実在する組織を騙って個人情報を抜き取るフィッシング詐欺メールが急増しているようです。わたしもこの1週間で5通、Amazonを騙る詐欺メールを受け取りました。どうやって詐欺メールか見破るか、わたしが真っ先にしている方法を共有します。(2026.3.5)
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目次
フィッシング詐欺メール急増!この6年で報告件数が10倍以上に
フィッシング詐欺とは、魚を釣る(Fishing)になぞらえてこう呼ばれています。実在の組織(ネット通販会社、クレジット会社、証券会社etc.)を装い、「不正ログインを感知しました」などの不安を煽る題名のメールやSMSを送りつける手法です。
そこには「個人情報を確認するため」などと記してURLが書いてあり、それをクリックさせて、そこにパスワードや暗証番号、クレジットカード番号などを入力させ、個人情報を詐取するーーという手口です。
NHKの今朝のニュースによれば、フィッシング対策協議会のまとめで、昨年1年間の詐欺被害の報告件数がはじめて200万件を突破。この6年で報告件数は10倍以上に達するそうです。
佐川急便を騙るSMSで苦い経験…「代金引換」詐欺の二次被害も
わたしも過去にスマホに届いた佐川急便を騙るSMS(ショートメッセージサービス)を本物と信じてURLをクリックしてしまい、スマホから個人情報を抜き取られる被害に遭いました。
すぐにスマホを買い替えて携帯番号を変更、すべてのパスワードを変更しましたが、それでも、メールアドレスなどの個人情報はすでに抜き取られてしまった…と思わざるを得ない痛恨事です。
佐川急便を騙るSMSにひっかかった経験談はこちら👉
KADOKAWAがサイバー攻撃を受けて漏洩した情報がダークウェブ上に公開され、大きな問題になっています。グーグルのサービスでダークウェブ上に自分の個人情報が漏洩…hintnomori.com
数年後、佐川急便を騙るSMSで抜き取られたと疑われるAmazonのIDを悪用されて、「代金引換」詐欺という二次被害に遭ったこともあります(この場合、実害を被ったのはAmazonですが…)
「代金引換」詐欺にあった経験談はこちら👉
Amazonが決済手段のひとつの「代金引換」を6月5日で終了するそうです。これで代金引換を利用した詐欺がなくなると思えば、Amazonの利用者にとっては歓迎すべ…hintnomori.com
そんな苦い経験を経て、毎日何百通も届くメールは疑ってかかる習慣がつくようになりました。また、AmazonのIDで使用しているメールアドレスがすでに流出してしまっていることも承知しています。
Amazon騙る詐欺メールが1か月に14通届いた被害者も
でも、この1週間でAmazonを騙るメールが相次いでいるのです。 わたしは1週間に5通受け取りました。
「あ~、また詐欺メールだな」と思ったのですが、ヤフー知恵袋を覗くと、1か月で14通もAmazonを騙るフィッシング詐欺メールが届いた…という方の相談が載っていました(ちなみに、この回答は有益な内容でした)
短期間に何度も似た内容のメールが届いていることがとても気持ち悪く、不安に感じています。
最近、同様の手口のフィッシングメールが急に増えたのですが、どこかで自分のメールアドレスが流出している可能性はあるのでしょうか。
ヤフー知恵袋 – アマゾンからの不正ログインメールについて。

こんなに大量にAmazonを騙る詐欺メールを送りつけられ、不安に感じている人がいるなら、わたしが詐欺メールを見抜くために最初にやっていることを共有するのは意味があるかもしれないな…
そう思って、わたしが詐欺メールを見破るために行っていることを、画像付きで記事にまとめた次第です。
Amazonを騙るフィッシング詐欺メールの最新事例(2026年3月)
まず、この1週間に届いたAmazonを騙るフィッシング詐欺メールの文面をスクショしたので、そちらをごらんください。
メールの題名は「Amazon.co.jpアカウントへのログインのお知らせ」…さもありなんという題名ですが、これはフィッシング詐欺メールです
「通常とは異なる環境からのアクセスであったため、念のためご連絡しております」なんて、あれ?何だろう?と思わせる巧妙な文面です。
URLクリックは厳禁!個人情報を詐取する巧妙な手口とは
でも、ここにあるURLを踏んでしまうと、個人情報を抜き取るサイトに誘導されます。中にはURLを踏んだだけでウイルスが仕組まれるサイトもあるので、とにかくURLをクリックしてはいけません。
URLをみるとamazon.co.jpでないので「詐欺だな」とわかりますが、それでも、safelinks.protection…なんていう書きぶりに狡賢さがうかがえます。
まあ、このように文面を子細に見れば詐欺メールは見抜けるわけですが、わたしがもっとも簡単だと思う、この種のフィッシング詐欺メールを一発で見抜く方法をお教えします。
【画像解説】詐欺メールを一発で見抜く!「右クリック」確認法
それは、送信者名(amazon.co.jpなど)にカーソルを合わせて右クリック(※)することです。
※スマホでご覧の方は、送信者名をタップして詳細を表示すると、正式なメールアドレスが確認できます。
メールの送り主は「通知する」と偽装していますが、カーソルをあてて右クリックすればgmailです。Amazonがgmailを使うことはあり得ません!
別の日に届いたメールで拡大表示しましょう。
メールアドレス部分にカーソルを合わせたところ(カーソル自体はスクショでは映りません)
この詐欺メールの送り主は「通知する」となっていますが、カーソルをあわせて右クリックすると「….gmail.com」と表示されます。
Amazon.co.jpが、gmail.comやoutlook.comからメールを送ってくることは、絶対にあり得ません!
なお、先述した通り、スマホの場合は右クリックできませんが、送信者名をタップすれば詳細アドレスを確認できるので、必ず試すようにしてください。
もし不審なメールが届いたら?被害を防ぐための「報告」手順
こういうメールが届いたら、やるべきことはたったひとつです。
メーラーの上部にある「報告」ボタンをクリックして、フィッシング詐欺メールであることをGoogleに報告することです。
メーラーの上部にある「報告」をクリックすると、そのメッセージをフィッシングとしてGoogleに報告できる
「報告」をクリックするとこの画面になるので「レポートとして禁止」をクリックする。このメールアドレスからの送信を禁止できる
まあ、モグラタタキみたいなもんで、また別のアドレスから詐欺メールが届くのは防げませんが、それでも何もやらないよりはマシですよね。
まとめ:実体験から学んだ「絶対にURLを踏まない」自衛策
Amazonは「本当にAmazonから届いたメールかな?と不審に思ったときに確認したいポイントを紹介」というサイトを用意しています。
Amazon公式サイトが用意したフィッシング詐欺メールを見抜くポイント紹介のページはこちら👉
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ウイルス対策ソフトのトレンドマイクロも「Amazon を装う迷惑メールの実例や対処法を解説」というページで、詐欺メールの見分け方や詐欺を防ぐための対策(2段階認証がもっとも有効な対策である等)を詳しく載せています。
トレンドマイクロの「Amazon を装う迷惑メールの実例や対処法を解説」はこちら👉
上記2サイトはとても参考になるのですが、詳細過ぎて読むのが面倒…という方は、覚えておいて欲しいことはたった2つです。
- 不審なメールのURLは絶対にクリックしない
- 不審なメールかどうか見破る方法は、カーソルを合わせて右クリック
わたしが「痛い思い」をして学んだ自衛策です。参考にしていただけたら幸いです。
(いしばしわたる)
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