10万円以下で購入可能な「高配当株」を厳選抽出してから3か月が経過しました。本記事では、実際に購入した10銘柄の評価損益と運用実績を公開します。株価下落局面での分散投資とナンピン買い戦略がどのように機能したのか、具体的な取引履歴とともに詳しく検証していきます。(2026.7.22)
- 10万円以下の高配当株10銘柄を購入し、3か月後の評価損益と運用結果を公開。
- 株価下落局面において100株ずつのナンピン買いを徹底し、平均取得単価を抑制。
- 配当余力の高い銘柄選定と分散投資により、下落リスクを抑えた運用を実現。
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10万円以下で選ぶ高配当株投資の基本方針
きょうの記事は、ちょうど3か月前の4月23日に公開した記事「NotebookLMで厳選!減配リスクを抑える「10万円以下」の高配当株19選」のフォローアップが目的です。
4月23日の記事からエッセンスを再掲します。
NotebookLMで厳選!減配リスクを抑える「10万円以下」の高配当株19選
- 高配当株投資の最大リスクである「減配」を避けるには、利益剰余金から算出する「配当可能年数」の確認が必須
- 『ダイヤモンドZAi』2026年6月号のデータをNotebookLMで解析し、10万円以下で購入可能な配当余力の高い21銘柄を抽出
- さらにROEや四季報スコアで絞り込み、分散投資に最適な厳選19銘柄のポートフォリオ構築術を公開
この記事は、『ダイヤモンドZAi』2026年6月号の別冊付録「配当利回りトップ250の配当余力大診断」から、10万円以下で購入可能な配当余力の高い銘柄を生成AI「NotebookLM」を用いて絞り込んだプロセスを書いています。
なぜ「10万円以下で購入可能」な銘柄にしたかと言うと、
買付余力が仮に50万円だったとすると、金額の大きい銘柄なら1つ2つ買えば上限に達してしまいます。でも、10万円以内の銘柄なら、最低5銘柄を購入できます。それだけ分散投資が効くというわけです。
というように分散効果を狙ったことと、ナンピン買いがしやすいからです。
多くの銘柄が3月末権利確定ですから、いくら高配当株でもしばらく配当金を得ることはできません。10万円以内の銘柄なら、株価が下がったら100株買い増し、さらに下がったら100株買い増し…というふうに来年3月まで長期に購入のタイミングを探ることが可能です。
我が家で購入した高配当株10銘柄と運用成績
この記事で抽出した19銘柄のうち、わたし名義と妻名義で購入したのは以下の銘柄です。
【わたし名義】
銘柄名 証券コード 保有株数 平均取得単価 評価損益 UTグループ 2146 400 178.6 160 パーソルHD 2181 400 236.17 9332 クイック 4318 500 768.52 3240 セブン銀行 8410 300 266.3 14520 アコム 8572 300 457.03 10521
【妻名義】
銘柄名 証券コード 保有株数 平均取得単価 評価損益 インソース 6200 400 646 17600 コプロHD 7059 400 797 6800 フタバ産業 7241 200 980 7800 東リ 7971 300 630 7800 アコム 8572 200 455.9 7240 オプティマスグループ 9268 500 415 -2500
厳密には、4月23日の記事でリストアップした19銘柄に含まれる、セプテーニHD(4293)をわたし名義と妻名義で1000株ずつ、ビジネスブレイン太田昭和(9658)を妻名義で300株購入しています。
ただし、両銘柄は途中で株主優待銘柄であることに気づき、株価の水準を気にせずに優待の権利が発生する必要の株数を購入しました。そのため、「下げたら買い増す」銘柄という趣旨とは異なると判断し、上記の一覧から除外しました。
重複するアコム(8572)をひとつにカウントして合計10銘柄のうち、含み損はオプティマスグループ(9268)だけで、評価損益の合計は+8万2513円になります(時価評価額の総額は211万0560円、含み益率は+3.91%)
これなら、十分良好な成績と言えるのではないでしょうか。
ナンピン買い戦略の具体的な取引履歴と効果
もっとも、この3か月のあいだに株価が下落し続けた銘柄が少なくないのです。最初のうちは、

ずっと下がり続けてるなあ…目算が狂ったか?
と焦りましたが、ここは初志貫徹とばかり、100株ずつナンピン買いを続けました。実際の取引履歴を見てみましょう。
妻名義のインソース(6200)の約定単価は、
667.6円 → 664.5円 → 632.8円 → 619円
と見事に下がっています。ナンピン買いを繰り返して400株まで積み上がりました。
同じく妻名義のコプロHD(7059)の約定単価も、
838円 → 816円 → 775円 → 757円
ときれいなナンピン買いです。
わたし名義のUTグループ(2146)の約定単価も、
183.4円 → 179円 → 177円 → 175円
とナンピン買いを繰り返しました。
それが、きょう(7月22日)現在、3銘柄いずれも含み益を出していますから、

いや~、ナンピン買いの効果がようやく出てきた…
と胸をなでおろしています。
配当利回り5%超が5銘柄、4%超が5銘柄と高配当株ばかり
特にきょう(7月22日)はインソース(6200)が急騰しました。前日夕方に記念配当と自社株買いを発表したことを好感して、前日比9..35%増の急騰ぶりです。
インソースの3か月チャート図(ヤフーファイナンスより)
NotebookLMで抽出した19銘柄のうち、我が家が購入した「下げたら買い増す」の10銘柄と株主優待に着目したセプテーニHD、ビジネスブレイン太田昭和の合計12銘柄は、いずれも配当余力のある高配当株です。
配当利回り順に並べると、以下のとおりとなります。
| 銘柄名 | 配当利回り |
| UTグループ | 5.72 |
| コプロHD | 5.53 |
| 東リ | 5.18 |
| インソース | 5.07 |
| パーソルHD | 5.01 |
| クイック | 4.9 |
| ビジネスブレイン太田昭和 | 4.54 |
| アコム | 4.47 |
| フタバ産業 | 4.42 |
| オプティマスグループ | 4.39 |
| セプテーニHD | 3.57 |
| セブン銀行 | 3.5 |
分散が効いて、ナンピン買いしやすいーー。もくろみ通りの結果となり、満足していますが、株高がいつまでも続くとは限りません。今後、株価が下がるかもしれません。
ただその場合も、もともと配当余力のある高配当株に着目して抽出した銘柄ですから、迷うことなくナンピン買いしようと思っています。
(いしばしわたる)
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