一度習慣になるとなかなか変更しようと思わない…。そんな自分の習慣を時たま”点検”しようとキャッシュレス決済を特集したムックを久々に読みました。習慣の見直しは不要という結論でしたが、流行りのポイント経済圏の”現在地”を知るきっかけになりました(2025.8.5)
〈PR〉
楽天ペイ、iAEON、JREカード
楽天マガジンで読んだムックは「マネー超大全」(晋遊舎刊)。先月配信されたばかりの電子版限定ムックです。

内容を紹介する前に、わたしのキャッシュレス決済の現状を明かしておきます。
最も使用頻度が高いのは楽天ペイで、楽天キャッシュからオートチャージされる設定にしています。楽天キャッシュは楽天カード(ポイント還元率1%、年会費無料)に紐づけ、楽天カードは楽天銀行に紐づけてあります。典型的な楽天経済圏の住人です。

楽天ペイと楽天経済圏についてはこちらをごらんください
”四種のーー”と言いたくなる、経済圏に必要不可欠な4つの要素
最寄り駅近くにあるイオンでの買い物はiAEONアプリで支払います。iAEONはイオンカード(ポイント還元率0.5%、年会費無料)に紐づけ、イオンカードの引き落とし先は楽天銀行です。
同じく最寄り駅のアトレでの買い物はJREカード(ポイント還元率0.5%、年会費524円)で支払います。アトレの買い物に限って3.5%の還元率になるためです。電車やバスの支払いはモバイルSuicaを使い、オートチャージ設定の引き落とし先はJREカードです(カードの引き落とし先はJRE BANK)

iAEONアプリはこちらの記事をごらんください
iAEONがアップデート…決済もクーポン使用も1つのアプリで
JREカードはこちらの記事をごらんください
「いつの間にか貯まる」ならモバイルSuica×ビューカードが一番
つまり、イオンとアトレ以外はほとんど楽天ペイで支払う、ということになります。
普及率トップはPayPay
でも、キャッシュレス決済でいちばん利用されているのはPayPayという記事はよく目にします。例えば、「キャッシュレス決済は“楽天カード×PayPay”の時代!非接触はモバイルSuicaが独走」という記事を読むと、
キャッシュレス決済が急速に普及したことにより多様化した決済サービスだが、どれが多く利用されているのだろうか。MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女25,000人を対象に2025年7月2日~7日「2025年7月決済・金融サービスの利用動向調査」を実施したので、早速見てみよう。
イチオシ – キャッシュレス決済は“楽天カード×PayPay”の時代!非接触はモバイルSuicaが独走
(中略)
現在利用しているQR・バーコード決済は何かを尋ねると(複数回答可)、「PayPay」65.2%で最も多く、次いで「楽天ペイ」35.9%、「d払い」28.2%、「au PAY」20.1%となった。
と出てきます。65%という普及率はやはり無視できません。

PayPayねえ。一応インストールはしてあるけど、楽天経済圏から乗り換えるだけのメリットは感じないからなあ…
ただ、気になるのは気になるので、ムックで便利さを確認してみよう…と思ったわけです。
QRコード決済「4大サービス」
ムックのパート1は「QRコード決済超入門」で、まさにPayPayなどのキャッシュレス決済の特集です(厳密に言えば現金決済以外はすべてキャッシュレス決済なので、このムックはクレカなどと区別して「QRコード決済」と表記しています)
「導入編」の「キャッシュレス決済はどれを使うべき?」というページは、
- PayPay
- 楽天ペイ
- d払い
- au PAY
を「4大サービス」と紹介して、
圧倒的シェアのPayPayは、実はアプリがあれば誰でも簡単に始められる、初心者におすすめのキャッシュレス決済です。
と書いています。その理由は、
- 審査なしで使い出せる
- 現金で払うよりお得
- 割り勘もスマホで
- 会計ごとにポイントが貯まる
の4つを挙げています。ただ、これは楽天ペイもd払いもau PAYも同じなので、PayPayに特化したおすすめ理由というわけではありません。
楽天ペイ推しの記述
そして「基本編」以下、ページを進めていくと、ポイント還元率はむしろ楽天ペイのほうが有利だったりします。そして「「クレカなし使い」なら楽天Payが最強」というページが…。
複雑な連携が苦手な人は楽天ペイがおすすめです。現金チャージ利用で1.5%の楽天ポイントが貯まり、対応店舗でポイントカード提示すればさらに0.5~1%上乗せされます。クレカや銀行口座連携なしでも、200円で4~5ポイントが貯まるお得な決済サービスです。

う~ん、ということは「PayPayが65%も普及しているのはナゼ?」という疑問はいっこうに解けない気がする…
次のページはもっと驚きます。「PayPayは少し手間をかければもっとお得に」という見出しです。
「PayPayステップ」キャンペーンでは、1カ月で「支払い回数30回」と「支払い金額10万円」の2つの条件をクリアすると、翌月の基本還元率が0.5%アップして合計1%に。しかし、10万円の買い物でアップ分は500ポイントなので、正直なところ無理してまで達成する必要はありません。

……65%はほんとナゾだ……
クレカとの紐づけでも、PayPayカードのページでは、ソフトバンクユーザーはお得という記述で、楽天モバイルを使うわたしにはメリットはほとんどない…ということを再確認する内容でした。
ただ、この種のムックは”現在地”を知るには便利です。例えば、楽天ペイがいちばんお得と書きながら、クレカとの紐づけのページで「楽天ゴールドカード」(ポイント還元率1%、年会費2200円)の記述は、
カード単体で利用しても、楽天ペイと連携しても、ポイント還元率は無料カードと変わりません。ポイント目的でゴールドカードを発行するのはやめておきましょう。

何とも容赦ない記述!それだけ公平ということでもあるから信用してよさそう…
Vポイントは番外扱い
なお、気になるのは「5大ポイント経済圏」と言われているのに、いっこうに出てこないVポイントですが、なんとVポイントは「番外編」扱いでした。「最近よく聞くVポイントは決済手段を強化した旧Tポイント」という見出しで、
スマホにクレジットカードを紐づけ、スマホを介してタッチ決済するという方法です。一旦、使い始めてしまえば操作性はシンプルかつ優れているのですが、QRコード決済ほど初心者にやさしくないといえるでしょう。

何とも容赦ない…
「Vポイントのアプリは連携不要で決済までできる」という見出しでは、「Vポイントアプリ」について
現金をチャージして支払いに使えるという点では、QRコード決済と似た面はありますが、チャージは対象店舗のレジで行う必要があります。還元率も「0.25%」と高いわけではないので…

………
「超お得なカード」
このように容赦ない記述も出てくるムックですが、個人的にいちばん嬉しかったのは、JREカードがクレカのページのいちばん最初に出てきたことです。
カードでモバイルSuicaにチャージすると1.5%還元されます。毎月1万円チャージすると、年間で1800円還元される計算に。さらに、駅ビルやエキナカの優待店での買い物で最大3.5%もの高還元がつく、超お得なカードです。

そうそう!その通り!JR東日本はVポイントを見習ってもっと宣伝に力を入れればいいんだよな…
ということで、これまでの使いかたの通りでいい…という結論でしたが、熾烈なポイント経済圏の現状(PayPayは普及率の割にメリットは乏しい。VポイントはQRコード決済がないため他の経済圏から劣後して番外編扱い)を知ることもできました。読んでよかったです。
楽天マガジンはサブスク(月額572円、年額5500円)ですが、この種のムックも読めるのが魅力です。はじめて利用する人向けの割引もあるので、気になる人はチェックしてみてください。
(いしばしわたる)
〈PR〉

