想像絶する逆境にめげずに前を向く主人公に胸躍る:「火星の人」
きょうはアンディー・ウィアーのSF小説「火星の人」(原題:The Marthian、ハヤカワ文庫SF・上下巻)を紹介します。不慮の事故で火星に置き去りにされた…
きょうはアンディー・ウィアーのSF小説「火星の人」(原題:The Marthian、ハヤカワ文庫SF・上下巻)を紹介します。不慮の事故で火星に置き去りにされた…
きょう紹介するのはフリーダ・マクファデンのミステリー小説「ハウスメイド」(ハヤカワ・ミステリ文庫)です。アメリカでベストセラーになった小説で、宣伝文句のとおり…
何も知らないで読むことの幸せを久々に味わいました。26年3月に映画公開されると知って「映画を観る前に原作を読もう!」と思ったことで得た僥倖でした。アンディ・ウ…
12月22日は「冬至」ーー1年でいちばん昼が短くなる日です。これから徐々に陽のあたる時間が長くなると思うと嬉しくなります。まさに「一陽来復」ーーこれからの1年…
今年1年で個人的に印象深かった読書体験は、なんといっても故・氷室冴子さんの「銀の海 金の大地」(全11巻)を読めたことでした。毎月1冊ずつの復刊。先の展開を知…
きょうは梨木香歩さんの小説を近藤ようこさんが漫画化した「家守綺譚」を紹介します。不可思議だけど穏やかでやさしい雰囲気をまとった原作の魅力を見事に描写していて、…
今年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も残すところあと1話。写楽の謎や幕府最大の実力者・一橋治済への仇討ちなど、史実と異なる描写への批評もありま…
Netflixオリジナルドラマ「イクサガミ」をイッキ見しました。今村翔吾氏の原作を見事に映像化しつつ、原作と微妙に異なるところもあり、原作ファンも存分に楽しめ…
今年最も売れた国内小説は、今年の本屋大賞受賞作で累計40万部を突破した阿部暁子氏「カフネ」(講談社刊)だそうです。家事代行の世界を描いた小説ですが、ミステリー…
「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なベストセラー作家、ダン・ブラウンの最新作「シークレット・オブ・シークレッツ」(上下巻、KADOKAWA刊)を読みました。8年ぶ…
読書にはふさわしい年齢があるように思います。若い頃に読んだときはそれほど響かなかった小説なのに、いま読むと感じ入るものがある…というたぐいです。きょう紹介する…
読み終えた後、登場人物の相関図を作ってみたことはありませんか? 複雑に入り組んだ登場人物たち。時間軸も異なる。まるでパズルやクイズのような…。そんな不思議な読…
感涙必至の傑作ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」が来年夏に日本人キャストで上演されるそうです。映画は観てもミュージカルは観逃したので、わたしとミュージ…
ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」ーー形容する時に必ず「問題作」「難解」「挫折」といった文字が並ぶ小説の完全版(上下巻、東京創元社刊)が12月に発売されるそう…
きょうは佐藤正午氏の「熟柿」(KADOKAWA刊)を紹介します。今年出版された小説でベスト1位の呼び声もある魂を揺さぶられるストーリーで、終盤は滂沱の涙をとめ…
きょう紹介するのは大島清昭氏の「影踏亭の怪談」(創元推理文庫)です。「ホラーとミステリーの融合」という難題に果敢に取り組んだ小説で、こういうミステリーがあるの…
私たちが子供の頃から親しんできた「妖怪」という存在。しかし、三津田信三氏の手にかかれば、それは愛嬌のあるキャラクターではなく、理不尽で凶悪な「異界の住人」へと…
きょう紹介するのはCuvieさんの漫画「ひとはけの虹」です。歴史に名を残す天才画家たちと、彼らが描くことで永遠の生を得る女性たちの織りなす「絵画譚」です(20…
2年ぶりの横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉受賞作である綿原芹氏の「うたかたの娘」(KADOKAWA刊)を読みました。ジャンルは当然ホラーミステリーですが、…
1970年代に一世を風靡した少女漫画の傑作、萩尾望都氏の「ポーの一族」が2016年、実に40年の歳月を経て続編が再開されました。実はそのことを知らない人が結構…