年4回発行される「会社四季報」。分厚くて、字がことのほか小さくて…。ついに我慢できずに夏号から「会社四季報ONLINE」を使い始めましたが、これはとても便利です。字も大きいし、何よりポートフォリオ化すれば一覧性に優れています。NISA成長投資枠の銘柄探しにも役立っています(2024.12.21)
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「四季報」新春号は12月18日発売
会社四季報の最新版は12月18日に発売された2025年新春号です。発売日に会社四季報ONLINEのデータも更新されました。
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12月発売の新春号は、翌年の資産運用を考える重要な指標となります。わたしもさっそく現在保有する銘柄から配当利回りが高い順に買い増し候補を洗い出し、ポートフォリオを作成しました。
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四季報データもすべて更新
銘柄をクリックすれば、最新の四季報の文章が読めますし、配当利回りや業績(売上高、営業利益、1株利益、1株配当等)といった必要なデータは、すべてこの1ページに収められています。
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四季報で大事なのは赤枠部分です。クラッチ専業メーカー「エフ・シー・シー」(証券コード:7296)の場合は、「会社比強気」「増額」と書いてあります。
「増額」は業績予想が改善したことを表しています。「会社比強気」は四季報記者の予想する営業利益と会社の予想営業利益を比べて乖離率が3%以上の銘柄につきます(乖離率30%以上なら「会社比大幅強気」)
ポートフォリオ化した銘柄は、この部分をみて「減額」「会社比弱気」などの記述の銘柄は、基本的に買い増し候補から除外します。
一覧性に優れる「スコア」画面
先ほど「一覧性に優れている」と書いたのは、ポートフォリオ化すれば、チャートもスコアも一覧できるからです。
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特に「スコア」は便利です。高配当銘柄ばかり選んでポートフォリオ化し、減額予想のところは省いたものの、将来的に成長が期待できるか、その銘柄は果たして割安かどうか、といったなチェックは「スコア」を確認します(実際に買付注文する際は個別データを確認しますが、候補段階なら「スコア」で十分…とわたしは思っています)
この一覧性の良さは、紙の会社四季報では味わえません。四季報ONLINEの会員になってよかったと実感します。
NISA候補もポートフォリオ化
12月18日発売の新春号を反映した会社四季報ONLINEのデータは、12月27日から買付可能となるNISA成長投資枠の銘柄選びにも当然役立ちます。さっそくポートフォリオを作成しました。
大半はわたしと妻が24年中に購入した銘柄です(理由は最近記事にしました)
![25年のNISAスタートまで10日を切りました](https://i0.wp.com/hintnomori.com/wp-content/uploads/2024/12/25nisa.png?fit=734%2C301&ssl=1)
でも、まったく同じではありません。新規に加えたのは
- MS&AD(8725)
- 野村ホールディングス(8604)
- 大和証券グループ本社(8601)
- SBIホールディングス(8473)
の4銘柄です。いずれも特定口座で保有している銘柄ですが、先の買い増し候補の洗い出しから、
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この銘柄は高配当だし、成長も期待できるから、NISAの成長投資枠で買い増してもいいかな…
と考えてリストに加えました。
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次がスコアの一覧画面です。
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スコアで注目しているのは「成長性」と「割安度」です。買い増し候補と同じ理由で、将来的な成長が期待できるかどうか、割安かどうかーーは、NISAの場合は特に重要な判断材料と考えています。
ベーシック会員は月額1100円
会社四季報ONLINEは、四季報の文章が読めたり、ポートフォリオを作成したりできるのは「ベーシック会員」からです。
わたしはベーシック会員(年会費払い)で申し込みました。
「プロ厳選の500銘柄」も併用
四季報ONLINEと、会社四季報の発売日に合わせて発売される「会社四季報プロ厳選の500銘柄」という紙の雑誌を読んで、今後3か月の投資方針を考えます。紙の雑誌だから付箋だらけにして読めるのが便利です。
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![最初の気づき(ヒント)を教えます](https://i0.wp.com/hintnomori.com/wp-content/uploads/2023/08/119102.png?w=800&ssl=1)
「会社四季報プロ厳選の500銘柄」についてはこちらをごらんください
8月の大暴落を受けてどんな記述になっているか…「プロ厳選の500銘柄」
デジタルの良さと紙の雑誌の良さはそれぞれあります。うまくハイブリッドしながら銘柄選びに役立てたいと思います。
(いしばしわたる)
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