2025年のポイ活はスマホアプリが”主戦場”の予感がします。特に昨年末に楽天がリリースした「iGrow」は便利な機能が満載ですし、人気の家計簿アプリ「マネーフォワードME」はVポイントが貯まるのが魅力です(2025.1.11)
〈PR〉
資格不要で稼ぐなら「クラウドワークス」24年はポイ活が大きな話題に
わたしは2018年ごろから意識して楽天ポイントを貯めるようになりましたが、それでも2024年はポイ活が大きな話題になった1年だったと実感します。
ポイ活の老舗Tポイントが吸収される形で新生Vポイントが登場したのが一番ホットな話題でしたが、dポイントがAmazonと連携したり、JR東日本がJRE BANKを開設してJREポイントを推進する姿勢を鮮明にしたり……。
ユーザーからすれば「あれも、これも」は大変なわけで、メーンの経済圏とサブの経済圏を絞ろう……という雑誌の特集もありました。昨年末には楽天が「2025年のキーワードは『寄せ活』だ」とアピールしたりもしました。
わたしはと言えば、メーンが楽天ポイントであるのは今年も変わらず、サブがJREポイントというのも変わりません。でも、その次に位置するVポイントも、貯まったらSBI証券で投資信託をスポット購入するつもりで、現状、この3つの経済圏に絞った状態です。このことは昨年末に記事にもしました。
ですから、PayPayやdポイント、Pontaポイントなど他の経済圏のことは詳しくないので、あくまで偏ったポイ活ユーザーの個人的感想だと思って、以下の記事はお読みください。
預金残高もリアルタイムに反映
今年に入って「これはかなり便利かも…」と思っているのが、楽天証券が昨年末にリリースした「iGrow」です。
外出先で国内株を買付注文する時、わたしは基本的にスマホのホーム画面に張り付けた楽天証券のページからアクセスして行っています(iSPEEDもアプリは入れてあるのですが、慣れた習慣はなかなか変えられません…)
IGrowは国内株の売買は未対応のため、買付注文自体はできませんが、リアルタイムに反映してくれるので、例えば買い増しで金額が変わった平均取得価額を知りたい時はiGrowで確認するようになりました(わたしはヤフーファイナンス、会社四季報ONLINE、配当管理の3つのアプリ/サイトで保有銘柄をポートフォリオ化して手入力で管理しているので、保有株数以外に平均取得価額がどうしても必要になるのです)
国内株を買付注文する際、意外と大事なのが銀行口座の預金残高です。狙っている銘柄が安くなって「買い時かも…」と思っても、クレカの引き落としなど生活防衛資金は現金で持っておく必要があるので、預金残高を減らし過ぎるわけにはいきません。
これもiGrowで楽天銀行を連携しておけば、預金残高がリアルタイムに反映されるので、iGrowで確認するようになりました。
預金残高は、楽天銀行のアプリを起動すればわかるのですが、いちいちアプリを切り替える手間がかかります。また、家計簿アプリはどうしても時差が生じるので、iGrow上でリアルタイムの預金残高をチェックできるのは地味に便利です。
配当金や貸株の入金も通知
もうひとつ、iGrowが助かるのは、配当金や貸株の入金がスマホの通知画面に出てくることです。
スマホの通知はクリックすると消えてしまいますが、FEEDから国内株式チームのメッセージを確認すれば、ちゃんと文字に残っています。
投資信託も通知がきます。投資信託は買付もできるので、楽天ポイント(通常ポイント)が100ポイント以上になったら、iGrowからインデックス型投資信託のスポット購入していますが、約定の通知もちゃんと履歴に残っています。
iGrowでの投資信託購入の方法は以下の記事を参照してください
iGrowは使い勝手が抜群です:投資信託スポット購入の操作もカンタン
いずれ国内株の売買にも対応する可能性がありますし、もしかしたら「iGrowを使うたびに楽天ポイントが貯まる…」といったポイ活の機能も実装されるような予感もします。
いずれにしましても、わたしの楽天証券・楽天銀行はスマホのiGrowから、妻の楽天証券・楽天銀行はアイパッドのiGrowから…という使い方がすっかり定着しました。
Vポイントに交換できる
さて、そんなお気に入りのアプリとなったiGrowですが、家計簿アプリの定番「マネーフォワードME」も、ポイ活という点では急速に進化しています。
今朝起動したら310ポイントをGETしたという画面がポップアップしました。
このうち300ポイントは、プレミアムサービス(スタンダードコース)の会員になると初回のみ付与されるものでしたが、このポイントは50ポイントごとにVポイントに交換できます。さっそく交換の手続きを行いました。
申請から1週間から1か月程度かかるというのは、ずいぶんアバウトな…と思いますが、Vポイントに交換されたら、いつものようにSBI証券でインデックス型投資信託のスポット購入に充当します。
成否を分けるスマホ機能の向上
なんでもスマホアプリの時代ですが、それだけに死蔵してしまうアプリも多く、トップ画面に残り続けるのは容易ではありません。サービスが少しでも劣っているとみなされれば、すぐに”お蔵行き”です。
その点、iGrowもマネーフォワードMEも、わたしのスマホアプリの中心に陣取っています。
どのポイント経済圏もスマホアプリの使い勝手をいっそう向上させてくるでしょうし、その使い勝手が、経済圏競争の成否を分けそうな気がします。
(いしばしわたる)
〈PR〉
登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら