、わたし名義の残額は3万9300円、妻名義の残額が30万2900円となっていました。 

わたしのほうはNTT株で埋めるしかなさそうだな。妻のほうは三菱商事か三菱HCキャピタルで下げた方を購入して、残りはNTTで埋めよう… 

そんなふうに方針を立てて6日の値動きをチェック、予定通り、以下の銘柄を買い付けました。 

【わたし】
NTT 200株

【妻】
三菱HCキャピタル 200株
NTT 600株

上記銘柄の買付で成長枠の残額はわたしが7760円、妻が1120円となったので、その金額分でインデックス型投資信託の「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」をスポット購入しました。これで夫婦とも240万円の年間枠をすべて埋め終えました。 

わたしのNISA成長投資枠(スマホのiGrowアプリより)
妻のNISA成長投資枠(アイパッドのiGrowアプリより)

24年分の含み益があるので、夫婦とも20%前後の含み益から25年をスタートできるのは、気持ち的にも軽くなります。あとは選んだ銘柄の成長性に期待するだけです。 

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ちなみに、つみたて投資枠は23年暮れに設定した、 

  • 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド 
  • 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド 

の2つのインデックス型投資信託を月5万円ずつ積み立てる設定のままです。 

楽天証券ならeMAXIS Slimより楽天プラスがいいと思う理由
積立投資信託ならインデックス型投信で手数料(信託報酬)が安い方を選ぶーーこれが鉄則です。楽天証券で積み立てるなら「楽天プラス」シリーズの楽天S&P500と楽天オ…
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我が家の25年分のNISAは、成長投資枠、つみたて投資枠とも下記の円グラフのとおり、すべて残高ゼロの状態となりました。 

わたしのNISA口座
妻のNISA口座

4万5000円台の予想も

日経平均株価が前年末比マイナスでスタートした2025年は、どんな年になるのでしょうか。 

エコノミストや投資家のコメントをみると、楽観的なものが多いようですし、25年末の株価が4万5000円台と予測を立てる識者も少なくないようです(例えば、PRESIDENT Onlineの「日経平均は2025年に4万5000円までスルスル上がる…経済評論家が「その後も長期的に上昇基調」と読む納得の理由」) 

2025年以降の日経平均株価はどこまで上がるのか。経済評論家の渡邉哲也氏は「新NISAの活況が株価上昇に大きく貢献し、日経平均株価はいずれ5万円を突破する。それ…
president.jp

日本経済新聞が昨年末に「個人投資家に聞く2025年予想 株価最高値更新期待も」という記事を公開しています。「日経マネーは24年11月14〜29日、全国の個人投資家を対象にマクロミルのQuestantを利用して調査を実施、347人から回答を得た」というまとめ記事です。 

25年末の株価は「4万円以上4万5000円未満」(42%)の予想が最多。「5万円以上」も4%いた。 

日本経済新聞 – 「個人投資家に聞く2025年予想 株価最高値更新期待も」
波瀾(はらん)万丈の相場となった2024年に続き、第2期のトランプ政権がスタートする25年の相場も大荒れとなるのか――。日経マネーは24年11月14〜29日、全…
www.nikkei.com

6日の終値は3万9307.05円ですから、大きいトレンドでは右肩上がりと予測する人が多いのは間違いなさそうです。 

「わからない」が正解?!

でも、株価だけは正直わかりません。ちょうど1年前、楽天トウシルでコラムを持つ山崎俊輔氏の記事を引用しながら、わたしはこんな記事を書いています。 

きのうの記事は、いままさに自分が気にかけているテーマでしたので、熟読玩味しました。 

株価予想は1年前のものをチェックしてみると、趣深いものがあります。現実はやはり予想を超えてくるところがあって、予想はなかなか的中しないことが確認できるからです。

例えば、2023年の年初に発行されたとある経済紙では、日経平均株価の高値予想の平均値が3万1,000円台で、安値予想の平均が2万5,000円台だったそうです。ご存じのとおり、2023年の大引けは3万3,464円でした。予想はなかなか当たらないわけです。

プロでさえはずすことの多い経済予想なのだから、「個人が1年後の世界経済、国内経済の動向を読み解くことは困難」と山崎氏は言います。 

私たち個人としては、株価予想、為替予想は楽しみつつも、自分の評価としては「分からない」でいいし、「分からないけれど、中長期的にはイノベーションが世界を豊かにし株価も上昇するだろう」と信じておくことが、中長期投資においてはちょうどいいスタンスだと思います。 

 「分からない」でいいーー。わたしもこのキーワードを胸に刻んでおこうと思います。 

経済予想は「わからない」が正解?!(2024.1.10)

いま読み直しても、このとおりだなと思います。 

業績チェックなど基本を大事に

とはいえ、一喜一憂しないのが正解だとしても、現実には銘柄選びはしないとなりません。 

企業の業績をチェックし、1株益EPS)などの指標も押さえながら、「ここなら株価上昇は期待できそうだな」と思い定めて買い付けるーー。その準備を入念に行うことの大切さも、新NISA元年の24年は実感したところです。 これも「ダイヤモンド・ザイ」に載った読者コメントを紹介しながら、記事にしています。 

新NISAで買う株を昨年からじっくり考えていました。成長性や配当などいろいろと考えて選んだので自信はありましたが、いざ新NISAが始まってみると、みるみる株価が上がってうれしかったです。今後も株選びは熟考を重ねて、根拠をもって購入したいです。(大分県・32歳女性)

「大分県・32歳女性」と同様、わたしも「株選びは熟考を重ねて、根拠をもって購入」することを改めて心掛けようと思います。  

新NISAがロケットスタートできた理由(2024.2.23)

基本に忠実にーー。そんな1年に今年もしたいと思います。 

(いしばしわたる) 

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