高配当×増配力!ChatGPTが分析するおすすめ優良銘柄10選

高配当×増配力!ChatGPTが分析するおすすめ優良銘柄10選

保有銘柄の「増配力スコア」に配当利回り(3.5%以上)と配当性向(50〜60%程度)の条件を掛け合わせ、ChatGPTを活用して買い増し候補となるおすすめ銘柄10選を抽出しました。単一の指標にとらわれず、複数の条件を組み合わせた株式分析の手法と選定結果を解説します。(2026.8.30) 

  • 「増配力スコア」に配当利回り(3.5%以上)と配当性向(50〜60%程度)を加えた条件でChatGPTに更問いを実施。
  • 分析の結果、ビジネスブレイン太田昭和、コプロHD、インソースなどバランスの取れた10銘柄を厳選。
  • 複数の投資指標を生成AIで掛け合わせることで、減配リスクを抑えた高増配・高利回り銘柄の抽出が可能に。

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増配力スコアに配当利回りと配当性向を追加した背景

きょうの記事は、きのう配信した「保有全銘柄の増配力をChatGPTで分析!AIが算出したランキング」の続報ですので、きのうの記事は読まれている前提で書くことを、あらかじめご了承ください。 

きのうの記事で書いたとおり、ChatGPTは「増配力スコア」なるものを考案して、我が家の全保有銘柄から金融株と非金融株それぞれスコア順に上位30銘柄を抽出してくれました(163銘柄ある全保有銘柄から、一度でも減配した銘柄を除いた134銘柄が母数) 

我が家の資産形成に大きく寄与する地方銀行株はこれ以上増やすつもりはないものの、非金融業種の30銘柄リストはたいへん興味深いデータとなったので、さっそく買い増し候補にしようと思って、ヤフーファイナンスに新規ポートフォリオを作ってみました。 

ところが、高配当株投資で重視する配当利回り※1)と配当性向※2)を調べてみたところ、配当利回りが低い銘柄も混ざっていたり、配当性向が個人的感覚からするとやや高過ぎると感じる銘柄が散見されているのです。 

※1 配当利回り:株価に対する年間配当金の割合を示す指標。計算式は「1株あたり年間配当金 ÷ 株価 × 100」

※2 配当性向:当期純利益の中から配当金として支払う割合。高すぎると成長投資への資金余力が乏しくなり、業績悪化時の減配リスクが高まる

例えば、配当利回りで言えば、金融株で増配力スコアが16位となったJトラスト(8508)は、配当利回りが2.26%です。地銀株のように株価が上昇して2%台前半ならともかく、そうでないケースで2%台前半は物足りなさを覚えます。 

配当性向で言うと、非金融で増配力スコアが5位のヤマシンフィルタ(6240)は、配当性向が73.1%でした。個人的には配当性向は50%前後が望ましいと考えているため、配当性向が高過ぎる銘柄は敬遠したくなります。 

ヤマシンフィルタは株主優待が魅力だから、優待の権利がもらえる200株はわたし名義でも買おうと思うけど、それ以上に買い増すことはちょっと逡巡するなぁ… 

そう考えて、きのう作成した手製のエクセル表に全保有銘柄の現在(8月30日時点)の配当利回りと配当性向を新たに追加して、ChatGPTに訊ねたところ、かなり精緻なリストを作成してくれました。 

ChatGPTへ投入した絞り込み検索プロンプトの考え方

最初にプロンプトを共有します。 

《プロンプト》前回のデータから「配当性向50~60%程度+増配力スコア上位+利回り3.5%以上」の条件で絞り込み、投資対象としてふさわしい上位10銘柄をピックアップしてください。

配当性向が高過ぎると配当余力が乏しくなり、減配リスクを高めます。増配力スコアが高い銘柄なら減配リスクはかなり小さいと考えられますが、それでも配当余力が削られ、増配の勢いが緩やかになる可能性があるので、「配当性向が50~60%程度」という条件をつけました。 

配当利回りは、株価が上昇すると下がるため、実は優良銘柄で配当利回りが3%に届かない銘柄は数多くあります。それでも、やはり配当利回りは3.5%以上は欲しいと考えました。 

これにChatGPTが考案した増配力スコアを掛け合わせてみたわけです。 

「高配当×増配力」条件を満たした推奨銘柄10選

最初に、上位10銘柄のリストを共有します。プロンプトの条件に完全に合致したのは8銘柄で、 

そのため今回は「50~60%程度」を45~60%と解釈しました。ただし、45~50%は「準該当」として扱い、基本的には50~60%の銘柄を優先しています。 

というふうに一部条件を緩和しています。リストは下記のとおりです。 

順位銘柄利回り配当性向増配力スコア評価
1ビジネスブレイン太田昭和(9658)4.30%48.90%83.5★★★★★
2コプロHD(7059)4.84%53.10%74.22★★★★★
3インソース(6200)4.72%50.80%69.5★★★★★
4パーソルHD(2181)4.35%59.20%60.62★★★★☆
5プレステージ・インターナショナル(4290)3.86%55.40%51.32★★★★☆
6クイック(4318)4.35%50.80%49.97★★★★☆
7スパークス(8739)4.19%55.80%48.19★★★★☆
8平和不動産(8803)4.32%59.20%42.46★★★★☆
9キャリアリンク(6070)4.64%55.00%42.19★★★☆☆
10全国保証(7164)3.82%49.20%36.5★★★☆☆

各銘柄の説明も紹介しましょう。 

1位:高利回りと高い増配力のビジネスブレイン太田昭和

1位 ビジネスブレイン太田昭和(9658)
利回り4.30%/配当性向48.9%/増配力スコア83.50

今回、最も注目したい銘柄です。厳密には配当性向50%を1.1ポイント下回りますが、むしろこれはプラスに評価できます。
配当推移は、15円 → 16円 → 25円 → 26円 → 45円 → 47円(予想)となっています。
特に直近では、26円→45円=+73.1%という非常に大きな増配を実施しています。「増配力スコア」が83.50と高いのも、この直近の増配加速が大きく効いています。

なぜ1位か
「4%台の利回り」「配当性向50%未満」「非常に強い増配力」の3つが揃っています。
配当性向が50%を超えていないため、今回の「50~60%程度」という基準から見ると、むしろ増配余力を残していると見ることもできます。
今回の条件では最もバランスが良い銘柄と評価します。

納得の説明です。 

ただし、これは偶然ですが、ビジネスブレイン太田昭和は8月28日に「株主優待制度の変更に関するお知らせ」を発表。新たに9月末権利確定で100株ホルダーにデジタルギフト500円分を贈呈することになりました。 

しばらく高値で推移しそうな状況ですので、現状は妻名義で300株保有していますが、わたし名義で100株購入するタイミングはもう少し見極めたいと思います。

妻名義で300株保有(平均取得単価959円、8月30日時点の含み益は40,500円)

2位:配当性向に余裕があり増配が期待できるコプロHD

2位 コプロHD(7059)
利回り4.84%/配当性向53.1%/増配力スコア74.22

こちらは高利回りと増配力の両立が魅力です。
配当は、15円 → 18.75円 → 37.5円 → 45円 → 60円 → 67.5円(予想)と大幅に増加。
過去の増配率も、25% → 100% → 20% → 33.3% → 12.5%となっています。
直近の増配率は過去最高ではありませんが、それでも12.5%増配予想。

評価ポイント
利回りが4.84%と10銘柄中でもトップクラス。
しかも配当性向53.1%なので、70%などの高水準とは違って、まだ比較的余裕があります。
「今もらえる配当金を重視しながら、将来の増配も狙う」
という投資なら非常に魅力的です。

コプロHDは「10万円以内で買える高配当株」として抽出して、妻名義で400株保有しています。 

妻が購入した当初は株価が下落傾向で、ナンピン買いを繰り返して400株まで増えたのですが、最近は株価が反転。すでに含み益が5万円を超えています。 

妻名義で400株保有(平均取得単価797円、8月30日時点の含み益は52,800円)

妻名義でナンピン買いをしていた頃に、わたし名義でも買っておけばよかった!と切歯扼腕しますが、今からでも遅くないと思い直し、ヤフーファイナンスの新規ポートフォリオにさっそく加えました。 

3位:利益成長と配当増加を両立するインソース

3位 インソース(6200)
利回り4.72%/配当性向50.8%/増配力スコア69.50

今回の条件ではかなり理想に近い銘柄です。
配当推移は、7.75円 → 10.75円 → 13円 → 20円 → 25円 → 35円(予想)
そして予想35円なので、25円→35円=+40%の増配予定です。

ここが非常に重要
配当性向は50.8%。つまり、利益の半分程度を配当に回しながら、配当を大幅に増やしているという構造です。
利回り4.72%も高いので、「現在の配当+将来の増配」という今回の狙いに非常によく合います。
10銘柄の中でも長期保有候補としてかなり上位に置きたい銘柄です。

コプロHD同様、「10万円以内で買える高配当株」として妻名義でナンピン買いを繰り返して400株保有しています。こちらも、今からでも遅くない!と思って、新規ポートフォリオに組み入れました。 

妻名義で400株保有(平均取得単価646円、8月30日時点の含み益は38,000円)

ChatGPTは結論部分で、 

🥇「高配当+増配力」の両方を狙う

  1. ビジネスブレイン太田昭和
  2. コプロHD
  3. インソース

この3銘柄を最上位に評価します。

と書いています。4位以降も詳細な説明は続くのですが、さすがに紙幅の都合で割愛します。 

複合指標の活用で投資判断の精度を高める生成AI分析手法

きのうの「増配力スコア」で見れば、 

  • 3位 ビジネスブレイン太田昭和 
  • 7位 コプロHD 
  • 10位 インソース 

です。いずれも増配力スコアでは上位に位置していますが、きょうの推奨10銘柄を見ると、7位のスパークス以下は、増配力スコアではいずれも圏外です。 

配当利回りや配当性向を掛け合わせただけで、これだけ推奨銘柄が変わるわけです。 

データは一つだけで判断せず、いろいろと掛け合わせて投資判断の練度を上げることが重要ということでしょう。 

その際の有力なサポート役がChatGPTなどの生成AIとなることは確実です。きのうきょうの記事でそのことを”体感”いただけたら幸いです。 

(いしばしわたる) 

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