三菱商事の隠れ優待で訪れる!東洋文庫ミュージアム「『怖い』本」展

三菱商事の隠れ優待で訪れる!東洋文庫ミュージアム「『怖い』本」展

三菱商事(8058)の配当金明細に同封されている「隠れ優待」の無料招待券を活用して、東洋文庫ミュージアム(東京・駒込)で開催中の企画展「『怖い』本」を訪れました。古書や浮世絵に描かれた多様な「恐怖」の展示内容と、あわせて楽しみたい常設展の魅力をご紹介します。(2026.8.29)

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三菱商事の隠れ優待で巡る東洋文庫ミュージアムの魅力

三菱商事(証券コード:8058)は優待制度を導入していませんが、配当金明細書と一緒に入ってくるのが、左上隅に「株主様へ」と書かれた東洋文庫ミュージアムの無料招待券です。 

1枚に2回分の招待券が付いていて、1人で2回行くこともできれば、2人で1回行くこともできます。 

東洋文庫ミュージアムは「アジア全域の歴史と文化に関する東洋学の専門図書館・ミュージアム」というもので、1924年(大正13年)に三菱3代目社長の岩崎久彌が創設。蔵書総数は約100万冊にのぼり、国宝5点と重要文化財7点が含まれているそうです。 

時代で変わる恐怖をたどる企画展「『怖い』本」を鑑賞

常設展示のほかに定期的に企画展を開催しており、現在開催中なのが「『怖い』本」です。 

時代や地域を越えて、恐ろしい事実を知らせるため、教訓とするため、時には、ぞっとする感じを楽しむため、数多くの「怖い」本が書かれてきました。そのような資料をひも解くと、普遍的な怖い本だけではなく、昔は怖くなかったが今考えると怖い本や、今は怖くない本など、「怖い」という感覚は時代と共に変化していることが見えてきます。本展では、「怖い」という言葉から連想される様々なテーマで資料を展示します。 

どうです? 面白そうでしょう? ということで三菱商事の隠れ優待を使って観に行ってきました。 

建物2階が企画展コーナーで、怖さを引き立たせる趣向からか、暗い会場に陳列された本などがライトで浮かび上がるレイアウトです。 

あえて暗い展示会場にして恐怖心を際立たせる趣向

大宰府に左遷された菅原道真(845-903)の死後、京で落雷などの災いが続き、道真の祟りと恐れられた話をまとめた「菅家物語」(室町時代成立、江戸時代前期・17世紀写)もあれば、上田秋声「雨月物語」(1768年)も陳列されています。 

「菅家物語」
「雨月物語」

釜茹での刑に処せられた石川五右衛門を題材とした江戸時代の絵入り小説「石川村五右衛門物語」(1776年)は、ちょうど釜茹でのページを開いて飾ってありました。 

「石川村五右衛門物語」

浮世絵もあって、歌川国芳が安達ケ原の鬼婆伝説をもとにした「安達原一つ家の図」(1856年)が陳列されていました。 

「安達原一つ家の図」

そのほか、16世紀から17世紀にかけて布教活動のため訪れた宣教師たちの拷問シーンを克明に描いた「日本殉教精華」(1650年)など海外の書物もあり、とてもユニークな企画展でした。 

国宝や重要文化財が並ぶ常設展示と企画展の開催概要

常設コーナーも興味深い書物が飾ってあります。清少納言の「枕草子」の写本(1674年頃)やマルコ・ポーロの「東方見聞録」(1664年)、1315年書写で現存最古級の「論語集解」(重要文化財)などを観ることができます。 

「枕草子」
「東方見聞録」
「論語集解」(重要文化財)

この内容なら、三菱商事の隠れ優待でなくても一見の価値はあります。 

「『怖い』本」は9月23日まで。一般は1000円で、65歳以上・大学生・高校生は割引があり、中学生以下は無料です。 

(いしばしわたる) 

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