ホラー/ミステリーの名作を意識…杉井光「羊殺しの巫女たち」
X(旧Twitter)でも話題にのぼることが多い杉井光氏の「羊殺しの巫女たち」(KADOKAWA刊)を読みました。著者が意識したというスティーヴン・キング「I…
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きょう紹介するのは、くらもちふさこさんの「いつもポケットにショパン」です。男のくせに少女漫画?と思うかもしれませんが、何度再読しても涙に頬を濡らします(202…
きょう紹介するのは亜月裕さんのギャグ×ラブコメ漫画「伊賀野カバ丸」です。40年以上前の漫画ですが、山育ちの忍者が都会の名門校に入学したら!?というギャップが笑…
きょうは荻原規子氏の和製ファンタジー×青春小説の「RDG レッドデータガール」の魅力について書きます。忍者の里・戸隠を舞台にした冒険、八王子城の亡霊が招き入れ…
きょう紹介するのは伴名練氏の「百年文通」です。ジャック・フィニィの名作のプロットを”拝借”しつつ、現代の少女と大正時代の少女が百年の歳月の隔たりに果敢に挑戦す…
きょう紹介するのは脚本家市川森一氏の「私が愛したウルトラセブン」です。もとはNHKのドラマ(全2話)で、市川氏自身がノベライズを出版しています。特撮ヒーロー「…
待ちに待ったNetflixオリジナルドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の最終シーズンが11月から配信されるとアナウンスされました。シーズン1の配信…
きょうはホラー・ミステリーの海外ドラマ「グースバンプス」(2023年)と「グースバンプス バニシング」(2025年)を紹介します。原作は児童向けですが、ドラマ…
スタジオジブリのアニメ映画「海がきこえる」が今年7月に全国リバイバル上映されるそうです。氷室冴子さんの原作に忠実ながら、原作とは微妙に異なる味付けもあって、原…
はっぴいえんど、村上春樹、細野晴臣…。音楽による出逢い、せつない片思い、大人になることの苦しみと別れ。イラストのようなきれいな絵と散文詩のような文章で綴られる…
きょうは台湾の漫画家・イラストレーターの高妍(Gao Yan)さんの漫画「隙間」を紹介します。台湾の大学生が交換留学した先の沖縄の大学で過ごす日々を通じて、ア…
本の帯はとても大事だなと思います。読みたいと興味をそそってくれるのは吉、ネタバレまがいは凶ーー。本屋さんの店頭でみた帯に惹かれて読んだ恩田陸さんの「愚かな薔薇…
きょう紹介するのは富島健夫氏の「自選青春小説」(全10巻、集英社文庫)です。すでに絶版・品切れで古本屋さんで入手するしかありません。でも、小説そのもの以上に巻…
今週から仕事始めという人が多いでしょう。月曜日は気鬱で、金曜日が嬉しくて…。そんなサラリーマンの日常がまた始まりました。「たかが仕事」と思いつつ「されど仕事」…
クリスマスが近づくと読み直したくなる小説があります。分厚い上下2冊の本なので、年によって漫画版で済ませることもありますが、それでもクリスマスはこの物語世界に浸…
きょう紹介するのは岩井俊二氏の「Love Letter」です。岩井氏が監督を務め、先日亡くなられた中山美穂さんが一人二役を演じた映画は、韓国はじめ各国でも熱い…
江戸中期の出版人・蔦屋重三郎と彼を取り巻く文化人たちを描く来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」つながりで、矢野隆氏の「とんちき 蔦重青春譜」(…
きょう紹介するのは氷室冴子さんの青春小説「海がきこえる」です。スタジオジブリのアニメ映画の原作として有名ですが、新装版で表紙が一新したのを機に、ぜひ小説でも読…
きょう紹介するのは藤野千夜さんのヤングアダルト小説「ルート225」。映画化もされ、漫画版もあるので、ひっくるめて紹介します。14歳の姉と13歳の弟が迷い込んだ…
きょう紹介するのはイギリスのSF作家スティーヴン・グールドの「ジャンパー ー跳ぶ少年ー」(原題:Jumper)です。テレポテーション(瞬間移動)の能力に目覚め…