新しい株主優待の方法かもしれません。今回はじめて優待で貰った「デジコ」を使ってみました。好きなデジタルギフトが選べて入手方法もいたって簡単。これは採用する企業が増えるかもしれません(2025.3.18)
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CARTA HOLDINGSの優待
最初に今回貰った株主優待の銘柄情報を紹介しましょう。
CARTA HOLDINGS(証券コード:3688)
ヤフーファイナンスより
企業情報:電通グループ傘下。ネット専業2社が統合。メディアプランニングや広告配信システムが柱
配当利回り:4.10%
株主優待: デジタルギフト「デジコ」において利用可能なギフトコード(継続保有3年未満:1000円相当、3年以上:1500円相当)(100株以上)
権利確定月:6月、12月
ここで出てくるデジコとは、CARTA HOLDINGSのグループ会社「DIGITALIO」が運営するデジタルギフトで、AmazonギフトカードやApp Store&iTunesコードなどのデジタルギフトに交換できる、というものです。
8種類のデジタルギフトから選べる
昨年12月末の権利確定前にわたし名義と妻名義で100株ずつ「CARTA HOLDINGS」株を購入、その株主優待のデジコが配当金の案内と一緒に郵便で届きました。

CARTA HOLDINGSの株主優待で交換できるデジタルギフトは以下の8種類です。

Amazonギフトカードに交換
わたしはAmazonで電子書籍(Kindle)や中古本をよく買うのでAmazonギフトカードを選びました。デジコの案内文に印刷されてあるQRコードを読みこみ、8種類のギフトコードからAmazonギフトカードを選択すると、ギフトカードに交換する画面になります(画像1)

そこで発行されたギフトカード番号をコピーしておきます(画像2)

次の画面でAmazonに遷移するので、ID・パスワードを入れてギフトカード欄に先ほどコピーしたギフトカード番号をペースト、登録すればOKです。妻の了解を得て、わたし名義と妻名義を両方ともわたしのAmazonに登録したので合計2000円になりました(画像3)

これが半年に一度貰えて、3年後には1500円相当にアップするので合計3000円のギフトコードを半年ごとに貰えるようになります。なかなかお得な株主優待ですね!
さっそく優待に採用する企業も
デジコはつい最近「アンケート機能付き株主優待配布サービス」を提供したそうです。
企業は、株主との良好な関係を築き、経営を向上させるために、株主の意見を収集したいと考えています。近年、手軽で喜ばれるデジタルギフトが株主優待として人気ですが、従来の方法では、株主から直接意見を聞く機会が限られていました。
そこで「デジコ」は、株主がオンライン上で多様なギフトを自由に選択できるデジタル株主優待に、企業が株主の貴重な声を直接収集できるアンケート機能を付加した「アンケート機能付き株主優待配布サービス」を開発しました。企業は、株主優待として選べるデジタルギフトを贈る際に、アンケートを同時に実施することで、株主の満足度向上と継続的な関係構築を効率的に実現できます。
株主とのエンゲージメントを深める「アンケート機能付き株主優待配布サービス」を提供
さっそく導入する企業も出ていて、「AI CROSS」(証券コード:4476)が株主優待でデジコを選択できるようにしました。
AI CROSS(証券コード:4476)
企業情報:SMS・チャットのプラットフォームを開発。データ分析や需要予測プラットフォームも提供
配当利回り:0.00%
株主優待:QUOカード1万5000円分もしくはデジタルギフト1万5000円分を選択(300株以上)
権利確定月:6月、12月
QUOカードよりも便利
株主優待ではQUOカードを採用する企業が非常に多く、わたしも毎年たくさんのQUOカードを株主優待で貰っています。
QUOカードはコンビニならどこでも使えますが、コンビニはキャッシュレス決済で支払ったほうがポイントも付与されてお得なため、わたしは本屋さんで本や雑誌を買う時にQUOカードをもっぱら使っています。

裏を返せば、QUOカードは使える店が限定されている…とも言えるわけで、デジコのように自分で選択できるのは、とても便利なことではないでしょうか。
デジコを運営するDIGITALIOが行った調査でも、デジコのように「自分で選べる」株主優待の方が嬉しいと回答した人が6割近くにのぼっているそうです。
企業側にもアンケート機能というメリットがあるなら、徐々にデジコを株主優待に採用する企業が増えてきそうな予感がします。
(いしばしわたる)
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