ナスダック100連動「最安」投信が登場しました

ナスダック100連動「最安」投信が登場しました

米国ナスダック市場の代表的企業100社で構成する指数「ナスダック100」に連動するインデックス型投信で、信託報酬料が最安値の投資信託が出ました。「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」です。さっそく積立設定しました(2024.1.30) 

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超有名テック企業がずらり

まず、ナスダック100の紹介をしましょう。大和アセットマネジメントのホームページがわかりやすいです。 

NASDAQは全米証券協会が運営している株式市場で、ニューヨーク証券取引所と並びアメリカを代表する株式市場であり、ナスダック100は、NASDAQ市場の時価総額上位100社(金融除く)で構成される株価指数です。 

上位銘柄には、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(グーグルの親会社)、メタ=旧フェイスブック、テスラ、エヌビディアなど世界を代表するテックカンパニーが名を連ねます。 

ナスダック100は1985年から指数の計算が始まっていますが、構成銘柄は定期的に入れ替わります。

指数コンセプトに合致するよう時価総額の大きい100社を指数構築ルールに従って入れ替えます。評価を得た企業と時価総額を減らした企業の入れ替え戦をおこなうことで新陳代謝が活発となり、この入れ替えがナスダック100を魅力ある指数として維持させている原動力となっています。 

なお、最新の構成銘柄は、1月30日現在でマイクロソフトがトップになっています。 

S&P500との違いは

S&P500との比較も出てきます。 

米国の代表的な株価指数であるS&P500には、構成銘柄として採用される条件のひとつに「4半期連続で黒字維持」があります。一方ナスダック100では、資本、時価総額、利益、キャッシュフローなどから構成される基準のうちどれか一つを満たせば、「赤字企業でも指数採用の対象」になります。ナスダック100であれば、新興企業によく見られる積極的な投資による赤字を伴った企業でも採用の可能性があり、イノベーションの種を早期に取り入れることが可能です。 

ナスダック100がイノベーションの種を早期に取り入れた成功事例として、テスラが挙げられます。テスラがS&P500に採用されたのは2020年12月ですが、ナスダック100に採用されたのは2013年7月であり、S&P500より7年以上早くイノベーションの種を取り入れることに成功しました。ナスダック100採用からS&P500に採用されるまでの間、テスラの株価は約25倍になるほど値上がりました。 

このような魅力的な指数ですが、S&P500と比べて、日本で気軽に積立設定が可能な投資信託が少ないことがネックとなっていました。 

ムックでも注目

そのことが、楽天マガジンできのう(1月29日)配信された「誰もが金持ち!資産形成の王道 株式&投信 究極の配当力」(大洋図書刊)に出てきます。該当箇所の監修者は頼藤太希氏です。 

「投資家に注目されるNASDAQ100のパフォーマンス」というタイトルで、副題に「ボラリティ(価格の変動幅)は高いが、それでもS&P500を上回る」とあります。 

NASDAQ100が投資家の間で人気ですが、その理由はほかを凌ぐ成長性にあります。情報技術セクターが55%、また新興企業も銘柄に組み入れており、2007年12月末から2022年12月末までのNASDAQ100の業績リターンは、12.8%となっています。これは、同じく投資家人気の高いS&P500の8.8%を上回るパフォーマンスです。 

ですが、NASDAQ100に投資するインデックスファンドの信託報酬は少々高めでした。それが今年(=2023年)3月にニッセイNASDAQ100インデックスファンドが売り出され、より注目が集まるようになりました。 

「誰もが金持ち!資産形成の王道 株式&投信 究極の配当力」より

このムックには、頼藤氏が推奨する投資信託が20商品が載っています。NASDAQ100関連では「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」が紹介されています。 

NASDAQ100指数のインデックスファンドの中では圧倒的な信託報酬の安さ。直近15年間の運用成績はS&P500を凌駕。(略)投資対象は、金融業を除く時価総額上位100社(米国企業でなくても対象とする)。新興企業に見られる積極的な投資による赤字を伴った企業でも採用の可能性があり、イノベーションの種を早期に取り入れることが期待できる。 

「誰もが金持ち!資産形成の王道 株式&投信 究極の配当力」より

「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」の信託報酬料は年0.2035%です。 

楽天から「最安ファンド」登場

ところが、今月12日に楽天証券で「「最安ファンド」に新ファンド登場&投信残高ポイントプログラム対象!」とアナウンスされ、その新ファンドのひとつが「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」だったのです。 

しかも、信託報酬料は年0.198%。まさに最安です。きょう(1月30日)から発売開始ということで覗いていましたが、午後3時過ぎから「スポット購入」と「積立注文」ができるボタンが出ましたので、さっそく毎月1万円の積立設定を行ったところです(妻名義の口座と合わせて合計2万円) 

ただ、NISAのつみたて投資枠では積立設定ができず、わたしも妻も成長投資枠はすべて埋め終えているので、特定口座で積立設定しました。 

構成銘柄を見ても、米国企業が牽引するイノベーションに投資する気持ちを満たしてくれる金融商品のように思います。楽しみです。 

(いしばしわたる) 

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