【ネタバレなし】嘘から始まったサバヨミ生活の果てに!全7シーズン完走で放つ『Younger』の魅力

【ネタバレなし】嘘から始まったサバヨミ生活の果てに!全7シーズン完走で放つ『Younger』の魅力

休日にNETFLIXで作品を探す際、長編ドラマは敬遠しがちです。しかし、邦題『ライザのサバヨミ大作戦』で知られるアメリカのドラマ『Younger』は見始めたら止まらなくなる魅力に溢れています。1話20〜30分というテンポの良さで全7シーズンをイッキ見した筆者が、ネタバレなしで本作の魅力を語ります。(2026.8.15)

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26歳と偽り出版業界へ!40歳シングルマザーの再出発

それにしても、邦題の『ライザのサバヨミ大作戦』というのは、何とも昭和のラブコメ感というか、一昔前のバラエティ番組っぽさ丸出しですよね…

主人公は、40歳で夫の浮気で離婚された、大学生の娘を持つシングルマザーのライザです。 

大学出たてのころに出版社で数年働いた経験があるものの、専業主婦で15年も空白期間がある。出版業界に再就職したくてもどの面接でも断られ、友人の助言もあって、26歳と偽って出版業界の助手として働くようになったことから物語は始まります。 

40代で20代のふりができること自体が驚きですが、年齢差別ってあるある、と思いながらドタバタラブコメディのつもりで観始めました。 

1話20〜30分という圧倒的なテンポの良さで、気づけば全7シーズンをイッキ見! 

完走した今、ちょっとロス感を覚えています。観続けてしまったのは、ドラマの中に、迷える現代女性の姿を見たからかもしれません。 

インパクト抜群の女性上司と理想の年下男子ジョシュ

本作の世界観を支える裏の主役といえば、ライザの上司ダイアナです。 

毎回「どうやって首を支えているの!?」と驚くほどインパクト抜群の巨大なネックレスをスタイリッシュに着こなす彼女のファッションは楽しみでした。 

演じるミリアム・ショアのコミカルな目の表情の演技も本当に最高!呆れた目、企む目、そして時折見せる部下への温かい目など、目力だけで笑いと素晴らしいコメディセンスを生み出す彼女の存在感は、このドラマに欠かせない唯一無二のスパイスです。 

そして、このドラマを語る上で絶対に外せないのが、ライザを惑わせる年下の彼氏・ジョシュの圧倒的なイケメンぶりと魅力です。 

ニコ・トルトレッラが演じるジョシュは、ブルックリンのタトゥーアーティストという最高にクールな肩書きに違わぬルックスの持ち主。鍛え上げられた体にスタイリッシュなファッション、そして何よりライザをまっすぐに見つめる甘いルックスには、毎シーズン何度も胸がときめきました。 

しかし、彼の本当のカッコよさは外見だけにとどまりません。年齢の嘘をめぐる葛藤のなかでも、常にオープンで、嘘のないピュアな心でライザを包み込もうとする器の大きさ。傷つきながらも一途に相手を想い、どんな時も味方であり続けようとする優しさは、まさに「理想の年下男子」そのもの。彼が画面に映るたびに、ドラマのロマンス度がグッと跳ね上がりました。 

嘘を超えた深い絆!仕事と恋を支えるシスターフッド

ですが、そんな甘い恋愛要素や強烈なキャラクターたちに引けを取らないほど、本作で最も私の心を揺さぶったのは、やはり同僚ケルシーとの友情物語(シスターフッド)でした。 

二人の関係は、単なる「会社の同僚」や「うわべの友達」を超えています。中身は思慮深い40歳のライザと、助手を経て、編集者になった26歳のケルシー。二人が、互いを本好きのプロフェッショナルとして心からリスペクトし、柔軟な発想で仕事の新境地を拓いていく姿がとにかく尊いのです。 

嫉妬など、女性同士の足を引っ張り合うようなドロドロした展開は一切なく、仕事のトラブルや恋愛の荒波に揉まれても「お互いを輝かせるため、守るため」に常に奮闘する。嘘から始まった関係であっても、さまざまな悩み事を赤裸々に打ち明けるなかで、ブレなくなっていく二人の絆の深さに感銘しました。 

ジョシュとの甘いロマンスも魅力的ですが、それすらも二人の人間的な成長や絆を強くするための素晴らしいエッセンスに思えてくるほどです。 

華やかなニューヨークの出版業界、ダイアナの強烈な目力、ジョシュの眩しいイケメンぶり、そしてライザとケルシーの熱い友情。オフィスでの仕事着なのに、くるくる変わるファッション。ボディーラインがきれいなライザが着ると、こんなふうになるのねと納得するなど、全7シーズン、どこを切り取っても愛おしい作品でした。

何か新しいことに挑戦したい人、元気が欲しい人、あるいは身悶えするようなロマンスや「大切な友達」がいるすべての人に、胸を張っておすすめしたい最高のドラマです! 

まだご覧になっていないあなた、ぜひ暇つぶしにどうぞ。 

(ruru)

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