「幸せなお金持ちの習慣」いくつあてはまりますか

「幸せなお金持ちの習慣」いくつあてはまりますか

楽天マガジンで「ESSEが教える いちばんわかりやすいお金の本」(別冊エッセ)というムックを読みました。その中で面白かったのが「幸せなお金持ちの習慣」という特集。みなさんはいくつあてはまりますか?(2024.3.20) 

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ニュースで学ぶ、生きた英語。「The Japan Times Alpha」

元国税専門官の観察

「幸せなお金持ちの習慣」の前文部分を引用しましょう。 

億万長者は、言うならばお金に溺愛されている人。数多くの億万長者の相続税調査を担当し、会社経営者や資産家に取材する機会も多い元国税専門官に、お金に愛される人たちの特徴を聞きました。 

この元国税専門官は小林義崇氏。近著に「元国税専門官がこっそり教えるあなたの隣の億万長者」(ダイヤモンド社刊)があり、この特集も同書のエッセンスを紹介する内容でしょう。 

全部を紹介するわけにもいかないので、自分も「そうそう」「やってるやってる」と思った習慣を中心に紹介します。 

パッと見、お金持ちに見えない!
カジュアルでシンプルな服装
「服装はいたって普通。身なりだけでは、お金持ちとはわかりません。税務調査に伺ったオタクでは、ご夫婦ともに地味なシャツにジーンズというカジュアルな服装が多かったです」

外で飲む水やコーヒーはタンブラーで持ち歩く
「毎回買っているペットボトル代を投資で運用したら、20年後にいくらになっているかを試算するのがお金持ちです。『100円くらいなら、買ってもいいか』とは考えません」

夫婦で家計を共有している
「大半の人が最初からお金持ちだったわけではなく、夫が稼いだお金を妻が守り、夫婦が力を合わせて資産を築いています。夫婦が家計を共有することがお金持ちへの近道です」

子どもにお金にまつわる勉強をさせている
「マネー系のYouTubeを見せるなど、お金教育に熱心な人が多いです。誕生日プレゼントとして中学生の子どもにお金を渡し、株や投資信託を買わせて投資に挑戦させる人もいます」

宝くじやギャンブルには手を出さない
「ギャンブルや宝くじでお金持ちになったという人に会ったことがありません。一攫千金を狙うのではなく、堅実に働き、長期投資で地道に増やして財を成した人が大半です」

ふるさと納税もしっかり活用して節税
「収入が多いと税金も高くなるので、お金持ちは節税意識が高いです。ふるさと納税を活用している人が多く、また節税と社会貢献を兼ねてサポートしたい団体に寄付をする人も」

といった具合です。

わたしが「うーん、これはしないかなぁ」と思ったものもあるので紹介しますね。

占いや縁起を大切にする
「会社経営者のなかには、易学を参考にして新製品の発売日や新店舗の開業日を決める人も。外出先で神社の前を通りかかったら手を合わせることを習慣にしている人もいます」

まあ、神社の前を通りかかれば、手を合わせるのは自分もそうかなと思いますが、星占いのたぐいはまったく興味がないですし、手相をみてもらったりした経験も皆無です。

お金が貯まらない人の習慣

一方、「いつまでもお金が貯まらない人」の習慣も列挙しています。

値引きやセールにすぐに飛びつく
「安売りしていると買わないと損な気がする人や、Amazonや楽天市場のセールが始まると買うものをわざわざ探すような人は、ムダづかいに走りがちです」

ラテマネーを使っている
「毎朝カフェラテを買うのが習慣になっているのは貯まらない人。1回の出費は数百円でも『ちりも積もれば』で大きな出費になることに気づいていないのは危険です」

新しいものやSNSに踊らされがち
「新製品にすぐさま飛びついたり、SNSではやっているものを自分が持っていないと不安になる人が多いようです。周りに流されてお金を使う人は貯まりません」

使っていないサブスクがある
「使わなくなったサブスクを放置するのは、知らないうちにお金が漏れているのと同じ。なんとなくお金を使うのではなく、使った意識をもつことがムダづかいの防止に」

ほかにもいくつかありますが、こうやって書き出してみても「なるほど」と思うことばかりです。自慢ではありませんが、わたしは常々心掛けていることばかりだったので、ちょっと嬉しくなりました。

支出管理がいちばん大事

この特集を読んでいて思ったのは、「結局は支出管理に尽きる」ということだと思います。

以前、30歳でFIREを実現した穂高唯希氏の「支出最適化15選」を紹介しましたが、かなりの部分が重なります。

そしておそらく橘玲氏が提唱する数式ーー(収入-支出)+(資産×運用利回り) ーーをきちんと実践しているのが、特集の前文に出てくる「お金に愛される人たち」なのだと思います。

1円も”死に金”は使わない

元国税専門官の小林氏はこう言っています。

「お金をたくさん持っていても、1円たりとも”死に金”は使いません。だからお金が貯まるんですね」

そのとおりですね。私が銀行手数料を嫌いなのも、それが”死に金”だからなんだな…と得心しました。

自分を見つめ直すいい機会になりました。

小林さんの本は節税関係の本を何冊か読んだことがありますが、未読の「あなたの隣の億万長者」も読んでみようと思います。

(いしばしわたる)

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