ふるさと納税はしていますか:年間2000円で名産品をゲット

ふるさと納税はしていますか:年間2000円で名産品をゲット

ふるさと納税はちょっと変わった制度です。簡単に言えば、自分が国や自治体に収める税金から居住地以外の自治体に寄付すると、その地の名産品などが返礼品として届くので、結果として、わずか年間2000円で数多くの名産品をゲットできるしくみです。納税額が多い人ほど寄付できるため、高額所得者ほど有利となります。「ちょっと変わった制度」と言われるゆえんです(2023.7.3)

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2000円を越える寄付が全額控除

ふるさと納税のしくみは、総務省のホームページに書いてあります。

ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)を行った場合に、寄附額のうち2,000円を越える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です(一定の上限はあります。)。 

例えば、年収700万円の給与所得者の方で扶養家族が配偶者のみの場合、30,000円のふるさと納税を行うと、2,000円を超える部分である28,000円(30,000円-2,000円)が所得税と住民税から控除されます。

参考URL:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/about.html
ふるさと納税のしくみ(総務省のホームページより)
ふるさと納税のしくみ(総務省のホームページより)

例示は年収700万円ですが、年収や家族構成ごとの早見表は別ページに掲載されています。

年収が高いほど返礼品ゲット

年収1000万円なら最大18万円、2000万円なら最大56万9000円です。高額所得者ほど返礼品をゲットできることがわかります。 

でも、「自分はまだ年収も低いし、面倒だからパス」と思った方がいたとしたら、それは大いなる誤りです。 

よくリピートする返礼品

年収300万円・独身なら、ふるさと納税できる限度額は2万8000円です。わたしもよくリピートするふるさと納税の返礼品から、2万8000円分を選んでみましょう。

熊本県高森町の「精米ヒノヒカリ」

熊本県高森町の「精米ヒノヒカリ」13キロ ⇒ 1万円

鹿児島県いちき串木野市の万能甘露つゆ・白だし計6本

鹿児島県いちき串木野市の万能甘露つゆ・白だし計6本 ⇒ 1万円

宮城県石巻市の「さば水煮缶」12缶

宮城県石巻市の「さば水煮缶」12缶 ⇒ 8000円

返礼品は寄付額の3割以下

さあ、これで2万8000円です(ふるさと納税というとフルーツなども魅力的ですが、大量にもらっても食べきれなかったり、冷蔵庫や冷凍庫がいっぱいになるのも困るので、わが家は結局このような渋いセレクトに落ち着きました)

実際にお金を払って買うなら、これで8400円相当です。というのも、総務省の決めたルールで、各自治体とも返礼品を寄付額の3割以下にしなければいけないからです。

バーゲンに例えるなら76%オフ

2万8000円の3割だから8400円相当の返礼品が、2000円で買えるのと一緒です。バーゲンセールの表記にならえば、なんと76%オフです。 

街中で「20%オフ」の広告をみたら、あなたは心動くのではないですか。それが76%オフですよ。やらない手はないです。

5自治体限定なら確定申告不要

ふるさと納税は、基本的に確定申告が必要です。ただ、5自治体だけに限定して寄付するなら「ワンストップ特例制度」を利用して確定申告しない選択肢もあります。

年収の高い人は、ふるさと納税(と返礼品)を最大限享受したいなら、確定申告することを選んだ方がよいでしょう。別の記事(国民年金保険料は親に払ってもらいなさい )で書いたとおり、社会保険料控除や医療費控除をすれば税金が還付されるケースもあります。ふるさと納税をひとつのきっかけに「確定申告をして節税に目覚める」という道を探ってもよいと思います。 

もっとも、サラリーマンにとって確定申告が面倒なのは否定できません。その場合はワンストップ特例制度を使えばよいだけです。

寄付できるのは5自治体だけですから、どの自治体がどういう返礼品を用意しているか、ふるさと納税のポータルサイトであらかじめ調べてから申し込むとよいでしょう。

おすすめは楽天ふるさと納税

ふるさと納税のポータルサイトはたくさんありますが、わたしのおすすめは「楽天ふるさと納税」です。

以前の記事(ポイ活するなら楽天経済圏の住人になろう)で書いたとおり、楽天は「SPU」(スーパーポイントアップの略)という仕組みがあって、ポイントが加算されるようになっています。

楽天ふるさと納税サイトを利用すれば、寄付額に応じてポイントが付与されます。加えて、「5と0の日」や「楽天お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」に合わせて購入すれば、さらにポイントが上乗せされます。 

この種のセールに合わせて複数の自治体に寄付すれば、それだけでかなりのポイントが稼げるわけです。

ポイ活にも役立つ

例えば、楽天サービスの複数利用でSPUのポイント倍率が高いわたしの場合、「5と0の日」「お買い物マラソン」に合わせて、先に紹介した熊本県産ヒノヒカリの購入を申し込めば、ポイントが2223ポイント付与されます。

1万円の買い物で2223ポイントもつく

ふるさと納税で自己負担する金額は年間2000円です。楽天ふるさと納税で購入すれば、1自治体分のふるさと納税だけで、自己負担額を上回るポイントが付与されるわけです。

ポイ活にも役立つ。そういう視点からも、ふるさと納税に励んでみてはいかがでしょうか。

 

(いしばしわたる)

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