【有事の株価乱高下】1日で資産が240万円減っても「一喜一憂しない」理由と高配当株投資の鉄則

【有事の株価乱高下】1日で資産が240万円減っても「一喜一憂しない」理由と高配当株投資の鉄則

2026年3月第2週、アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃とホルムズ海峡封鎖のニュースを受け、株式市場はまさにジェットコースター状態となりました。日経平均が過去3番目の下落幅を記録する中、私の含み益も1日で240万円以上減少するなど、激しい荒波に揉まれた1週間でした。しかし、こういう時こそ投資家には「一喜一憂しない」メンタルが求められます。なぜ暴落時こそ「株価」ではなく「配当金」を見るべきなのか、画像付きで解説します。(2026.3.14)

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日経平均が過去3番目の暴落!2026年3月第2週の激動を振り返る

それにしても、今週の日経平均株価は激しく動きました。 

3月第2週の日経平均株価

9日の日経平均株価は過去3番目の下落幅となり、終値は前週末比2892円12銭(5.20%)安の5万2728円72銭。 

翌10日は、トランプ大統領の「戦争はほぼ終わった」発言で急反発、終値は前日比1519円67銭(2.88%)高の5万4248円39銭。 

しかし、ホルムズ海峡でタンカーが襲撃被害にあうなど海峡封鎖の影響が顕在化し、アメリカの「出口戦略」が見えないことが伝わると、ふたたび下落傾向に転じ、13日の日経平均株価は前日比633円(1%)安の5万3819円で終えました。 

週明け以降も、イランやアメリカのニュースのたびに悲観・楽観を繰り返し、荒い値動きが続く可能性が高いように思います。 

【資産公開】1週間で含み益が175万円減少。激しい上下動のリアル

わたしは買付余力が乏しかったため、この1週間、新たに買い付けることも売却することもなく、含み益の上下動をチェックするだけでした。 

市場が閉じてから楽天証券のアプリ「iGrow」を毎日起動させ、前日比のわかる画面をスクショしたので、それで値動きを検証しましょう。 

まず、過去3番目の下落幅となった9日の終値を反映したiGrowの画像です(画像1) 

画像1=3月9日終値の資産合計額と前日比額・率

前日比で240万3220円も含み益が減っています。前日比で下落額が多い順に並んでいて、もっとも含み益が減ったのはSBIホールディングス(8473)で、いよぎんホールディングス(5830)、山口フィナンシャルグループ(8418)、百五銀行(8369)と続きます。 

わたしは銀行株を多く持っているため、銀行株の下落が含み益を大きく減らす原因となっています。 

トランプ大統領の「戦争はほぼ終わった」発言(ほんとに口先だけ…)で市場が急反発した10日も見てみましょう(画像2) 

画像2=3月10日終値の資産合計額と前日比額・率

前日比189万9870円増ですから、半値以上戻した格好です。前日急落したSBIホールディングスいよぎんHDが値を戻しています。 

日経平均株価は11日からふたたび下落に転じるのですが、わたしの保有銘柄は若干のプラスでした(画像3) 

画像3=3月11日終値の資産合計額と前日比額・率

前日比20万9930円のプラスで、INPEX(1605)、いよぎんHD山陰合同銀行(8381)あたりの株価が上昇しています。 

12日は前日比160万8610円のマイナス(画像4)、13日は前日比14万3350円のプラスです(画像5) 

画像4=3月12日終値の資産合計額と前日比額・率
画像5=3月13日終値の資産合計額と前日比額・率

一覧にするとこうなります。 

  • 9日 ▲240万3220円 
  • 10日 +189万9870円 
  • 11日 +20万9930円 
  • 12日 ▲160万8610円 
  • 13日 +14万3350円 

この1週間で含み益は前週末比で175万9280円減った計算です。 

個人投資家は「海に漂うクラゲ」であれ。波に抗わないメンタル管理術

財産がいっぺんに200万円近く減った!と驚くかもしれませんが、金融資産が7000万円を超えれば、このぐらいの上下動は仕方ありません(それでも、9日のマイナス240万円超は大きいですが…) 

資産8億円の元消防士「かんち」さんの著書『ほったらかしで年間2000万円入ってくる超★高配当株投資入門』(ダイヤモンド社刊)に、次のように出てきます。 

いうなれば、個人投資家は”海に漂うクラゲ”のようなもの。波が高くなれば自分もその波と一緒に浮上しますし、波が落ち着けば自分も落ちつきます。

その波にあらがっても、ただ体力を消費するだけですし、株価の上下動にいちいち一喜一憂していては、とてもメンタルは持ちません。

市場の流れに逆らわないことが、メンタルが強くない人でも投資を続けて資産を形成する1つの秘訣です。

けだし名言、まったくこの通りだとわたしも思います。株価の上下動に「一喜一憂しない」が大原則です。 

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株価よりも「配当金」を注視しよう!iGrowで確認する不労所得の底力

むしろ気にするべきは、年間の配当金額のほうです。 

個々の銘柄が株価を下げても、それが業績不振が理由で、減配無配転落みたいな動きがあるかどうかーー。ここはわたしも思い切り気にします。 

減配を発表した銘柄は、株主優待が引き続き魅力的であるかどうか、その減配の理由は一過性のものなのかどうか等々を判断して、必要なら損切りする必要があるからです。 

楽天証券アプリiGrowには、保有銘柄がもたらす年間配当金の予想額を集計して表示するページがあります。最初に9日の画像をごらんください(画像6) 

画像6=3月9日終値時点の年間配当予想額

税引き後で206万4591円です。働かずして得られる”不労所得”としては十分な水準です。 

10日はどうでしょうか(画像7) 

画像7=3月10日終値時点の年間配当予想額

おや?206万5388円。若干ですが増えていますね。どの銘柄か不明ですが、増配した企業があったということです。 

11日は206万8576円です(画像8)。さらに3000円超増やしています。 

画像8=3月11日終値時点の年間配当予想額

12日、13日は変化がなく、13日時点で年間配当金の予想額は206万8576円ということになります。 月換算で17万円超です。

地銀株が増配!暴落時こそ「業績」と「利回り」で継続保有を判断しよう

増配した銘柄はどこか、iGrowではわかりませんが、別アプリ「配当管理」はバージョンアップして増配・減配の銘柄がわかるようになりました。「配当管理」アプリで見てみましょう(画像9=1画面に収まらないので、3枚の画像を1つにしています) 

画像9=「配当管理」アプリより

過去約1か月間の増配・減配銘柄だそうで、5銘柄が増配している…と出てきます。 

気にするべきはここですね。減配していたら、その銘柄の適時開示情報をみて、減配の理由を知り、損切りするかどうかを判断する。 

でも、含み益は膨らんだり萎んだりするのは日常の出来事だから、そちらは一喜一憂せず、下落時はむしろ欲しい銘柄を増やすチャンスぐらいに思っておく…ということでしょう。 

それにしても、増配を発表した銘柄のうち、 

  • めぶきフィナンシャルグループ(7167) 
  • 山陰合同銀行(8381) 
  • 横浜フィナンシャルグループ(7186) 

と、3銘柄は地方銀行株です。9日の下げ幅はキツいものがありましたが、むしろ増配していることを思えば、このまま持ち続けるのが正解です。参考にしていただけたら幸いです。 

(いしばしわたる) 

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